プロポーズでネックレスはがっかりする?婚約指輪と比較したメリット・デメリットを解説
プロポーズでは結婚を申し込む言葉と一緒にプレゼントを用意する方が多いです。
特に多くの方に選ばれているのは「婚約指輪」。ただし、指輪を普段付けない方や好まない方にとっては他のアクセサリーもプレゼント候補に挙がるでしょう。
婚約指輪以外で人気が高いアイテムというと、実は「ネックレス」です。
そこで今回はプロポーズで渡すネックレスについて、ブライダルジュエリーを扱う当ブログの視点で解説します。
ネックレスが持つイメージや女性側の本音、婚約指輪と比較したメリット・デメリットを見ていきましょう。
目次
なぜプロポーズにネックレス?ネックレスを選ぶ理由
プロポーズでは婚約指輪を一緒に渡すのが定番ですが、今ネックレスを選ぶカップルも増えています。筆者が既婚女性に聞いたところ、周辺でも2人が「プロポーズではネックレスをもらった」と答えていました。
なぜネックレスにするのか、その理由からチェックしてみましょう。
プロポーズで指輪以外のジュエリーを渡す方に参考になる記事はこちら
相手が仕事柄指輪を付けないから
筆者の知り合いがネックレスをもらった理由は、仕事上看護をするため普段指輪が付けられないからでした。
婚約指輪はプロポーズ後、結婚式や入籍を済ませるまでの期間に付けます。結婚後も結婚指輪と組み合わせる方も多く、付ける機会が多いものです。
しかし、仕事柄指輪が付けられない場合は比較的身につけやすいネックレスにする方もいます。
指輪のサイズがわからないから
プロポーズで渡す婚約指輪は、相手に内緒にして用意するケースが多いですよね。
その場合、高価なものだけど指輪のサイズがわからず悩むことも、実際に購入して失敗することもあります。
一方でネックレスはサイズ選びが簡単で、まず失敗することはありません。デザインもシンプルなものが多く、男性側が購入する際に迷いがないのもメリットの一つです。
指輪そのものを嫌がる女性もいるから
婚約指輪も結婚指輪も、付けるかどうかはその人それぞれの好みによります。
中には指輪そのものが受け付けない方もいますし、「手のむくみがひどくて夕方にはサイズがきつくなるから付けない」という女性の声もありました。
その場合指輪の代わりをネックレスにしますが、ネックレスは簡単に身につけられるためにアクセサリーを普段しない方からも好評なジュエリーのひとつです。
プロポーズにネックレスはがっかりする?女性側の本音
定番の婚約指輪の代わりにネックレス。プロポーズに渡しても問題のないアクセサリーですが、中には「がっかりする」という声も聞かれます。
プレゼントされる女性側はどう思うのか、本音を見ていきましょう。
「王道のプロポーズ」を期待する方はがっかりすることも
王道のプロポーズや、プロポーズには婚約指輪と考えている方にとっては、ネックレスとは少なからずがっかりするものです。
プロポーズのイメージが「結婚を申し込んで指輪の箱をぱかっと開ける」だと認識する方は、意外と多いもの。女性から人気の高いドラマや映画などでよく出るシーンのため、憧れる方も多そうですね。
この王道のプロポーズを期待している場合は、ネックレスだと不満が出るかもしれません。
必ずしもプロポーズに婚約指輪が必要なわけではありませんが、相手の気持ちをよく考えつつプレゼントを選びたいものです。
「デザインによる」「プレゼントなら何でも嬉しい」という意見も
- 「ネックレスでも、プレゼントを用意してくれた気持ちが嬉しい」
- 「指輪は身につけられないってこちらのことを考えてくれるのが嬉しかった」
- 「正直指輪は自分で選びたいので、ネックレスにしてくれてありがたい」
などの肯定意見もSNSでは見られます。
プロポーズには極論をいうと、プレゼントがなくても構いません。たとえネックレスだとしても用意してくれたこと自体は喜ばれるため、やはり相手の状況を考えるのがポイントだといえます。
「指輪は普段付けないけれど記念に欲しかった」
「指輪は普段付けないけれど、プロポーズのことを思い出すために記念として婚約指輪が欲しかったな」という声も。
プロポーズは思い入れがある女性が多く、かなりこだわりたいポイントです。そのため、相手が婚約指輪に対してどう思っているのかは必ず確かめておきましょう。
プロポーズのネックレスが持つメリット、デメリット
プロポーズのネックレスが持つメリットとデメリットをまとめます。ネックレスをプレゼントにしようと思っている方は、チェックしておきましょう。
「指輪の失敗」がないのがメリット
婚約指輪を渡すときに失敗してしまうポイント、
- 相手の好みではないデザインの指輪を渡してしまった
- 指輪のサイズを間違えた
- 指輪は重たい、指輪は嫌だと思われた
これらがないのがネックレスの持つメリットです。
また、指輪と同じくネックレスは身につけやすいジュエリーのひとつ。決してNGではないために、うまくプレゼントとして盛り込むことをおすすめします。
婚約指輪は確かに婚約期間中しか身につけられないかもしれません。しかし、ネックレスはいつでも身につけられますし、結婚指輪と組み合わせることも可能です。
結婚式のウェディングドレスと合わせるアクセサリーとして婚約ネックレスを使う方もいるため、汎用性が高いのもポイントといえそうですね。
「期待に応えられない」のがデメリット
一方でデメリットが「プロポーズに対する理想から外れる」というものです。
また、婚約指輪の価値とネックレスの価値を考えて、ネックレスのほうが安価なイメージがあるために「妥協された」と考える方もいるかもしれません。
ただし、これはプロポーズに対する理想によって大きく変わります。決してネックレスがプロポーズの価値を下げるのではなく、「相手の好みを考えられなかった」ことが原因だといえるでしょう。
このデメリットを補うために、次はプロポーズでネックレスを渡す際に気を付けるポイントをご紹介します。
プロポーズのネックレスにがっかりされたら?
「プロポーズのネックレスでがっかりされた」「ネックレスを用意したけれど、成功するかが不安になった」という方のために、プロポーズでネックレスを渡す際の気を付けるポイントをまとめました。
相手のことを考えたプロポーズにするために、一つずつ押さえておきましょう。
ダイヤモンドプロポーズにする
ダイヤモンドプロポーズとは、ネックレスや婚約指輪ではなくダイヤモンドの原石やルース(裸石)のみでプロポーズをする方法です。
原石は掘り出されたままの状態。ルースは枠にセットされておらずカット・研磨済の状態を指します。
ダイヤモンドは婚約指輪に使われる宝石として定番のもの、さらに価値が下がらないためにプロポーズの贈り物として選ばれてきました。
本来であれば指輪にして用意しますが、ネックレスか指輪かで迷った場合はルースの状態でプレゼントするのがおすすめです。
プロポーズではルースを渡して結婚を申し込み、その後相手の好みに合わせてネックレスや指輪に使うことができます。「失敗がない」という点ではダイヤモンドプロポーズは安心できるため、悩んだときは候補のひとつとして考えてみるのも良いかもしれません。
ダイヤモンドプロポーズについて詳しくはこちらの記事もチェック
「結婚指輪は二人で選ぼう」と提案する
プロポーズではさまざまな理由があってネックレスにするかと思いますが、もし相手が不満そうであれば、結婚指輪で要望を叶える方法もあります。
ネックレスでがっかりするのは「指輪ではなかったから」が理由の大半を占めています。結婚指輪はお揃いで持っておく指輪であるため、このとき一緒に選びにいけると理想的です。
結婚指輪は男女それぞれで持つために、一般的にはシンプルなデザインが多いもの。しかし、好みに合わせて宝石を付けたりデザインに特別感を持たせたりできるため、ここで好みの指輪を用意するのもおすすめです。
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指輪を用意する機会はほかにもたくさん
例えプロポーズがネックレスだったとしても、指輪を渡す機会はほかにもたくさんあります。
先ほどの結婚指輪はもちろん、
- 結婚十周年のスイートテンの記念として
- クリスマスやバレンタインデーなどのイベントに
- 子どもが生まれた記念のマミーリング
など、プレゼントとして指輪が多く選ばれています。
ネックレスを渡すときに「指輪の代わり」「指輪が用意できなかったから」と後ろ向きな理由にするのではなく、「普段から身につけて欲しいから」「ネックレスにしか込められない思いがあるから」などポジティブな気持ちで用意できるとよいですね。
相手を思って用意したプレゼントは、なんでも誠意を伝えられるものです。真剣に結婚を考えている思いこそをしっかり相手に届けるようにしましょう。
プロポーズでネックレスを選ぶなら、合わせてやっておきたい演出
プロポーズをするなら、気を付けておきたいシチュエーションに関するポイントが3つあります。
成功率を高めるためにも、プロポーズの3つのコツを押さえておきましょう。
プロポーズをする雰囲気をしっかり作る
まずはプロポーズの雰囲気をしっかりと作ることです。
普段のデートの終わりや自宅でも構いませんが、「テレビを見ながらなんとなくプロポーズをした」「何気ない会話の中で結婚を申し込んだ」という場面だと本気と受け取られないことも。
プロポーズをするなら、個室のレストランや旅行先、二人きりになれるドライブデートなどしっかり雰囲気を作った上で行いましょう。誠意が伝わりやすくなり、プロポーズの成功率も高まります。
手紙や花束など日頃の感謝を伝えるプレゼントも合わせる
ネックレスや婚約指輪などのプレゼントも喜ばれますが、同じように好まれるのがジュエリー以外の「手紙」「花束」といったアイテム。
日頃の感謝を伝えるプレゼントであり、プロポーズをロマンチックに演出してくれる効果も期待できるでしょう。
声に出して伝えるのが恥ずかしい思いなどは、手紙にすると物として手元に残せるためおすすめです。
適切なタイミングでプロポーズを
プロポーズのタイミングは特に注意しておきたいもの。
相手が転職したばかりだったり、仕事で忙しくしていたりする時期はNG。また、付き合ってすぐの日が浅い時期も二人の思いを十分に確認してからプロポーズに進みたいものです。
プロポーズを申し込む側としてはタイミングが難しいかもしれません。
基本的にはとにかく「相手を思って」行動すると、プロポーズの失敗は防げるでしょう。
プロポーズでネックレスはもちろんOK!相手を考える気遣いを
プロポーズでネックレスを贈るのは、もちろんOKです。
ただし、王道の婚約指輪を渡すプロポーズではないため、相手がどんなプロポーズを期待しているのかによるといえます。
ネックレスを選んだ理由を今一度考えて、相手に誠意を伝えるのが最大のポイント。プロポーズの雰囲気はしっかり作ったうえで、あなただけのプロポーズの瞬間を演出してみましょう。
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