婚約・プロポーズ

プロポーズで贈る婚約指輪の相場は？地域別・年代別や、プロポーズ全体の相場もご紹介

2024.09.07

婚約・プロポーズ, 婚約指輪（エンゲージリング）の相場・価格

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「結婚してください」の言葉と共に、プロポーズで贈る婚約指輪。

愛の証として相応しい婚約指輪を選ぶにあたって、「相場っていくらぐらいなんだろう」と疑問に感じている方は多いでしょう。

今回は、プロポーズ全体の相場、婚約指輪の相場、指輪以外のプロポーズで使用するものに関する相場についてお話します。

また、プロポーズにぴったりな婚約指輪の選び方、プロポーズで婚約指輪を用意するときに押さえておくこともご紹介しますので、参考にしてみてください。

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1 婚約指輪の前に。プロポーズ全体の相場
2 プロポーズで贈る婚約指輪の相場
3 【年代別】プロポーズで贈る婚約指輪の相場
4 【指輪以外】プロポーズで使用するものに関する相場
5 プロポーズにぴったりな婚約指輪の選び方
6 プロポーズ前に！ダイヤモンドの価値「4C」も知っておこう
7 プロポーズで婚約指輪を用意するときに押さえておくこと
- 7.1 女性の好みを考えてプレゼントする
- 7.2 渡し方を考えておく
8 プロポーズのときの婚約指輪。おすすめのブランドは？
9 まとめ

婚約指輪の前に。プロポーズ全体の相場

株式会社ウエディングパークが行った調査によると、プロポーズにかかった合計費用のトップ3として、以下の結果が出ています。

5万円以下：39.4%
30〜40万円以下：25.5%
10〜20万円以下：15.5%

5万円以下の場合は、「電話で話しただけ」などプレゼントは用意せず、日常の中で想いを伝えたケースも。

対して、30〜40万円以下の場合は、「婚約指輪の他に、バラの花束と豪華な食事を用意した」といったコメントもありました。

プロポーズの費用は、婚約指輪の金額はもちろん、どんなシチュエーションで気持ちを伝えるかによって決定することを押さえておきましょう。

プロポーズで贈る婚約指輪の相場

ブライダル誌大手の「ゼクシィ」を運営するリクルート社、ブライダル総研が行った調査（2023年）によると、婚約指輪の全国平均費用は38.2万円でした。

「婚約指輪の金額＝給料3ヶ月分」という話を良く耳にするかもしれませんが、現在は約1ヶ月半が相場といえます。

以下には、地域別の婚約指輪に関する相場をご紹介しますので、参考にしてみてください。

【地域別の婚約指輪に関する相場】

地域名	金額（万円）
北海道	31.5
青森・秋田・岩手	31.7
宮城・山形	30.2
福島	40.6
茨城・栃木・群馬	32.6
首都圏	43.3
新潟	29.9
長野・山梨	32.5
富山・石川・福井	34.2
静岡	35.7
東海	38.4
関西	39.4
岡山・広島・山口・鳥取・島根	32.2
四国	38.2
九州	31.6

「相場以上の婚約指輪を選びたい方」はこちらの記事も参考に

【年代別】プロポーズで贈る婚約指輪の相場

プロポーズで贈る婚約指輪の相場は、年代によっても異なるもの。

こちらでは、マイナビウェディングの調査をもとに、「20代」「30代」「40代」における婚約指輪の購入額をご紹介します。

20代

20代における婚約指輪の購入額トップ5は以下の通りです。

30〜40万円未満：30%
20〜30万円以下：28.7%
40〜50万円未満：13%
20万円未満：10%
50〜60万円未満：7%

社会人として働き始める人の多い20代は、他2つの世代と比べて、「20〜30万円以下」の割合が最も多いという結果が出ています。

20代の場合、収入面をふまえて、婚約指輪の金額を全国平均費用より抑えている方が多いのかもしれません。

30代

30代における婚約指輪の購入額トップ5は以下の通りです。

30〜40万円未満：33%
20〜30万円以下：25%
40〜50万円未満：12%
20万円未満：9%
50〜60万円未満：7%

後輩ができ、任される仕事も多くなる30代。

給与面も徐々に増える傾向にあるからか、「30〜40万円未満」の割合が20代より多い結果になりました。

40代

40代における婚約指輪の購入額トップ5は以下の通りです。

20〜30万円以下：30%
40〜50万円未満：21%
50〜60万円未満：13%
30〜40万円未満：12%
20万円未満：9%

人生を80年とするなら、40代は大切な折り返し地点ですね。

昇進や昇格、さらに転職によって30代より年収が増える方が多いからか、「40〜50万円未満」が21%という結果が出ています。

【指輪以外】プロポーズで使用するものに関する相場

プロポーズに使用するものは、指輪以外にも以下のように様々なものがあります。

花束
レストラン
ホテル
サプライズ費用

こちらでは、指輪を除いたプロポーズで使用するものに関する相場をご紹介します。

花束

普段受け取る機会の少ない花束は、実は女性が喜ぶプレゼントの1つ。

予算は、大体5,000円〜2万円程度が多いそうです。

特に、プロポーズに人気のバラの花束は本数によっても意味があるもの。

108本のバラなら「結婚してください」という意味がありますが、たくさん用意することが難しい場合は、「私にはあなただけ」「一目惚れ」といった意味が込められる1輪のバラをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

「プロポーズに最適なバラの色」はこちらの記事も参考に

レストラン

リッチなレストランでプロポーズされることに、憧れを持っている女性は多いはず。

プロポーズにぴったりな高級レストランを利用したい場合は、3〜5万円を用意しておくと良いでしょう。

人気のレストランはすぐに予約が埋まってしまうので、できるだけ早く席を押さえておくようにしてくださいね。

ホテル

国内旅行や海外旅行に行き、ラグジュアリーなホテルでのプロポーズを考えている方もいるのではないでしょうか。

ホテルのプロポーズ費用としては、旅行先や宿泊日数などによっても変わりますが、5〜10万円程が相場といわれています。

非日常な特別感の中、スタッフのサポートを借りて素敵な演出をすれば、きっと一生忘れられないプロポーズができるはずです。

サプライズ費用

「彼女を驚かせたい！」と思っている方は、サプライズを検討してみるのがおすすめです。

【プロポーズにぴったりなサプライズの相場】

フラッシュモブ：20〜30万円程度
ヘリコプター：10万円程度
ディナークルージング：5〜10万円程度
リムジン送迎：3～5万円程度（1時間の場合）
映画館貸切：5～10万円程度（1時間の場合）

どんなサプライズが好みかは、人それぞれ異なるもの。

彼女のことを思い浮かべながら、特別な演出を考えてみてくださいね。

プロポーズにぴったりな婚約指輪の選び方

プロポーズに贈る婚約指輪を選ぶときは、費用面以外に、以下4つのポイントを押さえておくことが大切です。

流行に左右されないデザインを選ぶ
優先順位で選ぶ
身につけやすさで選ぶ
指の形で選ぶ

一生に一度の贈り物だからこそ、上記4つの選び方をふまえてじっくり検討してみましょう。

流行に左右されないデザインを選ぶ

これから先、生涯を共にする婚約指輪は、流行に左右されないデザインを選ぶのがおすすめです。

年齢を重ねた大人の女性になってもふさわしいデザインとしては、ある程度大きなダイヤモンドがあしらわれた、適度に存在感のある指輪がぴったり。

現在だけではなく、おばあちゃんになったときにも似合う婚約指輪を探してみましょう。

優先順位で選ぶ

婚約指輪を購入するにあたり、何を優先するべきか、事前に検討しておきましょう。

無理のない範囲でとっておきのプレゼントを贈るためにも、費用面やデザインなど、どんなことを優先するか考えてみてください。

身につけやすさで選ぶ

普段から婚約指輪を身につけたいという女性も多いので、愛用しやすいものを選ぶのもポイントです。

「彼女が普段着ているファッションのイメージに合うか」「どんなアクセサリーを持っているか」などをチェックすると、普段使いしやすい婚約指輪を選べるでしょう。

また、婚約指輪が衣服に引っかかることが気になる場合は、ダイヤモンドのセッティング位置や留め方を、お店のスタッフに相談してみてくださいね。

指の形で選ぶ

指の形で婚約指輪を探すことも、見落としたくない選び方でしょう。

手が小さい方は華奢なデザインやウェーブラインのデザイン、手が大きい方はボリューム感のあるデザインや縦長のデザインがgood。

「彼女の指にぴったりな婚約指輪がわからない」という場合は、プロポーズでダイヤモンドをプレゼントし、後日彼女が好みのデザインで加工してもらう方法もありますよ。

プロポーズ前に！ダイヤモンドの価値「4C」も知っておこう

婚約指輪に使われているダイヤモンド。

実は、「4C」と呼ばれる世界共通の品質評価基準が設けられていることをご存じでしょうか。

Carat（カラット・重量／大きさ）
Clarity（クラリティ・透明度）
Color（カラー・色味）
Cut（カット・研磨の美しさ）

上記4つの組み合わせが、ダイヤモンドの品質や価値を決定するのです。

こちらでは、4Cの各要素におけるおすすめのグレードや、予算別にふさわしいグレードをご紹介します。

「婚約指輪のクオリティにこだわりたい！」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

Carat（カラット・重量／大きさ）

婚約指輪の相場にふさわしいダイヤモンドの重量や大きさは、0.3カラット〜です。

他の指標にも左右されますが、婚約指輪の相場にふさわしいダイヤモンドを選定した場合、0.1カラット毎に10万円アップというイメージになります。（超最適価格の場合）

婚約指輪相場を価格に置き換えると約30万円ですので、0.3カラットダイヤモンドが最も選ばれているカラットクラスです。

0.1や0.2はメレダイヤモンドと呼ばれる小石なダイヤモンドと同列で扱われるケースが多いですが、0.3カラットからのダイヤモンドはエンゲージメント用（婚約）ダイヤモンドとして活用される機会が多くなります。

大きさが女性の繊細な指にバランスの良い輝きを与えてくれたりと理由は様々ですが、価値的にも大きさ的にもバランスの取れた最低ラインが0.3カラットからのクラスです。

Clarity（クラリティ・透明度）

婚約指輪の相場にふさわしいダイヤモンドの透明度は、SI（Sightly included）クラス〜です。

カラットに合わせて、以下のようにおすすめのクラリティが変わるので、チェックしてみてください。

【おすすめのクラリティ】

0.3カラット～0.5カラットの場合：VSクラス〜
0.5カラット以上の場合：SIクラス〜

カラットが低くなる分、高いクラリティにすれば、バランスの取れた婚約指輪を選ぶことができます。

Color（カラー・色味）

婚約指輪の相場にふさわしいダイヤモンドのカラーは、Hクラス〜です。

Jクラスの場合は黄色みを帯びたやや悪いクラスに近いため、H以上がおすすめでしょう。

【おすすめのカラー】

0.3カラット～0.5カラットの場合：Fクラス以上
0.5カラット以上の場合：Hクラス以上

Cut（カット・研磨の美しさ）

婚約指輪の相場にふさわしいダイヤモンドのカットは、GOODクラス〜です。

カットは4Cの中で、唯一人の手によって行なわれる部分であり、技術面に関する指標といえます。

GOODクラスはその名の通り「良い」とされるクラスのため、相場で婚約指輪を探している方はこちらのクラス以上を検討してみてください。

予算別にふさわしいグレード

それぞれ少し難しいお話になってしまいましたが、婚約指輪相場にふさわしいダイヤモンドを、予算別にご紹介させて頂きます。

予算	4Cのグレード
30万円〜	カラット：0.3 クラリティ：VS1 カラー：E カット：VERY GOOD
40万円〜	カラット：0.4 クラリティ：VS1 カラー：E カット：VERY GOOD
50万円〜	カラット：0.5 クラリティ：VS1 カラー：F カット：VERY GOOD
70万円〜	カラット：0.6 クラリティ：VVS2 カラー：F カット：VERY GOOD
80万円〜	カラット：0.7 クラリティ：VVS2 カラー：F カット：VERY GOOD
90万円〜	カラット：0.8 クラリティ：VVS2 カラー：F カット：VERY GOOD
100万円〜	カラット：1.0 クラリティ：SI2 カラー：H カット：GOOD