「プロポーズなし」はOK?プロポーズなしで後悔したらやっておきたいこと
人生を大きく変えるタイミングである「プロポーズ」。
女性にとっても男性にとっても大切な瞬間ですが、いざ結婚を申し込むとなると「恥ずかしくてやりたくない」「忙しいからプロポーズがあいまいになってしまう」とうまくいかないことも多いようです。
中には「プロポーズなし」というカップルも。ですが、この「プロポーズなし」は果たしてOKなのでしょうか?
今回はプロポーズなしの場合のメリットとデメリット、プロポーズなしで後悔したときの結婚準備中でもできるプロポーズなどをご紹介します。
これからプロポーズを考えている方、「実はプロポーズをしていない」という方は今からでも遅くありません。ぜひ参考にしてください。
目次
プロポーズなしで結婚したカップルは全体で何割?
ブライダル情報誌を発行するゼクシィのアンケートでは、プロポーズの割合は以下の通りになりました。
【みんなのプロポーズ事情1】プロポーズはどちらからしましたか?
- 彼から…74.8%
- 彼女から…5.3%
- プロポーズはなかった…19.9%
このアンケートによると、実は全体のおよそ2割のカップルがプロポーズなしと回答しています。
プロポーズありのカップルが多数派とはいえ、「なし」のカップルもいるのだそう。なぜ、プロポーズなしになったのかいくつかパターンを見てみましょう。
なんとなくの流れで
「なんとなく結婚した」「そういえばプロポーズされていない…」など、プロポーズに対してドライなカップルもいるようです。
デートの途中でなんとなく流れで指輪を予約。その後は結婚式場の見学や予約をして、自然な流れで結婚。
主に交際の長いカップルにこのパターンが多く、お互いに合意があればこの形も良いのかもしれません。
お互いにプロポーズを避けたから
「すでに同棲していて、結婚しても生活は変わらないからプロポーズはいらなかった」「今さらするのが恥ずかしくってお互いに避けた」というパターン。
こちらも交際期間が長いカップルの声が多く、今さら言うのは恥ずかしいと意識してしまうからだそうです。
二人が納得しているとプロポーズなしもOKですが、相手の気持ちはしっかりと考えておきたいですね。
「授かり婚」だったから
「子どもができたと話したら、じゃあ結婚だね…でプロポーズはなし」「子どもができてバタバタしていたら、そういえばプロポーズされていないかも…」
筆者自身授かり婚ですが、プロポーズは「あったような、なかったような」とあいまいです。
比較的女性側がプロポーズにこだわりがある方が多いのですが、妊娠中で大変な場合は女性のケアに重きを置いたほうが良いでしょう。
親から言われて結婚を決めたから
「付き合っているとき、親に紹介したら両親は「結婚するもの」と勘違いしていた。その流れで後に引けず、後日指輪を買いに行きました」という少し変わったパターンも。
周りから言われてプロポーズなしに結婚、というものや、女性側から「そろそろわかってるよね?」とプロポーズのタイミングがないまま結婚準備に入るカップルもいるようです。
どんな「プロポーズなし」のパターンでも、二人が納得していればこの形もありかもしれません。次は、プロポーズなしだったカップルの本音をチェックしてみましょう。
プロポーズなしはOK?男性・女性の本音とは
実際にプロポーズなしだった筆者の本音を含め、プロポーズをしないパターンについて男女ともに意見を集めました。
プロポーズなしでも良いのか、またプロポーズなしの場合は「やり直してもOK?」という点まで見ていきましょう。
【プロポーズなし】男性側の本音
「ときどき妻からプロポーズなかったよね、と責められます。ちゃんとやっておけばよかった…と後悔しています」
「プロポーズの言葉はなしで、指輪を買いに行って一緒に住むおうちを探しに行こうかと言いました。結婚の意思は伝わっているので、相手も納得していればOKなのかなと」
「プロポーズってホテルを予約して婚約指輪を用意して…とお金と準備がかかるイメージがあった。授かり婚だったためにプロポーズはパスしてしまったけれど、けじめとしてやっておけばよかったと思う」
男性はプロポーズをする側になることが多いのですが、意外とさまざまな理由で「なし」を選んでいます。
また、プロポーズをやっておけばよかったという後悔の声も。婚約の記念品は用意することはあっても、言葉がなかったというのは少し気になるポイントかもしれません。
【プロポーズなし】女性側の本音
「もう待てない!と思って式場を予約しようと切り出しました。彼は協力的でしたが、本音はどうなんだろう?とプロポーズがないことに不安はありました」
「ものすごく凝ったプロポーズをされても困るので、うちの場合はなしでも良かったと思っています」
「うちはプロポーズなしで結婚準備を始めたものの、私が納得できなかったので挙式の前日に「プロポーズして!」とお願いしました。ハネムーンでプロポーズをお願いした子もいます」
実は筆者自身もプロポーズなしでしたが、プロポーズがなくても今の結婚生活がうまくいっているので気にしていません。
とはいえ多数のカップルがプロポーズを体験しているために、「プロポーズなしは残念」と思う女性は多いです。また、やりなおしをお願いする方も多く、後悔するのであれば結婚準備段階や結婚後に改めてプロポーズしても良さそうですね。
プロポーズなしで後悔したら?やり直すおすすめのタイミング
プロポーズなしで後悔するのは、男女ともに共通しています。
しかし、プロポーズに対して「きちんとしないと」「特別感を演出しないと…」と気負いすぎてしまい、結局できないというカップルも多いもの。そこで、プロポーズなしで後悔している方へ、今からでも間に合うプロポーズし直すタイミングをご紹介します。
婚約期間にプロポーズ
プロポーズがあいまいになったまま、婚約期間に突入。その準備のときにプロポーズし直してももちろんOKです。
実は、プロポーズありのカップルでも「プロポーズから入籍までの間」には時間があります。長いカップルだと1年以上婚約期間があることも。
その間に準備を整え、改めてプロポーズできると良いですね。
挙式の前にプロポーズ
「プロポーズなしだった」「なんだかよくわからないプロポーズだった」というカップルがやり直したタイミングは、挙式の前日や式の前という声も多く聞かれました。
結婚式の前日はホテルを予約したり二人で過ごしたりするカップルもいますが、そのタイミングでプロポーズし直せるとベストです。
やり直したプロポーズは必ず「結婚してください」などのはっきりとした言葉を入れて、プロポーズの雰囲気を作ると喜ばれます。
ハネムーンや引っ越しの日にプロポーズ
婚約期間も結婚式にもプロポーズできなかった…という方は、記念の旅行や二人で暮らすスタートの日にプロポーズするのもおすすめです。
ハネムーンなどの旅行中は二人で非日常を楽しめるため、普段よりも開放的になるかもしれませんね。
結婚後のプロポーズの仕方には工夫が必要ですが、それでも「困る」という方は少ないです。ぜひ二人が納得する形を目指してみましょう。
結婚記念日やスイートテンでプロポーズ
これまでご紹介したタイミングすべてが過ぎてしまったという方でも、結婚記念日などのタイミングで改めてプロポーズし直すことも可能です。
今、プロポーズなしで納得している筆者も記念日やスイートテンのタイミングでプロポーズをやり直してもらえると、その行動そのものがありがたく感じます。
結婚記念日やスイートテンでは記念の指輪を贈ることも多く、婚約指輪を用意できなかったという方は、結婚後生活が落ち着いたタイミングで用意するのもおすすめです。
結婚後の再プロポーズのポイントとは?
プロポーズなしで後悔している、プロポーズをやって欲しい!と言われたという方は、ほとんどが結婚後の再プロポーズです。
また、結婚準備中にプロポーズをやり直すこともあるかもしれません。
再プロポーズは必ず成功させたいタイミング。そこで、プロポーズのタイミングを逃し「やり直し」をするときに頭に入れておきたい成功のコツをいくつかご紹介します。
「プロポーズがなかったから」と一言添えて
再プロポーズで大切なのは、プロポーズの言葉です。ただし、結婚後にいきなり「結婚してください」と言われても、相手には意図がうまく伝わらないかもしれません。
そのため、まずは「プロポーズがなかったからやり直すね」「プロポーズの代わりに普段の感謝を伝えてもいい?」など、きちんとプロポーズなしを後悔している思いを伝えましょう。
はっきりと切り出すことで、相手にも好印象になり自分のプロポーズする準備も整います。
関連記事:プロポーズのやり直しを希望する女性が多い?次こそ成功させるためのアイデア6選
プレゼントを用意する
プロポーズの雰囲気を演出するのは、プレゼントです。
プロポーズでは婚約指輪を用意するものが王道といわれますが、再プロポーズでも同じものを準備してOK。
例えば
- 宝石の付いた指輪
- ネックレスなどの身につけやすいジュエリー
- ダイアモンドプロポーズ
以上のプレゼントが喜ばれます。
「宝石の付いた指輪」というのは、婚約指輪が一般的にダイヤモンドのある指輪だからです。
ただし指輪は十分に持っている夫婦や指輪を好まない女性もいるため、形式にとらわれず相手が喜ぶプレゼントを用意しましょう。
タイミングが難しい場合はシチュエーションを演出して
今さらプロポーズのやり直しは気恥ずかしい…という方は、「結婚記念日」「旅行中」「相手の誕生日」といったタイミングがおすすめです。
今なら家族が増えていることもあるため、二人きりになれる時間も作ると良いでしょう。
普段の何気ないタイミングでのプロポーズも好まれますが、できるならゆっくり二人で過ごせるシチュエーションを準備し、誠意を込めてプロポーズし直すのが大切です。
相手に必要ないと言われてもプロポーズを大切に
例え今プロポーズなしで納得していても、プロポーズなしを後悔している場合はやり直しも可能です。
何より考えたいのは、相手の気持ち。このまま「何となくしなかった」ともやもやするよりは、この先長い二人の時間の中でお互いが満足できるプロポーズを叶えてみてくださいね。
再プロポーズでは、特別なプレゼントの準備もおすすめです。どんなに「今さら」でも遅いことはないため、二人の特別な思い出を作ってみてください。
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