イメージとは大違い!?ヘリコプタープロポーズ体験談と対策を紹介
女性同士での会話で、どんなプロポーズだったかが話題に上がることがあります。そんな時、話すと毎回驚かれる我が家のプロポーズ。
結婚してもうすぐ8年が経ちますが、今のところ同じプロポーズを受けた人と出会ったことがありません。実は我が家はヘリコプターでのナイトクルージングプロポーズでした。
ロマンチックなプロポーズ場所としてイメージされる事の多いヘリコプターナイトクルージングでのプロポーズを検討されている男性に、知っておいてほしい3つの事を今回は体験談としてご紹介します。
またヘリコプタープロポーズを成功させるポイント、ナイトクルージングよりも手の届きやすいプロポーズプランもいくつか提案するのであわせて参考にしてくださいね。
目次
夫がヘリコプターナイトクルージングでのプロポーズを選んだ理由
筆者たちはイベントなど楽しいことが大好きなカップルでした。夫はプロポーズをするなら派手にやろう!でもどんな風にしようかな…と、ずっと考えていたそうです。
友人の結婚式二次会でナイトクルージングが当たった!
「プロポーズを考えているけれど、どんな演出があっと驚かれるかな」「サプライズ感があって思い切り特別な瞬間にしたい…」そう考えていたときに、夫は参加した結婚式の二次会でゲームの特賞が当たります。
なんとそれがヘリコプターのナイトクルージング体験でした。
思わぬ豪華な景品にプロポーズはこれしかないと確信し、無事プロポーズは成功しました。しかし、実際に夫がイメージしていたプロポーズとは少し違ったプロポーズになってしまったそうです。
調べてみるとヘリコプタープロポーズはプランがたくさん
筆者自身もナイトクルージングはこのときが初体験。ですが、調べてみるとプロポーズのためにヘリコプターをチャーターするプランはたくさんあります。
- 夜景を見ながら二人きりのプロポーズ
- 格納庫内でヘリコプターと一緒に記念撮影ができる
- 花束セッティングなどのプランを用意するところも
検索すると地域ごとにナイトクルージングのプランがわかるため、「都内限定」というわけでもありません。
結論からいうと、我が家は前述の通り「思っていたのと違うかも!?」という結果になりました。多くの方がヘリコプタープロポーズは初めてかと思うので、まずはプロポーズを手掛けた経験のあるブライダルサービスに連絡し、プランをいろいろ検討してみることをおすすめします。
「想像と違う!?」初めてのヘリコプタープロポーズの問題点
「ナイトクルージングをしようよ!」と誘われて二人でヘリコプター乗り場へ。そこでプロポーズを受けましたが、体験してみて3つの問題点がありました。
ここからは体験談の感想として、気を付けておきたい3つのポイントをご紹介します。
意外と時間がない…
プロポーズに要する時間のイメージはどれくらいの長さを想像するでしょうか。愛の言葉を伝える時間自体は長くないものの、プロポーズの雰囲気を作るのにある程度の時間が必要だと思われる方も多いかと思います。
ヘリコプターでのナイトクルージングはコースによって飛行時間が異なりますが、15~20分前後のコースが多いようです。景色を楽しむだけであれば20分のコースで十分かもしれません。
筆者と夫はお互い初体験であるヘリコプターでのクルージングに感動し大はしゃぎしてしまったため、気付けば飛行時間の半分以上が経過しており、夫は急いでプロポーズすることになったそうです。
「こうやってプロポーズしよう」「これまでの思い出を語ってから結婚を申し込もう」とあれこれ演出を考えている方にとって、遊覧の間でプロポーズを済ませるのは時間の余裕が少ないかもしれませんね。
大誤算!2人きりではなかった
ヘリコプターでのクルージングは貸し切りのプランと乗り合いのプランがあることをご存知でしょうか。
プロポーズで利用するのであれば貸し切りをイメージされる方が多いかと思いますが、貸し切りプランと乗り合いプランでは金額に大きな差があります。コースなどによって金額は異なりますが、貸し切りにすると乗り合いの約2~5倍の金額になる場合があります。
ゲームの景品でプレゼントされた体験チケットは乗り合いプランのもので、夫は貸し切りでのクルージングをイメージしていたようなので少しがっかりしたそうですが、金額の差を見て納得したようです。
予算が許すのであれば貸し切りでの利用がおすすめですが、これから始まる結婚生活のためにお金を取っておきたい気持ちもあるかと思いますので悩むところですよね。
プロポーズをしても構わないとは思いますが、想像していたような「二人きりで夜景を楽しみ、プロポーズ」という展開にはなりませんでした。恥ずかしさもあるため、今では笑って振り返れるものの大慌てのプロポーズだったことを覚えています。
プロペラの音が大きかった
夫が一番イメージと異なって焦ったのは、プロペラの音が思ったよりも大きかったことだったそう。
耳元で大声で話せば声は聞こえるのですが、夫がたくさん考えてくれていたプロポーズの言葉はかなり短縮することになったそうです。ヘルメットをつけて会話ができる場合もあるようなので、相手との会話ができるのかどうか事前確認をすることをオススメします。
それでも素敵!ヘリコプタープロポーズのメリットとは
プロポーズを受けた筆者は彼が一生懸命に計画を立てて行ってくれた最高の瞬間であり、プロポーズの言葉をもらったあとに偶然東京ディズニーランドの花火をヘリコプターから眺める事ができ、今まで味わった事のない素敵な時間を過ごす事ができました。
楽しい思い出になったのは間違いなく、体験者としてヘリコプタープロポーズのメリットをご紹介します。
思いっきり非日常空間!
ヘリコプターの中は意外と居心地もよく、飛び立つ瞬間は本当に盛り上がります。
また、夜景を上空から見下ろす体験はしたこともないため、ロマンチックな雰囲気にもなりますよね。
プロポーズでは「旅行先」「普段は使わない高級なホテルやレストラン」などが場所に選ばれやすいのですが、これは非日常空間が広がり開放的な気分になるからだそうです。その点では、ヘリコプタープロポーズは思い切り非日常感を味わえる思い出のワンシーンになります。
ヘリコプターに乗る楽しみで緊張がほぐれる
プロポーズをする男性側も、当日はかなりの緊張があるはず。実は、受ける女性も緊張が伝わってきてナーバスになることも多いです。
そんな中、ヘリコプターに乗ることで楽しむ気持ちが勝り、緊張がほぐれるのもメリットといえます。
普段よりも素直になれますし、照れ隠しもできるのがヘリコプタープロポーズの特徴です。
「ここまで用意してくれたんだ…」という感動も
何より感動したのは、夫がヘリコプターに乗ってこういう言葉を伝えて…とプロポーズに対してたくさんの準備をしてくれたこと。
筆者自身楽しいことが好きで、行動派だと思っています。そんな私の性格まで考えてくれたのは、プロポーズと同じくらい嬉しく思いました。
プロポーズのために「喜ばせたい!」「記念になる演出がしたい」と思う方は、思い切ってヘリコプタープロポーズを計画してみても良いかもしれません。
ヘリコプターでプロポーズするなら気を付けたいポイント
体験したからこそお伝えできる、ヘリコプタープロポーズの注意点をご紹介します。
「うるさくてプロポーズしにくかった」「予想外のことばかりで頭が真っ白に…」とならないために、計画を練る前に考えたいことを押さえておきましょう。
相手は高いところは大丈夫?
ナイトクルージングは想像以上に高度のある場所を選びます。また、飛び立つときに重力がかかるため、高所恐怖症の方にとっては楽しめないかもしれません。
決して安いレジャーではないため、予約する前に彼女が高いところOKかを確認んしておきましょう。「観覧車なら大丈夫」という方でも、振動がありエンジン音も響くヘリコプターでは恐怖を感じるかもしれません。
相手が不安に思っている場合は、違うプロポーズプランに代えるのもおすすめです。
プロポーズの言葉は簡潔にまとめる、カードを用意する
エンジン音がかなりするヘリコプター機内では、基本的に専用のヘッドセットごしに会話します。
このとき、ヘッドセットがなく会話できないヘリコプターもあるため注意しておきましょう。
また、ヘッドセットを通すと同じヘリコプターに乗り合わせた方や、パイロットに会話が聞こえてしまうことも。独立回線があるかもチェックし、もし会話が難しいようならカードを用意するとプロポーズの思いを伝えやすいです。
プロポーズの練習は綿密に
地上でのプロポーズと違って、普段とは勝手の異なることが次々に起こるヘリコプタープロポーズ。
これもまた「サプライズ感があって楽しい!」と筆者は感じましたが、プロポーズする側にとっては混乱の原因になりますよね。
ただでさえ緊張するプロポーズ。上空で成功させるには、とにかく練習が必要かと思います。
遊覧時間を計算し、プロポーズの言葉ははっきりと簡潔なものを選びましょう。また、渡したいプレゼントがあればどのタイミングで出すのかも考えておくと安心です。
指輪や花束などは持ち運びやすいものに
プロポーズの言葉と一緒にプレゼントを渡すこともありますよね。
このプレゼント、上空で相手に渡すとそのあと持ち運ぶのはお相手になります。
自分が持ち込むことも考えて、「花束は一輪にする」「婚約指輪やダイヤモンドプロポーズなど持ち運びやすいものに」といった工夫が女性側としてはありがたいです。
婚約指輪の場合、上空では開けて指に付ける余裕がないかもしれません。その場合は地上に降りてからお渡しするのもおすすめです。
プロポーズプランをまずはチェック
少々大がかりになるヘリコプタープロポーズ。
我が家の場合は予想外のこともありながら、結果として成功したと思っています。しかし、夫としては想像していたヘリコプタープロポーズとは少し異なったようで残念がっていました。
非日常のロマンチック体験を味わえるヘリコプターのナイトクルージングは、男性自身も搭乗経験のない方が多いでしょうから、あらかじめプロポーズプランをチェックしてみても良いかもしれません。持ち込みにくい花束をあらかじめセッティングしてくれるプランや、プロポーズのタイミングを合図してくれるところ、独立回線のヘッドセットがあり乗り合いではないプロポーズプランは利用しやすいといえます。
うまくいくとかなり効果的なので、まずはお近くでプロポーズナイトクルージングができないか、検索してみましょう。
ヘリコプターは少し怖い…手の届きやすいサプライズプロポーズプラン
我が家では楽しめたヘリコプターのナイトクルージングですが、高い所が苦手な方やヘリコプターに乗るのは手が届かない!という方もいますよね。
そこで、いくつかナイトクルージングと同じような驚きがあり、なおかつ実行しやすいプロポーズプランをご紹介します。
観覧車の中でプロポーズ
遊園地の中にある観覧車でもOKですが、街中にあるファッションビルの上の観覧車や、東京ドームシティ観覧車など、複合施設にある観覧車でプロポーズするのもおすすめです。
観覧車は二人きりになれる空間、さらにディナーなどの後でも利用しやすく、大型のものだと1周15分前後のものなのでプロポーズの時間も取りやすいです。
こちらも夜景が楽しめる場所ですが、高いところにあるため相手の好みは考えておきましょう。
高層タワーの頂上でプロポーズ
東京スカイツリーなどの高層タワーでは、夜景が楽しめる高層スポットとしてプロポーズプランが用意されています。
この高層部ではディナーを楽しむこともでき、非日常感満載のプロポーズになりそうですよね。
また、観光地ではありますがプロポーズのプランを利用することで、二人きりの時間も作れます。
テーマパークプロポーズ…だけど絶叫系のアトラクションで!
テーマパークプロポーズだと、「お城の前でプロポーズ」が定番。ですが、ユニークな印象を残したいなら絶叫系のアトラクションでプロポーズするのもおすすめです。
もちろんお相手が絶叫系OKの場合に限りますが、スリルとドキドキ感のあるプロポーズは、二人の「らしさ」を演出できます。
ちょっぴり笑えるユニークなプロポーズ。ヘリコプタープロポーズもおすすめですが、演出次第で楽しみ方もたくさん広がります。
思い出に残るヘリコプタープロポーズ。利用するときはしっかりとプランニングを
想像通りにはいかなかったヘリコプタープロポーズ。ですが、結果として「一生忘れられない思い出」になったのは事実です!
この先ずっと続く二人の暮らしの中で、印象的なプロポーズにするなら特におすすめ。利用するときはしっかり計画し、「想像とは違った…」を避けるのがポイントです。
これからプロポーズを計画している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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