実は高くない?オーダーメイドで婚約指輪を
オーダーメイド、オートクチュール、オリジナルで何かを作るということは基本的に高級なイメージです。
それは当然で、量産品と一点一点作るのでは1つの商品に対するコストが大幅に変わります。
オーダーメイド品ということはその1つの品のために大きな労力とコストをかけて作ることになるため、価格も高くて当然です。
しかし現代ではオーダーメイド品が安くなってきました。
例えばオーダースーツも昔は数十万円からの世界だったのに、数万円と一般的な既製品スーツを購入するのと同じくらいの価格から手にすることができます。
ジュエリーの同じです。技術の進歩等によって、特別な品をより適正な価格で提供することが可能になりました。
婚約指輪においてもオーダーメイドが主流となってきている現代。
そんな婚約指輪のオーダーメイドの魅力や価格、方法についてご紹介します。
目次
オーダーメイドが原則?
そもそも婚約指輪は、既製品よりもオーダーメイド品であることが原則となっています。
既製品で購入するケースは少ないパターンで、よほど安く済ませたい場合になります。
理由は明確で、婚約指輪にはダイヤモンドのクラスやリングのサイズなど、変動する要素が多いからです。
ファッションのようにS・M・Lなどの少ないパターンであれば良いのですが、指輪のサイズは非常に細かく分類されます。
そのた1つのデザインに対して全ての指輪のサイズを用意することはメーカーや宝石店にとって至難の業です。
売れるかも分からない在庫を大量に抱えなくてはいけなくなります。
またセットするダイヤモンドのクラスも様々です。
顧客の予算に応じてダイヤモンドのカラットなどのクラスは大きく変動します。
そのため、婚約指輪はセミオーダーメイド(ダイヤモンドと指輪のサイズを選べる)が基本なのです。
宝石店にいけば婚約指輪が沢山ありますが、それらは大抵の場合、売り物ではなくサンプルリング。
それらから指のサイズやダイヤモンドのクラスを決めてオーダーしてから作るオーダーメイド方式をほとんどの店舗がとっています。
つまり婚約指輪を検討するにあたっては、前提としてオーダーメイドとなることを理解しておきましょう。
2つのオーダーメイド
婚約指輪におけるオーダーメイドには基本的に2つの方法があります。
1 セミオーダーメイド
先にご紹介しましたが、コレクションと呼ばれる各ブランドの作品からお気に入りのデザインを決めたら、予算に応じたダイヤモンドとぴったりなサイズに合わせてオーダーする方法です。
また若干のカスタマイズ等もセミオーダーメイドのカテゴリーに属します。例えば指輪の幅を若干調整したり、貴金属の材質を変更したりなどの軽微なカスタマイズです。
婚約指輪においては基本的にセミオーダーメイドとなります。
2 フルオーダーメイド
完全にオリジナルデザインの婚約指輪をオーダーメイドしたり、コレクションから大幅なカスタマイズを施したりする場合にはフルオーダーメイドとなります。
0から婚約指輪のデザインを構築していくため、セミオーダーメイドよりも予算は高くなります。
顧客の要望に応じて2つの婚約指輪に関するオーダーメイドメニューがあります。
フルオーダーメイドまで受け付けているブランドジュエリーはほとんどありません。工房を兼務している個人デザイナーや比較的小規模な宝石店がフルオーダーメイドを売りにしているケースが多いです。
ブランド系は顧客が多いため、手間暇のかかるフルオーダーメイドはあまりやりたがりません。
そもそもハイジュエリー系ブランドになるとセミオーダーメイドすらできないところも多いです。
基本的にはコレクションから検討
婚約指輪のデザイン選びで、時々最初からオリジナルだけに的を絞るケースもありますが、余りおすすめはしません。
婚約指輪はまずそのブランドや店舗にあるコレクションから検討した方が早いですし、理想に近づきやすいです。
気に入るものがなければ、色々と店舗を回ってみましょう。2〜3店舗も回れば十分です。
コレクションから検討をすることで、方向性を絞ることができ、デザインに対する目的も明確になります。
婚約指輪というジュエリーはとても小さな作品です。最初からオリジナル目的にしてしまうと、ついデザイン要素を欲張ってしまい、要素が多く散らかったデザインになりがちです。
婚約指輪には基本形がありますので、まずはコレクションから検討して、そこからどんなデザインにしたいのかを決めていくと良いでしょう。
後々に後悔しない、オーダーメイドジュエリーを選びやすくなります。
それに宝石店にあるコレクションは、どれもがジュエリーを専門としたデザイナーによって生み出されたもの。
プロの作品からスタートし、プロの意見を取り入れる必要性があります。
ダイヤモンド選びも重要な要素
婚約指輪のオーダーメイドと聞くと、ついデザインにばかり目がいってしまいますが、ダイヤモンド選びが最も重要です。
そもそも婚約指輪におけるデザインの主役はダイヤモンドです。
どのようなダイヤモンドにするかによって、そのデザインや目的は大きく変わります。
時々デザインに合わせてダイヤモンドを選ばれてしまうケースがありますが、間違いです。
ジュエリーとは宝石が主役の指輪。アクセサリーとは違います。
主役たる宝石をどのように見せたいかで検討することが、正しいデザインの考え方です。
デザインに合わせてならばファッションアクセサリーの目的となります。
婚約指輪はまずダイヤモンド選びが重要。
そしてそのダイヤモンドが美しい・価値の伴ったダイヤモンドであることも絶対的な条件です。
もしこの記事をご覧になっている方が男性(婚約指輪の送り主)の方であれば、ダイヤモンドプロポーズをしましょう。
ダイヤモンドのみでプロポーズを行って、後から二人で婚約指輪のオーダーメイドを楽しむことができます。
ダイヤモンドだけは先に決まっているので、スムーズにデザインを選ぶことができますよ。
ダイヤモンドプロポーズに関する記事はこちら>
オーダーメイドの費用は?
さて本題になりますが、婚約指輪はオーダーメイドを基本的に前提としているため、オーダーメイドだから高級というイメージにはなりません。
むしろ婚約指輪そのものがオーダーメイドなので高級というイメージに近いです。
また主役のダイヤモンドそのものが高い価値を持つダイヤモンドであることが条件となるため、ある程度の製作費は格安にしているケースも多いです。
全国における婚約指輪の平均予算は約30万円です。
婚約指輪のオーダーメイドもこの予算感からスタートできます。
フルオーダーメイドになると、+3万円〜10万円あたりが平均的ですね。
ただし内容等によって大きく変動します。(金属の使用量やダイヤモンドのクラスによって大きく変動するためです)
そんなに特殊なデザインでなければ、大幅な予算アップとはなりづらいです。
またEIKAであれば、主役のダイヤモンドの脇へさらにダイヤモンドを追加セットしていくようなデザインも統一価格のため、安心です。
またセミオーダーメイド・フルオーダーメイドも基本工賃なども存在せず、イメージCGなども無料で作成ができます。
ブランドジュエリーとしては世界で唯一のブランドです。
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とにかく妥協しない、楽しむ
婚約指輪はオーダーメイドが前提です。
それに自分好みにカスタマイズしても大幅な予算の変動はありません。
大切なのは、とにかく一生の宝物を得るにあたって、妥協しないこと。そして楽しむことです。
それらを叶えてくれるブランドや宝石店で選ぶことも大切な要素です。
10年後、20年後、30年後も、ずっとその婚約指輪を見た時にワクワクするものであるかどうか。
オーダーメイドでジュエリーを作るということは、世界に一つずつ生成されることを意味します。
自分のために仕上がってきた婚約指輪には、既製品よりも大きな愛情を感じるものです。
ぜひお二人にとって優れた婚約指輪を、妥協なく選んでくださいね。
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