プロポーズで失敗しやすいシチュエーション達
プロポーズは、失敗が許されないイベントでもあります。しかし人と人との間にあるイベントですから、失敗してしまうケースは少なくありません。
お互いのタイミングだったり、仕事や関係値に関わる理由であれば、まだ納得しやすいものがありますが、プロポーズのシチュエーションやプランによる失敗は避けたいですよね。実際に相手と結婚したいと思ってはいても、プロポーズの内容が駄目だったという理由で断るケースもあります。
今回の記事では、プロポーズで失敗しやすいシチュエーション達をご紹介し、成功させるために必要なプロポーズの考え方や方法をご紹介します。
自己満なシチュエーションである
プロポーズで最も失敗しやすいシチュエーションが、自己満足なプロポーズだったこと。相手の価値観や考えに見向きもせず、ただ自分が好むシチュエーションでプロポーズを行ってしまう事例です。
これはプロポーズに関わらず、誕生日や記念日、クリスマスなど、カップル間における全てのイベントに言える要因です。これがプロポーズとなると、女性にとっても人生で非常に重要なイベントとなります。
これから二人で、家族として歩んでいくことを提案する機会であるプロポーズであるにも関わらず、女性自身の価値観などとかけ離れたプロポーズのシチュエーションだと、結婚したくても断ってしまうことになります。
プロポーズは相手の気持ちに語りかけることが重要です。相手の心に届かなければ、意味がありません。それは大げさな演出や、かかった予算とは比例するものでもありません。例えばシャイな彼女に、パブリックな場所やシチュエーションでのプロポーズをするこは、基本的に禁物です。
いくらサプライズだと言っても、相手の属性に合っていない演出は逆効果になる可能性があるわけです。
マンツーマン(二人)でないプロポーズ
少し前には、フラッシュモブと呼ばれる、大胆なサプライズ演出が流行していた時期がありました。自分の友人や彼女の友人なども巻き込んで、不特定多数でサプライズプロポーズ演出をしようというものです。
もちろん、こういったサプライズなシチュエーションも素敵です。しかし、それは成功した場合です。プロポーズのプランだけを検索すると、良い結果の方法ばかりが出てきます。
しかしプロポーズ失敗(PROPOSAL FAIL)などとYOUTUBEなどで調べてみてください。実際には、失敗しているケースが非常に多いことがわかります。不特定多数を巻き込むことで、悲劇は増大されることにも繋がります。
実際、筆者の友人がフラッシュモブによるサプライズプロポーズを敢行し、彼女は気が動転してしまって帰ってしまった。という出来事がありました。突然のことだったこと、それが彼氏だけでなく、友人なども多数いたことがさらに混乱してしまったこと。が大きな理由でした。彼とは結婚したいと思っていたけれど、自分が帰ってしまったことをその後も彼女はずっと後悔しているようです。
サプライズの大胆さは、確かに成功すれば素晴らしい思い出になるかもしれません。しかしそれは諸刃の剣となることも覚えておきましょう。
基本的にプロポーズはマンツーマンで行うべきです。二人のプライベートと考える方が良いです。どうしてもフラッシュモブのようなサプライズをしたい場合には、結婚式や二次会などで行いましょう。
とにかくプロポーズは、マンツーマンという二人だけのシチュエーションで行うことから検討してください。
お金がかかりすぎているシチュエーション
不用意にお金(予算)がかかり過ぎているシチュエーションも、基本的には避けた方が良いです。筆者の経験則では、お金の量に比例して、気持ちの伝達濃度は失われる傾向にあります。
気持ちの大きさは、お金の量では決してありません。むしろしっかりした女性であればあるほど、不用意にお金のかかりすぎたプロポーズには反感を持つ可能性があります。結婚後は、色々な出費もかかります。そして家計も共にすることになります。お金の使い方における不安要素をプロポーズで感じられてしまってはいけません。
もちろんお金をかけることが駄目というわけではありません。プロポーズは人生において一度ずつのシチュエーション。だからこそしっかりと二人で楽しみたい。という考えは素敵ですし、予算はかければかけるほど、プランは充実したものになります。
例えば演出ばかりにお金をかけるよりも、場所や婚約指輪などのプレゼントに費用をかけた方が印象は良いです。筆者はプロポーズでリムジンをレンタルしたのですが、後々に、あれはなかった。と言われてしまったことがあります。リムジンのレンタル費用があるのなら、二人で温泉とか旅行に行きたかったと思っていたようです。
予算をかけるのであれば、プロポーズの場所を旅行先というシチュエーションにしてみたり。婚約指輪のダイヤモンドをアップグレードしてみたり。そういった方向性にすることで、彼女もより素敵に感じてくれると思います。
とにかくお金の匂いがしすぎるプロポーズのシチュエーションは避けましょう。
険悪なシチュエーションでのプロポーズ
これはプロポーズのタイミング的な部分にもなりますが、二人が険悪なムード・シチュエーションにいる時のプロポーズは避けた方が良いでしょう。そういった場合には、まず関係を修復することに専念すべきです。
一発逆転でプロポーズ!なんて方法は絶対に行ってはいけません。プロポーズは仲直りのアイテムではないからです。よくドラマや映画では、二人の関係にヒビが入ったようなシチュエーションで、敢えてプロポーズというサプライズを行う。みたいな演出があったりしますが、あれは映画やドラマの世界だけです。現実世界においては、逆の立場を想像してみましょう。ただでさえ険悪なムードなのに、プロポーズを承諾できるわけがありません。
とにかくプロポーズは良好なシチュエーションで計画を立てることを心がけましょう。仮にプロポーズ決行を予定していた日に喧嘩してしまったような場合には、スケジュールをずらした方が懸命です。
成功しやすい要素だけにしておく
プロポーズで失敗しやすいシチュエーションについてご紹介をさせて頂きましたが大切なのは、相手にとっても自分にとっても、二人にとって嬉しいプロポーズのシチュエーションであるということです。無理のしすぎも禁物ですし、普通すぎてもいけません。バランスをとりましょう。
いずれにしても大切なのは、プロポーズのその日まで成功しやすい要素のみに絞っておくことです。場所、演出、言葉、プレゼント、相手の価値観をしっかりと理解して用意をしておくことです。
プロポーズという概念にとらわれず、相手が結婚の申し込みをされるなら、どんなシチュエーションを喜んでくれるだろう?と考えるのです。その考え方一つでも、大きく変わるはずです。
例えばプロポーズのプレゼントは最も失敗しやすい要因でもありますが、好例でもあります。
もしプロポーズというイメージだけで決めてしまうならば、婚約指輪をプレゼントに選んでしまうはずです。しかしそれが失敗の元になります。サイズや好みのデザインなど、婚約指輪は本来、二人で選ぶ方が素敵だからです。相手もその方が嬉しいですよね。
このように、相手にとって何が最適なシチュエーションかを考えれば、自ずと素敵なプロポーズとなるはずです。
プロポーズは失敗しやすいシチュエーションを除外して検討し、とにかく二人にとってワクワクするプロポーズを計画しましょう。
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