婚約指輪とは、そもそもどんな指輪か。
婚約指輪(エンゲージリング)。
それは男性から女性にプロポーズなどと共に贈られる特別な指輪です。
結婚指輪が結婚の証しとなる指輪ならば、婚約指輪は婚約の証しとなる指輪です。
ヒトとの関係においては、それを表すモノによって明確に表現されてきました。
私には結婚した特別なヒトがいる。という事の象徴であり、優れた表現が結婚指輪ならば、
婚約指輪は、私には婚約した特別なヒトがいる事を象徴し表現する優れた指輪です。
その象徴がある事によって、ヒトはそのイベントをしっかりと記憶し、
そんな素敵な出来事をずっと保存し続ける事ができるわけです。
象徴する指輪。
結婚指輪も婚約指輪も長い歴史の中で、多くの方に支持されてきたリングであり、
現代においても、最も優れた選択肢としてほとんどの方が婚約指輪を贈られています。
今回の記事では、婚約指輪とはそもそもどういった指輪なのか。
商品としての特徴なども踏まえて、ご紹介したいと思います。
目次
ダイヤモンド(宝石)が主役のリング。
前提としては、婚約指輪に対して明確なルールというものは存在していません。
古代ローマ時代などでは、鉄でこしらえた指輪を婚約した証明して使っていた。
という史実もあります。
つまり、これは婚約指輪だ。
として贈る指輪であれば、何でも婚約指輪になり得るわけです。
しかしこれはあくまで理屈。
婚約や結婚とは人生においても最たる特別な出来事。
そんな特別な出来事におけるプレゼントは、相応に特別である必要性があります。
簡単に言ってしまえば、誕生日プレゼントにおいてこのプレゼントでなくてはならない。
という明確なルールはありませんよね。
しかし、20代、30代の彼女への誕生日プレゼントで、
あまりにも安すぎるプレゼントを贈ってしまったり、安いのは置いておいても、
センスがなさすぎるプレゼントを受け取ったならば、女性も苦笑いしてしまいます。
場と時に見合ったふさわしいものである事は、どんなギフトシーンにも共通した必要性です。
婚約してください。結婚してください。
そんな特別な意味を持つ婚約記念品である婚約指輪は、特別なものである必要性があるわけです。
そんな中で、社会的に通例となったのが、ダイヤモンドなど、
宝石の輝く指輪で婚約指輪を贈る。という手段です。
現在においては、全体の95%以上の方が婚約指輪をダイヤモンドリングで贈られており、
どんなブランドやショップにおいても同様の打ち出しが成されています。
婚約指輪はダイヤモンドで。
それはルールではありませんが、社会的概念において最も支持されており、
通例とされている方法なのです。
価値のあるダイヤモンドで。
婚約指輪といえばダイヤモンドリング。
ここまでは大抵の方が認知しており、イメージされているかと思います。
しかし、婚約指輪はただダイヤモンドであれば良い。
というわけではありません。
こちらもルールではありませんが、
婚約指輪においては価値の高いダイヤモンドである必要性があります。
どこからが価値があるのか。
それは非常に曖昧ですし、個人的な価値観にかなり依存する部分があります。
各国のセレブであれば、数百万円から。と考える方もいらっしゃるわけです。
ここで相場が一つの大きな判断基準となります。
日本国内における婚約指輪の平均予算(相場)は、約30万円。
つまり30万円位の予算で婚約指輪を贈る方が最多層というわけです。
30万円という予算から導き出すと、
最適なダイヤモンドクラスは0.3カラットからとなります。
つまり婚約指輪としてダイヤモンドリングを贈るのであれば、
基本は0.3カラット以上の無色透明な美しいダイヤモンドである必要性があります。
最低でも0.2カラット以上で検討されると良いでしょう。
ダイヤモンド×プラチナで構成。
続いて婚約指輪そのもののデザインについて。
写真の通り、婚約指輪とはダイヤモンドを主役にしたデザインが特徴です。
デザインは無数にありますが、ベースを貴金属で生成し、中心にダイヤモンドが輝く設計が原則です。
ダイヤモンド(宝石)×貴金属(金・プラチナ)
この構成によって婚約指輪が完成します。
貴金属においては、ほとんどがプラチナで選ばれます。
なぜならプラチナが貴金属において最も希少で価値があるから。
そしてその白く美しい輝きがダイヤモンドと干渉する事なくまじわるからです。
特に日本ではプラチナが通例ですが、
欧米などでは、イエローゴールドが人気ですね。
基本はプラチナと考えて良いでしょう。
ここまででお分かりの通り、
婚約指輪の価値とは、ダイヤモンドのクラスと貴金属の使用重量によって決まります。
デザインの種類は大きく分けて4種類。
続いて婚約指輪のデザインについてです。
婚約指輪のデザインといっても無数にあります。
ブランドによって打ち出しているラインや訴求商品も異なる傾向にありますし、
スーパーブランドや大手の宝石店であれば、幅広くなんでもラインナップしています。
あまりにもデザインが多いので男性方にとってここから1つの指輪を選ぶのは至難の業に感じますが、
実は婚約指輪の基本デザインとは大きくわけて約4種類ほどなんです。
「ソリティアリング」
いわゆる婚約指輪というデザインですが、
センターにダイヤモンドを配置しただけのシンプルを極めたデザイン。
最も王道で伝統的なデザインなので、最も人気です。
「S字・ウェーブリング」
リング本体が曲線を描き、ダイヤモンドを包み込むようなデザイン。
もしくはウェーブがかったデザインの総称です。
シンプルさに遊び心を加えたデザインとして人気です。
「エタニティリング」
豪華なデザインといえば、このデザイン。
センターに主役のダイヤモンドをセットしつつ、
周囲全てにダイヤモンドをセットしてリング全体が輝くデザインです。
女性にとっては最も憧れであるデザインですね。
「サイドストーン」
センターのダイヤモンドを主役としつつ、
サイドに1石〜4石程度の比較的小さなダイヤモンドをアクセント的にセットしたデザイン。
シンプルさは欲しいけど、輝きも加えたい。そんな方に人気のデザインです。
以上4つのデザインが婚約指輪における基本デザインとなっており、
ほかにある無数のデザインのほとんどが、これらデザインからの派生だったり、
組合せで設計されます。
方向性を決めるにあたってはこの4つから絞る事で、
より婚約指輪選びがしやすくなるでしょう。
(余談)ダイヤモンド以外の宝石。
いかがでしょうか。
婚約指輪という言葉自体があまりにも広すぎてなかなか難しい部分でもありますが、
男性にとっては最初で最後の買い物である婚約指輪。
迷ってしまうのは当然の話でもあります。
無数に商品はありますが、最低限の知識だけでも、
婚約指輪選びはしやすくなります。
本項は余談になりますが、ダイヤモンド以外の婚約指輪についてです。
宝石といえば、ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなど様々。
どれも価値のある石だからこそ宝石と呼ばれます。
つまりダイヤモンドであるべき絶対的な理由は理屈上はありません。
ダイヤモンド以外なら、ルビーとサファイアが人気です。
ほかのヒトとは違ったテイストにしたい。
そんな方にはおすすめできますので、合わせて検討してみても良いでしょう。
男性から世界で最も大切な女性へと贈る婚約指輪。
今回は婚約指輪そのものについてご紹介させて頂きました。
ぜひ素敵な婚約指輪を叶えて頂ければ幸いです。
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