婚約は、婚約指輪だけが答えじゃありません。

ライフスタイルに合わせて、ネックレスやブレスレットなど人それぞれの婚約ジュエリーという考え方で、決めていくことが大切です。

婚約指輪はジュエリー。ジュエリーは一生物の宝物であり、後世へと受け継いでいける優秀なアイテム。

相手に合った形で婚約ジュエリーを叶える方法をご紹介します。

婚約指輪はダイヤが主役

指輪ばかりが訴求されていますが、そもそも婚約指輪の主役はダイヤモンドです。

そして婚約指輪に対するイメージも憧れも、ダイヤモンドにあります。

婚約指輪は婚約記念品ですので、価値の高いダイヤモンドを記念として贈り、それを身につけられる手段として指輪という形状が採用されているわけです。

つまり価値の高いダイヤモンドをまとっていれば、それがネックレスであろうとブレスレットであろうと、役割を全うすることができます。

そもそも婚約指輪は広告の打ち出しですので、指輪だけがルールではないわけです。

しかしダイヤモンドというのは、もはや通例となっていますので、基本選択肢から除外しないで検討されると良いでしょう。

指輪のメリット・デメリット

では形状毎のメリットデメリットをご紹介していきます。

まずは婚約指輪のメリットデメリット。

「メリット」

・指に着けるので、ダイヤモンドが大きく見える

・一目で婚約指輪と分かる

・左手の薬指に身につけるため、婚約中である意思表示ができる

・結婚指輪と重ね着けができる

「デメリット」

・目立つため、着用機会を選ぶ

・指のサイズが変わったら、サイズを直さなくてはいけない

・年齢と共に、デザインに飽きがきやすい傾向に

指輪であることの最大のメリットは、指という小さなエリアに身につけるため、映えやすいことです。

ジュエリーは小さな作品です。またダイヤモンドもいくら大きいといっても、宝石の中でも大きさのため、小さいエリアなほど大きさは際立ちます。

また世の中では指輪のイメージが強いため、左手の薬指に身につけることで、誰が見ても婚約したことや、それが婚約指輪であることを理解しやすいこともあります。

意思表示や表現という意味では抜群です。

しかしその一方で、サイズが変わってしまった時に直さなくてはならなかったり、目立つからこそ普段遣いがし辛いといったデメリットも存在します。

サイズは変わる人がほとんどですが、サイズ直しは可能です。（デザインによっては不可能なデザインもあります）

また指は常に露出しているため、仕事の関係などで派手な装飾品を身に着けられない方などは、着用機会が少なくなります。

そして指輪というデザインは表現力が高いため、年齢と共にデザインに飽きてしまう傾向もあります。

その場合にはリメイク・リフォームなどをして、主役のダイヤモンドを残しつつ、デザインを変えることもできます。

婚約ネックレス

続いてが婚約ネックレス。最近人気を集め始めている形状が、ネックレスです。

価値が高く、主張性の高いダイヤモンドがトップにセットされたネックレスは、女性であれば１つ持っておくと便利なアイテムです。

「メリット」

・いつでも身に着けられる

・デザインに飽きが来ずらい

・修理がしやすい

・チェーンの変更などで表情を変えやすい

「デメリット」

・胸元のため、ダイヤモンドが指輪よりも小さく見える

・服装によっては、全く表に露出しない

・一目で婚約ジュエリーとは理解されづらい

ネックレスという形状にもメリットやデメリットは存在します。

婚約ジュエリーがネックレスに適している場合とは、余り見せたくない場合や指輪を着用したくない、する機会が皆無といった場合が基本となります。

またサイズなどの心配もないため、普段遣いもしやすく、カジュアルに使用できる点もポイント。

毎日着用できる事に喜びを感じる場合には、抜群の効果があります。

婚約指輪クラスのしっかりしたダイヤモンドであれば、フォーマルな場面でも活躍をしてくれます。

デメリットには記載していませんでしたが、指輪よりもチェーン切れなどの修理リスクは高いです。

しかしこれはあくまで安全面が考慮された結果になります。チェーンが切れづらいということは、不測の事態の際に危険だからです。

（首がしまったりなどの危険性）

チェーンは交換しやすいですし、修理もしやすいため、デメリットには含まれないと考えて問題ないです。

その他のジュエリー

基本的に婚約指輪を含む婚約ジュエリーですと、指輪かネックレス・ペンダントかの二択が主体です。

しかしライフスタイルによっては、他のジュエリー形状で婚約ジュエリーとすることもできます。

「婚約ブレスレット」

ブレスレットにすることで、よりカジュアルな装いからも活用できます。

しかし腕は動きが盛んな場所のため、比較的破損等のリスクが高まります。

毎日身につけるなら、ネックレス・ペンダント形状の方がおすすめではありますが、特別な時などにブレスレットで彩りたい場合には最適です。

「婚約ダイヤモンド」

そもそもダイヤモンドを保有することに特化して、身に付けないという選択肢も存在します。

ダイヤモンドは価値が世界中で定められているため、通貨と同じですので、身に付けずに価値を保有するというニュアンスで、自宅にしまっておくという選択肢もあります。

保管する場合には、金庫などしっかりとした場所で保管して置くほうが良いですね。

いかがでしょうか。婚約指輪は爆発的な流行によってイメージに強いだけであって、婚約ジュエリーという考え方で問題ありません。

ネックレスに指輪に、お二人にとって、相手にとってどんな形状のダイヤモンドジュエリーが最適なのかを検討されると良いでしょう。

お二人にとって最上の婚約ジュエリーを叶えて頂ければ幸いです。

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