こうして僕は指輪でのプロポーズに失敗した。先輩花婿の失敗談
失敗したくないプロポーズも、実際には失敗してしまうケースが少なくないのが現実。そもそもこの世界に絶対成功するなんてことは存在しないのと同じように、プロポーズに失敗してしまった、もしくは成功はしたけど方法自体は失敗だったと感じられたケースがあります。
その代表格とも言えるのが、指輪でのプロポーズによる失敗談。
なぜ指輪でプロポーズして失敗したのか、なぜ指輪でプロポーズしてはいけないのか。先輩花婿からお聞きした失敗談よりご紹介していきたいと思います。
指輪が入らなくて、愕然
体験談として、多いのがサイズ問題。
指輪を差し出すまではまだ良かったものの、いざはめてあげようとしたら、指輪が全く入らなかったり、ゆるすぎて使い物にならなかったというケース。終わりよければすべて良しといいますが、終わりが最悪であればすべて終わりです、
これはレアなケースではなく、指輪でサプライズプロポーズしてしまったら、ほぼ確実に陥るケースです。
指輪のサイズってとても繊細なんです。それに指のサイズは変動しやすい。さらに言ってしまうと、デザインによってもサイズは変動するという事実があります。
筆者はプロのジュエリーコーディネーターですが、彼女の完璧なサイズを決めることは絶対にできませんね。プロが無理なのですから、一般の方であれば当然です。専用のサイズ計測ツールを使って、色々と試しながら吟味しなくてはなりません。
それでも指輪で販売しようと宝石店はしていますが、良くないことですね。サイズはあとから直せるので大丈夫なんてうたったりしますが、そもそもサイズ直しには限界があります。何度もすると金属疲労がおこってしまうので、それも無理です。
つまりサイズ直し前提で婚約指輪をプロポーズプレゼントするのは、絶対によくありませんし、そもそもそこまでして指輪でプロポーズするメリットは誰にもありませんよね。絶対失敗するのでやめましょう。
仮のプロポーズリングに苦笑いされた
最近増えている失敗談がこれです。いわゆるプロポーズリングと呼ばれる、仮の婚約指輪でプロポーズプレゼントしようというもの。
仮の指輪でプロポーズ(大抵は玩具的なもの)して、成功したらそのお店で本番の婚約指輪を購入しましょう。という流れです。
一件、理論上は問題なさそうに見えますが、そもそも仮の指輪って仮のプレゼントということになり、相手から苦笑いされてしまうケースが多いです。
プレゼントはその時が本番。仮ではないのです。
いざときめいてプレゼントを受け取ったら、それが仮のプレゼント。雰囲気も台無しですし、相手のリスクヘッジにさらされた感が充満する結果となります。
絶対にやめましょう。
これ、そもそもプロポーズから婚約指輪の成約はたまた結婚指輪までの成約をかりとってしまおうという宝石店の戦略です。
選択肢を削るばかりか、そもそも仮の指輪でプロポーズするメリットがお互いにないので、失敗しやすいです。
デザインが相手の好みでなかった
最も多い失敗談はサイズと並んでこれではないでしょうか。
婚約指輪には多様で無数のデザインが存在しています。そんな星々の中から、相手にとってベストな婚約指輪デザインを独断できる訳がないんですよね。
なぜか。選択肢の多さもですが、何よりも婚約指輪はすべて答えになり得るからです。婚約指輪はファインジュエリーと属される高級ジュエリーに分類されます。つまり持っていれば持っているほど嬉しいもの。あれもこれも選ばれば最高なんですよね。けれど高額品だからそうはいかない。じゃあ1つを記念に贈りましょうというのが婚約指輪です。
逆の立場で考えてみるとわかりますが、そんな代物。絶対に自分で選びたいですよね。男性であれば、高級時計になります。ショーケースに並んでる時計全部欲しいけど1個だけなら、絶対に自分で選びたいはずです。婚約指輪も一緒なんです。
自分で選んだという事実が無い限りは、その選択肢はベストではありません。婚約指輪は必ずプロポーズで勝手に贈らず、二人もしくは相手に選んでもらいましょう。
ダイヤモンドプロポーズなら、主役のダイヤモンドからプレゼントして、さらにあとからサイズとデザインはオーダーメイドできるため、完璧です。予算もほぼ事前に確定するので、素晴らしい方法です。
いかがでしょうか。婚約指輪でプロポーズ、イメージでは素敵です。
しかし現実には失敗を生みやすい選んではいけない方法なんですね。恋は盲目といいますが、プロポーズは盲目になってはいけません。
こういった事実を受け止め、最適な手段を講じましょう!
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