プロポーズのタイミングが悪いと失敗する。3つの失敗談
彼女とのお付き合いが順調に進み、ある程度時間を過ごして行くうちに、そろそろ結婚を視野に入れる男性は多いのではないでしょうか。
結婚はご縁とよく言われますが、どのタイミングでプロポーズを申し込むかもかなり大事な要素となります。お互いの気持ちが同じ方向を向いていなければプロポーズの失敗や最悪お付き合いの解消なんてことにも発展しかねません。
今回は、タイミングが悪かった為にプロポーズを失敗してしまった筆者友人3名の実体験をご紹介します。
ケース1:仕事に生きる道を選んだ彼女
Aさんの彼女は仕事が大好きな人でした。男性顔負けにバリバリと仕事に励み、生き生きと輝いているような彼女だったそうです。Aさんは彼女のそんなところも素敵だと思いお付き合いをしてきました。20代も終わりに差し掛かる頃、Aさんは結婚を意識するようになりました。
「そろそろプロポーズしたいな」と考え、ある日デート中に意を決して結婚の話を持ちかけました。喜んでくれると思っていたAさんでしたが、彼女はと言うとなんだか困ったような、微妙な表情を浮かべていたのです。理由を彼女に聞いてみるとなんとプロポーズより少し前に彼女の海外赴任が決まったというのです。
若くして大きなプロジェクトを任され、キャリアアップの大チャンスに彼女の中に海外赴任を断るという選択肢はないようで一度赴任してしまえば一体何年で戻れるかも全く見通しがつかないとのこと。
Aさんは国内で働いており退職して一緒に海外赴任先について行くことも状況的に厳しく、結局、彼女の海外赴任を機に2人は別れることになってしまいました。しかし円満な別れで、別れたあとも友人関係となり今でもお互いが理解者としての関係を継続しているそうです。
今後発展する可能性もあるかもしれません。
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女性も働く現代では仕事を理由に結婚や出産を見送る人は少なくありません。
この失敗談の場合、二人が先に結婚をしていたら海外赴任の話はなかった可能性もありますが、もし結婚後に無期限の転勤話が持ち上がったらどうなっていたでしょうか。
男女逆のケースであれば、仕事を辞めて転勤についてきてもらうというのはよくあることですが、Aさんにはそれはできませんでした。
共働きが当たり前の世の中、男性側にも柔軟性が求められるようです。
仕事に励む女性をパートナーに選ぶ場合、男性は女性の仕事を尊重するのはもちろん、時には転職や別居婚を受け入れる覚悟も必要かもしれません。
ケース2:先走り過ぎたプロポーズ
Bさんと彼女はいわゆるアラサーで世間の例に漏れず結婚も意識するお年頃。
付き合い始めてまだ1年ほどでしたが、Bさんとしては彼女の人柄のよさやデート中の居心地の良さなどから結婚するのはこの人だ!とすでに心に決めていたんだそうです。
ある日のデート中、Bさんはそろそろ結婚をしたい!と彼女に切り出しました。しかし、「まだお互いのことを十分に知り合えていないと思うし、結婚なんてまだ全然考えられない」、と残念ながら彼女の返事は非常につれない返答でした。同じ一年の交際期間でも彼と彼女との間には大きな気持ちの温度差が生まれ残念な結果になってしまったとのことですが、自分は熟したと思っていても、相手はそうは思っていない。逆のパターンもあるでしょう。
しかしプロポーズ自体は失敗しましたが、その後も恋人として良き関係を継続中とのことです。また機を見計らってプロポーズされるとのことでした。
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同年代の彼氏がなかなか結婚を考えてくれない、という女性側の話はよく聞きますが、これはその逆パターン。
結婚をしても良いと思える時期はひとそれぞれなので、これが正解という答えはありません。しかし結婚まではじっくり時間をかけて考えたい人、仕事が忙しい人、そもそも結婚願望がない人、色々な考えを持っている方がおられます。
だからこそ、将来的に結婚したいのかどうか、するとしたらいつ頃が理想なのか、何気ない会話の中で共有しておけばプロポーズを早まって失敗する事はなくなるのではないでしょうか。
何事も常にお互いの本音を話し合うことって簡単なようで、難しいものですよね。
ケース3:同棲期間が長すぎた。
Cさんは学生時代に知り合った彼女とお付き合いをスタートさせ、その後、数年間同棲していました。
大学を卒業し就職、仕事にもすっかり慣れて落ち着いてきたし、「そろそろ結婚しようかなー」とプロポーズなどを検討していたある日、突然彼女から別れ話をされてしまったんだそうです。
彼女が言うには、長く一緒に暮らすうちに恋愛感情がどんどん冷めてしまい、ついには男性として見られなくなってしまったのだそうです。
てっきり交際は順調だと思い込んでいたCさんにとってにわかには信じがたい出来事で、彼女をどうにか引き止めようと試みました。
何度か話し合いをしましたが、健闘虚しく彼女の気持ちが戻ることはなく、結局二人は同棲の解消と共に別れることになってしまいました。
後に聞いた話だと、彼女は別の男性を好きになってしまったそうです。本当はもっと早く結婚したかったけれど、それがかなわず、ひょんな出会いから新鮮な関係を望むようになってしまったようです。
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今回のケースでは、何年も同棲状態を続けていたために、愛する恋人だったはずの彼が、彼女の中でただの同居人に格下げされてしまった事によって失敗してしまいました。
同棲というのは法的な縛りも責任も一切ありませんが、その分我慢もする必要もありませんから期限を設けずなんとなくで同棲をスタートしてしまうと、このように女性の方から愛想を尽かしてしまったり、鮮度がなくなってしまって、交際解消なんて事にも発展しかねません。
慎重に結婚相手を見極めることはもちろん大切ですが、あまり時間をかけすぎるのも問題のようです。
「今が最善か?」プロポーズのタイミングは慎重に
プロポーズのタイミングが悪かったばかりに失敗してしまった、今回の3つのお話は全て筆者友人の実際にあった失敗談です。
SNSで「結婚報告」はアップされても「プロポーズ失敗報告」がアップされる事はありません。成功の裏ではこのような”タイミングが悪い”と言う理由でで失敗してしまうケースが実際起こっていたのです。
カップル間で結婚について話し合う事ができれば一番良いでしょう、しかしもし言いにくいのであれば一度ご両親に挨拶をしに行きたいと申し出てみるのもプロポーズのタイミングを測る一つの手です。
両親に挨拶をするくらい真剣な交際なのだと彼女にアピールすることも出来ますし、結婚へ向けて着実な一歩を進める事ができるという意味でも有効ではないでしょうか。
プロポーズをする際は感情に任せるのではなく、彼女のタイミングも最適かどうかよく見極めることが重要です。
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