プロポーズで渡すバラは12本?本数別の意味や渡すときの注意点を解説
プロポーズでは花束や婚約指輪を贈る方が多いのですが、このときの花束に使われるのは「バラ」が定番人気です。
実はバラの花束には、プロポーズにぴったりの意味が込められているのはご存じですか?
よく聞かれる「プロポーズで渡すバラは12本」の意味や、生花をプロポーズで渡すときの注意点などを今回はまとめました。
プロポーズで渡すバラに関して迷いがある方は、本記事を参考にプロポーズの演出を考えてみましょう。
目次
プロポーズのバラは12本がセオリー?ダズンローズとは
プロポーズでバラを渡すというのはよく聞かれる演出であり、女性からの評判も良いロマンチックなプレゼントです。
さらに、このプロポーズで渡すバラについて調べると「12本」というサジェストも見つかります。
なぜプロポーズでは12本のバラを渡すのか、その意味を詳しく知っておきましょう。
バラは渡す本数によって意味が異なる
バラは古くから存在する花であり、豪華な花弁が特徴的です。薫り高く見た目も華やかで、女性からも人気のある花のひとつといえるでしょう。
実はこのバラは、本数に合わせて花束にメッセージを込められるといいます。
- 108本…永遠(とわ)の語呂合わせ、永遠にあなたを愛しますの意味
- 44本…出会い、変わらない愛を信じる意味
- 40本…真実の愛を誓いますの意味
- 21本…あなただけに尽くすという意味
- 18本…誠実な愛という意味
- 12本…私の妻になってください、結婚しようの意味
これ以外にも本数によって意味合いは変わりますが、プロポーズに使われるのはこんな本数に合わせたバラの花束です。
このうち、12本のバラの花束はダズン(12)ローズといい、ヨーロッパに古くから伝わるプロポーズの風習に基づいています。
12本のバラにはそれぞれ「愛情・情熱・感謝・希望・幸福・永遠・尊敬・努力・栄光・誠実・信頼・真実」の意味が込められており、このすべてをあなたに誓うという意味で贈られるのだそう。
男性側が女性にプロポーズするために道中で12本のバラを摘み、女性は返事としてバラを1本男性の胸元に飾ります。こうしたプロポーズの演出は結婚式でも使われており、「ダズンローズ」と呼ばれているのだそうです。
プロポーズでバラを渡すなら「12本」はベスト
もちろんプロポーズでバラを渡すなら、何本でも好みで選んで構いません。
ただ、12本は「用意しやすく持ち運びやすい」ために多くのカップルに選ばれている本数です。
バラは意外と高価なものであり、ボリュームもあるために花束が大きくなりがちです。108本のバラを用意してサプライズプロポーズをするのも素敵ですが、現実的ではないために12本が選ばれやすいといえそうですね。
ちなみに12本のバラの花束は、「ささやかな花束」くらいの大きさです。
もう少し派手な演出にしたい、豪華な花束にしたい場合は他の花も組み込んだアートにするか、本数を増やして21本にするなど工夫が必要になるでしょう。
【女性の意見】プロポーズでバラの花束はあり?なし?
プロポーズに花束を考えてはいるけれど、「相手に受けるのか」が気になるポイントです。
プロポーズに対するバラの花束を女性の視点で見ると、
- 「花が好きだから花束は嬉しい。定番のプロポーズ感があって高評価」
- 「花束の意味まで考えてくれるのはありがたいなと思う」
- 「プロポーズは嬉しいけれど、花束は持ち運びにくくて困る」
などの意見が聞かれます。
筆者もプロポーズを受けた立場ですが、花束があれば嬉しい・好ましいと感じます。
ただし、バラの花束は想像以上に大きいために「持って帰る方法」や「渡す場所」を考えてもらえるとより嬉しいかもしれません。
プロポーズでバラを渡すときの注意点
プロポーズでバラを渡すときには、先ほどもご紹介したようにいくつか気を付けたいポイントがあります。
せっかく用意したバラの花束、相手への迷惑にならないように注意点をチェックしていきましょう。
プロポーズまでのバラの保存環境を考えよう
プロポーズをするには、「出会い頭に突然結婚を申し込む」という方は少ないですよね。
デートの終盤や出かけたあと、レストランなどでは食事のあとのひとときにプロポーズを切り出すかもしれません。
バラの花束を渡すなら、そのときまで保存しておく必要があります。
バラを含める生花は温度が高いと腐りやすく、冷蔵保存が基本です。水につけておく必要もあるため、「花屋でピックアップする時間」や「レストランなどでは保存してもらえるか」などの段取りを決めておきましょう。
花束って結構重たい!持ち運びにもこだわって
プロポーズまでは自分で花束を保管するという方も、いざバラを目の前にすると「こんなに大きいの?」と不思議に思うかもしれません。
バラの品種にもよりますが、基本的に花弁が大きくふっくらとしているために、バラの花束はボリュームが大きいです。
また、12本だとしてもそれなりに重量もあります。
渡したあと相手が持って帰りやすいように袋を用意する、保冷剤などを用意するといった準備を徹底しておきましょう。
バラの花束を用意するなら「夜のプロポーズ」がおすすめ
プロポーズでバラの花束を用意するなら、「夜間にプロポーズする」のがおすすめです。
例えば昼間のプロポーズだと、花屋にその日中に注文して受け取ったとしても保管が難しく気温が上がりやすい時間帯です。
前日から用意することもできますが、生花は傷みやすいためにプロポーズの瞬間にはしおれているかもしれません。
夜間のプロポーズであれば、プロポーズの直前に花屋まで受け取りに行ってそのまま渡すということができ、バラを新鮮な状態でプレゼントできます。
少し扱いが難しいために、花束を使ったプロポーズは当日のシミュレーションもしておくと安心です。
プロポーズでバラの花束を渡すなら?おすすめの場所選び
管理が難しいバラの花束。では、どこでプロポーズするのがベストなのでしょうか?
プロポーズにおすすめの場所をいくつか紹介します。
レストランやホテルなど
豪華なレストランやホテルステイなど、プロポーズには適したロマンチックなスポットです。
ここでバラの花束を渡す場合には、まずお店側に保管してもらえるかどうか、タイミングに合わせて花束を受け取れるかどうかを確認しましょう。
ホテルによっては、「食事を済ませて客室に戻ったら、花束が用意されている」といったサプライズサービスをしてくれるところもあります。
ただし、ホテルやレストラン側に花束の管理をお任せするために、確実にバラの花束を持ち込めるとは限らない点に注意が必要です。
屋外でのプロポーズ
ドライブデートや旅行先でのプロポーズ、テーマパークでのプロポーズでは、実はバラの花束を用意するのは難しいといえます。
屋外のプロポーズでは花束は「トランクの中」「ロッカーの中」などに隠しておくか現地調達かになりますが、慣れない場所での花束の手配はうまくいかないことも多いです。
確かに屋外のプロポーズは素敵なのですが、この場合は花束は別に渡すことにして、婚約指輪など他のプレゼントを準備したほうが現実的といえます。
自宅でのプロポーズはバラの花束がおすすめ
自宅でのプロポーズは、バラの花束も準備しやすく渡しやすいというベストスポットです。
自宅プロポーズを希望する女性も多く、意外にも「着飾らないプロポーズ」は大人気。ただし、自宅プロポーズは「なんとなく結婚する流れになる」などの切り替えが難しい点も挙げられます。
そこで、バラの花束を準備すると非日常感が演出できますよね。
花束を隠しておくこともでき、保管も簡単。バラの花束をプロポーズで渡す場合には、自宅でのプロポーズも検討してみるとよいかもしれません。
プロポーズで花束を渡すとき気になる保管方法はこちらをチェック
プロポーズで渡す12本のバラはどこで購入できる?
プロポーズで渡す12本のバラ、どこで購入できるのかをチェックしておきましょう。
フラワーショップ
まずはフラワーショップ、花屋です。
花屋の持つメリットは、対面で相談できるため「どのくらいの大きさ、重さなのか」を確認でき「ボリューム感の調整もできる」ことが挙げられます。
迷ったときにはスタッフに尋ねることもできるため、花束を買ったことのない方にもおすすめです。
また、注文しておけば用意してくれることもあるため、レストランなどに行く前にピックアップするのも花屋だと簡単ですね。
ネットで注文
バラの購入はインターネットのショップでもOKです。
いつでも発注できるため、忙しい中で準備する方にもおすすめの方法といえます。
ただし、ネットで注文した花束は「冷蔵便」で届くので置き配指定ができません。また、花束の形を守るために一回り大きな段ボールを使って届くので、梱包が頑丈な点にも注意が必要です。
「レストランで受け取るように指定した」という場合は、想像した花束の状態ではなく巨大な段ボールで保管されていた…なんてこともあるため、事前によく確認しておきましょう。
12本のバラと一緒にプロポーズ。考えておきたいポイント
12本のバラの花束でプロポーズ。このプロポーズを成功させるためにも、合わせてやっておきたい演出をチェックしていきましょう。
一緒に他のプレゼントも用意する
バラの花束だけでももちろん素敵ですが、あわせてプレゼントがあると女性からはさらに好印象に残ります。
特に王道のプロポーズだと、「バラの花束と婚約指輪」の組み合わせが人気。
婚約指輪は「指輪サイズ」「指輪デザインの好み」といったリサーチが必要なうえ、手元に届くまで数か月かかるものですが、プロポーズの演出としてはかなりドラマチックです。
もし指輪に自信がない場合は「ダイヤモンドプロポーズ」という選択肢も、他のジュエリーにすることもできるため、相手の好みに合わせてプレゼントを用意してみましょう。
ドライフラワーにするなら「早め」がポイント
12本のバラの花束を渡すと「プロポーズの記念にドライフラワーにしたい」と相手が言ってくれるかもしれませんね。
ドライフラワーのイメージとしては、「生花として鑑賞したあと、少ししおれてきた段階で水分を抜いてドライにする」かと思われがちですが実はこれはNG。
ドライフラワーにするなら新鮮で傷みのない生花の状態で、水を抜いて乾燥させる必要があります。
せっかくの花束を長期保存するなら、ドライフラワーの手順も知っておくことをおすすめします。
プロポーズで渡すバラのおすすめは12本!生花の扱い方もチェックしよう
プロポーズで渡すバラの本数として、おすすめできる12本の花束。ボリュームもちょうどよく、用意しやすい本数なので演出としてぴったりです。
本記事を参考にダズンローズの意味を込めて、素直な気持ちを相手に伝えてみましょう。
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