プロポーズで指輪は必要なのか、不要なのか徹底検証
プロポーズで指輪は必要なのか。よくそんな議論になります。
確かにプロポーズといえば、婚約指輪の箱をパカっと開いて、というイメージは強くあります。
しかし実際にプロポーズにおいて婚約指輪は不要であり、指輪でプロポーズは避けるべき方法なのも周知の事実です。
プロポーズで指輪が不要な理由を徹底検証しました。
サイズは完璧でなくてはいけない
そもそも婚約指輪は指輪です。
そして身につける場所は、彼女の左手薬指になります。
そしてその指輪のサイズは、完璧にフィットさせなくてはなりません。
ファッションリングなどだと、少し緩かったりきつくても身に着けてしまいますが、婚約指輪は重厚感のある指輪であり、ダイヤモンドという重量がセンターに集約されるため、ぴったりのサイズでないと、厳しいのです。
少しでもゆるいと回転してしまいます。
少しでもきついて身につけることが億劫になってしまいます。
そうなると、せっかく高額な婚約指輪をプレゼントしたところで、つける機会が減っていってしまい、本末転倒な結果となります。
サイズを完璧に知るには、最新の状態で決めたデザインで、専用のツールで計測しなくてはいけません。
つまりプロポーズで指輪をサプライズにプレゼントすることは、前提的に不可能なのです。
デザインは将来性のあるものに
婚約指輪のデザインを決める。
筆者は年間でも300組以上の方の婚約指輪をコーディネートしている訳ですが、そこには揺るぎない事実があります。
それは、目の前に指輪が並んでいて女性本人が選ぶ場合でも、非常に悩むということ。
そしてもともとイメージしていたデザインから、変わるケースが多いということです。
これが意味することは明確です。
相手すら悩んでしまい、結論を出すまでにしっかりと検討したい婚約指輪を、独断で決めることはできない。
ということです。プロのジュエリーコーディネーターであればあるほど、指輪でプロポーズしないわけですが、それはこれらが理由です。
さらに重要なポイントがあります。なぜ悩むのか??という事です。
ただ好みなデザインを選ぶのは、比較的容易です。
しかし婚約指輪は、一生物。そして後世へと受け継いでいく指輪です。
つまり婚約指輪のデザインは、将来を見越して決めなくてはなりません。
そうなるとデザイン選びの目的が大きく変わります。
婚約指輪はファッションリングではありません。
生涯に渡って身につけたいと思えるか。年齢を重ねると共に、活躍の機会が増えていくか。
といったことを検討しながら、選ぶべきなのです。
それらをトータルに独断で検討するのは不可能ですから、プロポーズに指輪は必要ありません。
果たして指輪なのか
そもそも、相手にとって最適な婚約ジュエリーは、指輪なのでしょうか??
現代では、婚約ネックレスが年々人気を集めている状態にあります。
折角上質なジュエリーをプレゼントされるなら、普段遣いができる婚約ネックレスにしたい。
もしくはその選択肢を知ったなら、それを選んだ。と考える方は少なくありません。
婚約指輪をプレゼントされて嬉しいけれど、本当は指輪じゃない方が良かった。
といった結果を招く恐れがあるため、指輪でプロポーズは避けるべきなのです。
実際に指輪目的でご来店されるお客様へネックレスという選択肢もアドバイスすると、選ばれる方が多いです。
指輪でプロポーズをしてしまうと、せっかくの選択肢を排除してしまう事につながるのです。
形よりも素材からがポイント
いかがでしょうか。サイズにデザインにジュエリーの種類。
これら全てにおいて完璧な答えが出せるならば、プロポーズに指輪は必要かもしれません。
けれど、それは不可能なケースがほとんど。プロポーズに指輪は不要と考えた方が楽です。
そこでおすすめしたいのが、形よりも素材からスタートする。というポイント。
現代では主流になりつつありますが、ダイヤモンドだけでプロポーズしましょう。
素材からプレゼントすれば、相手がサイズにデザインに種類は自由に選べます。
本体のダイヤモンドは決まっているため、予算コントロールも容易です。
何よりダイヤモンドというサプライズができますし、後から選べるという一石二鳥のサプライズにも繋がります。
指輪でプロポーズよりも、指輪なしでダイヤモンドだけでプロポーズしましょう。
ダイヤモンドプロポーズのおすすめ記事はこちら>
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。