プロポーズに贈ったプリザーブドフラワーを上手に保管する方法
生花本来の美しさはそのままに枯れる事なく、長期間楽しむ事のできる「プリザーブドフラワー」はプロポーズのプレゼントとしても人気のフラワーギフトです。
収穫した生花の水分を特殊な溶液に置き換える事で、プリザーブドフラワーは基本的に枯れることがありませんが、枯れないとはいえ、プレゼントされたままの状態を保つにはコツが入ります。
今回は、プリザーブドフラワーを綺麗に保管するための秘策をいくつかご紹介します。
目次
枯れない=一生美しい状態と言うわけではない。
加工したお花であるプリザーブドフラワーは基本的に枯れると言う概念はありません。
とはいえ、元々は生花ですから何をしても大丈夫と言うことでもありません。
枯れないと言っても、保管状態によっては劣化のスピードを高めてしまう場合があります。
一例として、
- 花びらの先が丸まってきた
- 花びらの先が伸びてきた
- 花びらがひび割れしてきた
- しぼんだきた
- 花の色が変わってきた
このようなことが起こる可能性があります。
せっかく手にした美しいプリザーブドフラワーだからこそ、可能な限り長く美しいお花を楽しみたいですよね。
プリザーブドフラワーを長持ちさせるための条件
では、どんな条件であれば美しい状態を長持ちさせることが出来るのでしょうか。
飾る上で気をつけたいポイントを3つご紹介します。
その1:直射日光や照明が強く当たらないようにする。
プリザーブドフラワーは、長期間直射日光にあたることで、光が当たっている部分だけが退色し、色あせの原因となってしまい、美しい状態とは言えなくなってしまいます。
そのため、美しい花色を保つためにはなるべく窓際は避けて飾るようにしましょう。
その2:極度の乾燥、湿気には注意!
プリザーブドフラワーを美しく保管する上で、極度の乾燥と湿気にも注意が必要です。
エアコンの風がプリザーブドフラワーに直接当たると花びらが乾燥してしまい、お花の形が崩れたり破れてしまう原因になってしまうからです。
また、カビや変色の原因にもなるので加湿器の横など、湿度の多い場所も要注意です。
風通しの良い場所で飾るようにしましょう。
その3:お水は絶対あげちゃダメ!
冒頭でもご紹介していますが、プリザーブドフラワーは加工している花なので生花のようにお水を上げなくても美しい状態を保つことができます。
プリザーブドフラワーに水を掛けるとカビや変色の原因にもなりますし、なにより一度状態が悪くなってしまったら二度と元に戻すことができなくなってしまいますので、お水は絶対にあげないように注意しましょうね。
例えば、透明のクリアケースに入れてディスプレイすれば、エアコンの風やホコリからお花を守ることもでき、お掃除もケースを拭くだけなので比較的簡単に綺麗な状態を保つことが出来るのでオススメです。
リビングや玄関など目につく場所に飾るのが通例のプリザーブドフラワーだからこそ、今ご紹介した3つのポイントに気をつけてみましょう。
もしプリザーブドフラワーにトラブルが起こったときの対処法
たとえ大切にプリザーブドフラワーを飾ったり、保管していたとしてもトラブルが起きることもあるかと思います。
ここからは、そんな時の対処法をご紹介していきます。
①花びらが破れて(切れ目・ひび割れが入って)しまった場合
プリザーブドフラワーの花びらが破れてしまった場合には、お花全体のバランスをみながら、ハサミでそっと破れた(切れた)箇所を花びらにそって切り取ってみましょう。そうすることで、破れた箇所が目立たなくなりますが、切りすぎには十分ご注意くださいね。
②お花にホコリが付着してしまった…
加工されたお花とはいえ、プリザーブドフラワーはもともと生花ですから、デリケートなアイテムです。
ホコリを取りたい場合、破れる原因となるので直接手では取らず、うちわ等で優しくあおいでホコリを吹き飛ばすか、毛素材などの柔らかい物で軽く払うようにしましょう。
ホコリはつかないに越した事はありませんので、飾る場合にはクリアケースなどにいれて飾ると良いでしょう。
③着色液がしみ出て衣服についてしまった。
プリザーブドフラワーを温度や湿度の多い場所に長期間置いた時、稀に着色液がしみ出てしまう場合があります。
手についた場合はすぐに洗えば取れますが、衣服の場合そうはいきません。ついてしまった液は非常に取れにくいので、直ぐ拭き取ってください。取りきれなかった場合はに、早めにクリーニングへ出すようにしましょう。
ブリザーブドフラワーは、いつまでも咲き続けてくれる枯れないお花であり、そんなお花を贈る日は特別な瞬間でしょう。
だからこそ適切な保管方法を守って、綺麗な状態を1日でも長く続くようにしてみましょう。
ぜひ、プリザーブドフラワーがある生活を長く楽しんでいただければ幸いです。
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