指輪でプロポーズが、前提からしておかしい方法である理由

指輪でプロポーズはしてはいけない方法であり、過去の方法。
これまで数多くの記事でも触れてきた内容でもあります。

しかし現在でもコーディネートをさせて頂くお客様の中には、指輪でプロポーズという先入観が強く、悩んでしまっている方も少なからずいらっしゃいます。

そういった方に筆者がご紹介することで、スッキリと納得される理由があります。

婚約指輪でプロポーズというイメージがまだ強くある方は、ぜひご参考ください。

前提からおかしいという現実

そもそも婚約指輪でプロポーズという方法自体が存在していることから、おかしいのです。指輪でプロポーズという方法がある時点で、前提からおかしいのです。

婚約指輪は、婚約記念品。
そしてプロポーズはプロポーズプレゼントであり、まだ婚約の『提案段階』です。

提案段階で、成功するかどうか相手からOKをもらえるかどうかも分からないのに、なぜ婚約記念品という婚約が決まった証に贈る品をプレゼントするのでしょうか。

そもそもおかしいんですよね。（苦笑）間違っているんです。
そもそも婚約指輪は、プロポーズプレゼントではないんです。

今回の記事の理由はいたってシンプル。
指輪でプロポーズという方法そのものが間違っているので、その方法を使用する理由が前提としてないんですね。

なのでいくらイメージを持っていても、それは間違ったイメージですので、安心して捨て去りましょう。

筆者はダイヤモンドプロポーズをコーディネートして、１０年。
これまで一人としてダイヤモンドプロポーズではなく指輪でプロポーズすればよかったと感じられた方はいらっしゃいません。

それに、そもそも指輪のサイズにデザインと勝手に決められるものでもないので、そういった前提からもおかしい方法です。

彼女からのリクエストでも関係ない

前提から間違った認識である、婚約指輪でプロポーズ。
それをご紹介しても、彼女から指輪でプロポーズをリクエストされたから。
とまだ悩んでしまう方もいらっしゃいます。

冷たい言い方になってしまいますが、彼女から指輪でプロポーズをリクエストされても関係ありません。そのリクエストは無視して大丈夫です。

敢えて強めの表現でお伝えしましたが、彼女も間違った認識をしているのですから、間違った認識のリクエストをそのまま受けるのは、間違った受け方です。

正しく、最適な方法にアレンジしてあげることが大切ですよね。
それは結果として、彼女をより幸せに、喜びのあふれるものへと叶える手段なのですから。

指輪でプロポーズはあくまでイメージレベルでのリクエスト。
それを上回る方法がしっかりあるのですから、大丈夫です。

あれ？指輪でプロポーズじゃない？と最初は違和感を感じても、真意を理解すれば、最高！と認識してもらえますからね。


彼女にとって最上の選択とは、自分のこれからに最大限の配慮がされ、理想の婚約指輪などのジュエリーを叶える特別な機会をもらい、さらに理想の婚約指輪を叶えられること。

婚約指輪の主役であるダイヤモンドのみでのプロポーズは、指輪でプロポーズをそもそも方法的に圧倒的に上回った方法ですし、何より正しい方法なのです。

プロポーズリングは余計に迷子になる

何が最適で最上の選択肢なのかをしっかりとご提案することが、ジュエリーメーカーやブランド、そしてコーディネーターの責務だと思います。

しかしこういった立場側にも先入観があり、プロポーズリングと呼ばれる仮のプロポーズ用指輪なんてアイテムも時々見受けられます。

これは余計に迷子になってしまうのでやめましょう。
彼女からすれば、それが仮が本番かなんてわかりません。
仮と知った瞬間に期待を裏切られます。

プロポーズはその時も本番です。プレゼントも本番でなくてはなりません。
仮のプロポーズリングを選ぶということは、贈り主側の都合でしかありません。

余計な妥協をせず、わかりやすくダイヤモンドのみでプロポーズしましょう。それが一番です。

ダイヤモンドプロポーズ記事はこちら＞

何事もシンプルに、目的を見失わず、先入観を取り払って最適な方法を検討するにこしたことはありません。プロポーズなんて特別なイベントですから、なおのことです。ぜひご参考くださいね。

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