ジュエリーのプロが採用する、最適な婚約指輪のプレゼント方法
プロポーズといえば婚約指輪の箱をパカっと開いて・・・というのが、イメージですね。
しかし実際には指輪でプロポーズは最もやってはいけない方法でもあったりします。
プロポーズのプレゼントも無数にあるし、婚約指輪にも明確な答えがない。そんな状況下にいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
参考にすべきは、ジュエリーのプロが実際にどのようにプロポーズしていて、婚約指輪を選んでいるのか。だと思います。
筆者もそうですが、いわゆるジュエリーコーディネーターと呼ばれる人々です。
ジュエリーやプロポーズのプロは、どうやってプロポーズしていて、どうやって婚約指輪を選んでいるのでしょう?
目次
プロほど、婚約指輪は敬遠する。
ジュエリーのプロであればあるほど、プロポーズプレゼントにおいて婚約指輪は敬遠の対象となります。
簡単に申し上げると、ジュエリーのプロであっても相手にとってベストな婚約指輪なんて分からないんです。
毎日何十組のお客様へと婚約指輪を提案し続けているプロでも無理なのです。
ですから、一般の方がベストな婚約指輪を選んで、サプライズプロポーズするという方法は、そもそも最もやってはいけない方法と言えるでしょう。
むしろよく今までの方は婚約指輪でプロポーズできたなとすら感じてしまいます。
婚約指輪ってとてもサイズが繊細なんです。
リングという小さな作品というのもありますが、婚約指輪は主役のダイヤモンドがセンターにやってきますので、少しでも緩いとすぐ回転してしまいます。
さらにきついと身に着けることすら億劫になってしまうのです。
実はジュエリーのプロがサイズを計測して納品しても、サイズをお直しされる方は少なくありません。
なぜなら指のサイズは変動するからです。その日のコンディションによっても異なっていきます。
つまり前提として、サプライズプロポーズで婚約指輪をプレゼントするにしても、ベストなサイズなど分かるはずがないんですね。
さらにデザインです。
婚約指輪には無数のデザインや方向性があります。
そのどれがベストなのかは、実際に御本人が悩むというプロセスを経て選ばないと、決して答えは得られません。
実際に店頭でお選び頂くと、最初の方向性から180度変わったデザインにされる方も少なくありません。
そんな婚約指輪は、独断でプレゼントしてはいけないもの。というのがプロの解釈です。
婚約指輪は二人で選ぶ大切なイベント
前述の通りでもありますが、婚約指輪はそもそも勝手に選んでサプライズにプレゼントすることが最上の演出ではありません。
というのが、ジュエリープロコーディネーターの考えです。つまりは、正しい認識と言えるでしょう。
最上の方法とは、二人で選ぶというイベントをしっかりと作ることです。
どうしてもサプライズに視点が行きがちになりますが、生涯の宝物である婚約指輪を二人で選ぶというイベントは、素晴らしいイベントなのです。
そのイベントを率先してなくしてしまうメリットはお互いにないんですね。
実際にジュエリーのコーディネートをしていると毎日そんな素敵なイベントに立ち会わせていただけます。
二人で生涯の形を決めるそのイベントは、二人の今後の絆にも素晴らしい影響を与えます。
それに二人で選んだ指輪。というストーリーが、指輪に対してさらなる愛着をもたせます。
全てではありませんが、残念なことに、彼が選んでくれた婚約指輪。は、彼が勝手に選んでしまった婚約指輪になってしまうんですね。
必ず二人で選ぶ。という前提でいることが大切だと思います。
そうご紹介しながら、実際には婚約指輪でプロポーズを勧めてしまうコーディネーターが多いという矛盾した現実もあります。
結局コーディネーターもセールス職。どんどん指輪を売りたいという部分にとらわれているのも現実なんですね。
指輪でプロポーズを勧めてくるコーディネーターは要注意だと思いますよ。笑
プロは素材に注目する
ジュエリーのプロであれば当然なのですが、婚約指輪もジュエリーですから、貴金属と宝石のみで生成されるんですね。
そして主役素材はダイヤモンド等の宝石になるわけです。
デザインとかサイズとかがフォーカスされがちですが、そもそも婚約指輪を贈ることは、宝石を贈るという手段になります。
ジュエリーというのは、必ず宝石が主役となる商品だからです。
プロはこれを当然のように知っていますから、素材に着目します。
婚約指輪化するのは二人で選ぶ。けれどプロポーズプレゼントはダイヤモンド素材だけでプレゼントするのです。
実は結構昔から、このダイヤモンドプロポーズと呼ばれる方法は、密かに採用され続けてきました。
指輪でプロポーズなんて絶対にしない方がいい。
けれど別でプレゼントを選ぶのも悩ましい。
ならばまだ婚約が確定していないプロポーズの場面に、これからの形の素材となるダイヤモンドをプレゼントすればいいじゃないか。
と考えたわけです。
当然といえば当然なんですが、なかなか先入観というものは時にたちが悪く、世の中に余り浸透せずにきました。
しかし現在において、このダイヤモンド素材からプロポーズするダイヤモンドプロポーズは、もはやスタンダードな方法になってきました。
婚約指輪は二人で決めていく。これから二人三脚で歩いていくのですから、当然です。
ですから、その素材となるダイヤモンドのみでプロポーズする。そこからオーダーメイドする。
純度100%のストーリーとパフォーマンスを得ることができます。
男性にとってもリスクがないため、本当におすすめですよ。
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ぜひプロが採用するダイヤモンドプロポーズで、最高のプロポーズや婚約指輪を叶えてくださいね。
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