婚約指輪とファッションリングの違いについて
結婚の意思が決まって、プロポーズする時(婚約する時)は婚約指輪を。
いざ結婚する時には、結婚指輪を。
結婚に向けて、ブライダルリングと呼ばれる婚約指輪と結婚指輪の購入を検討する中で、
多くのヒトが、
「婚約指輪ってどんなもの?」
「結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)って何が違うの?」
という疑問を抱かれます。
結婚指輪と婚約指輪は両方とも、結婚するにあたって非常に重要な存在です。
ぜひ、しっかりしたものを贈りたいところですよね。
婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)の違いについては、以前の記事でご紹介しておりますので、
ぜひ合わせてご覧になってみてください。
>> 結婚指輪と婚約指輪の違いって?
https://eikajapan.com/magazine/bridal-ring-difference/
本記事では、「婚約指輪とファッションリングの違い」について、詳しくご紹介したいと思います。
目次
婚約指輪にはしっかり概念がある。
婚約指輪を贈る。
プロポーズで華々しく贈られる方もいれば、結納式などで正式に贈られる方、
さりげなく贈られる方など様々なケースがあります。
贈るシーンの設計は、お二人の関係値やタイミングもあると思うので、検討しやすいかと思いますが、
大変に思われるのは「婚約指輪をどうやって選べばいいのか?」という事で悩まれる方も多いと思います。
婚約指輪とはそもそも、婚姻したいという意思を伝え、婚約期間中に身につける指輪の事です。
ここから二人の道のりがスタートするとも言えるため、
女性にとっては、婚約指輪(エンゲージリング)とは結婚指輪(マリッジリング)よりも特別に感じる場合も多いのです。
婚約指輪選びは、しっかりと概念的知識を知っておけば、そんなに難しい事ではありません。
そもそも前提から違う。
ご紹介した通り、婚約指輪とは婚約の意思を伝え、婚約期間中である事を象徴する特別な指輪(ジュエリー)です。
そのため、ファッションリングとの違いは明確です。
「ファッションとしての指輪が、ファッションリング」
「婚約を証明する特別な指輪が、婚約指輪」
です。そもそも前提からして婚約指輪(エンゲージリング)とファッションリングは違うのです。
そのため、ファッションリングを婚約指輪として贈る事は、概念的には全く違います。
実際に、どう違うのか?
前置きが長くなってしまいましたが、実際の違いについてご紹介したいと思います。
> 婚約指輪(エンゲージリング)
婚約指輪は写真のとおり、宝石が主役の商品です。
宝石としたのは、ダイヤモンドでなくてはならないというルールが存在していないからです。
しかし、ルビーなどで贈られる方もいらっしゃいますが、99%の方がダイヤモンドで贈られています。
婚約指輪とは、価値を贈る指輪です。
そのためファッションリングとは違い、
エンゲージダイヤモンドクラスと一般的に呼ばれる比較的価値の高いダイヤモンドが主役のリングが婚約指輪です。
心臓に一番近い、左手の薬指に身につけます。
指輪を贈るというよりは、宝石(価値)を贈る。という意味合いが強いのです。
宝石のクラスとしては、ダイヤモンド1石で、0.3カラット〜がおすすめの下限クラスです。
> ファッションリング
ファッションリングとは、その名の通り、ファッションアイテムとしてのリングです。
そのため、デザインが主役の商品です。
ジュエリーというよりは、アクセサリーという呼称が一般的でしょうか。
ファッションリングにもダイヤモンドが使用されるケースは沢山ありますが、
婚約指輪が1石で比較的大きめのダイヤモンドである事に対し、
ファッションリングに使用されるダイヤモンドは、メレダイヤモンドと呼ばれる小さなダイヤモンドが主体です。
女性が好むファッションに合わせてコーディネートするため、デザインは様々。
シンプルなスタイリングであれば、華奢なファッションリングを選んだり、
比較的特別な場所へ行く時は、ドレスに合わせて高価なファッションリングなどを選んだりします。
また、婚約指輪が基本プラチナ(白金)を使用する事に対し、
ファッションリングは、そのデザインによって、
ピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールド、もしくはシルバーだったりと様々なメタルを使用します。
いずれも基本的には、女性自身が購入する事を想定して展開しています。
自分が欲しい靴を見つけたら、基本的には自分で購入しますよね?それと同じ概念です。
もちろん、気に入っているファッションリングなどが明確である場合は、
記念日や誕生日などに贈られるケースもあります。
ダイヤモンドが使用される場合も、婚約指輪がダイヤモンド1石で0.3カラット〜の大きさであるのに対し、
合計で0.2や0.3カラットくらいが使用されるケースが大半です。
(1石が0.01カラットを20石使用したり・・など)
もちろん、決められた指などはなく、当人の自由です。
プロポーズのプレゼントとしては、あり?
婚約指輪としてファッションリングを贈る事は、基本的にありえませんが、
プロポーズ時のプレゼントとして贈られるケースはあります。
婚約指輪は二人で選びにいきたい。
といった場合に、プロポーズの時には婚約指輪でなく変わりになるプレゼントを用意するというケースです。
ただこういったケースの際には、
リングではなく、ネックレスやブレスレットなどリング以外でプレゼントされる方が良いでしょう。
なぜかと言うと、プロポーズの瞬間には誰もが「婚約指輪」をイメージしてしまうからです。
婚約指輪も指輪ですので、ファッションリングで贈ると、一瞬びっくりされてしまう事もあり得ます。
まとめ
・婚約指輪はダイヤモンド(宝石)が主役の婚約専用リングである。
・ファッションリングは、デザインが主役の装飾リングである。
・プロポーズや婚約時は、婚約指輪を贈ろう。
・後から決めたい場合は、プロポーズ用のプレゼントとしてネックレスなどで代用しよう。
いかがでしたでしょうか。
ファッションリングを男性が購入する機会は少ないですし、ましてや婚約指輪なんて基本的に一生に一度の事。
なかなかその違いや、それぞれの意味など知らない場合が多いかと思います。
ファッションリングを婚約指輪代わりにプロポーズして、冷や汗をかいた・・・
なんて事もお聞きします。
間違った知識で贈ってしまうと、せっかくの想いも台無しになってしまう可能性もあるので、
ぜひ違いをしっかりとご理解頂き、素敵なプランをご検討頂ければ幸いです。
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