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婚約指輪の本当の必要性とその理由

婚約指輪(エンゲージリング)の必要性。常に一定数、そんな議論がされています。

婚約指輪は婚約記念品。平均相場でも約30万円以上の高級品です。

基本的な贈り主である男性にとっては、大きな出費であることには間違いありません。

もし婚約指輪を贈る必要性があまりないのであれば、避けて通りたいと考えるのは当然のことかと思います、

検索をすれば、ほとんどのサイトはSEO対策として、基本的に自社に有用な情報しかアップロードされていません。婚約指輪のリアルな必要性を調べようと思っても、なかなか行き着かないのが現実かもしれません。

今回の記事では、普通宝飾業界が触れたくない、婚約指輪の本当の必要性についてご紹介したいと思います。


そもそもルールでもない

 

婚約指輪-カラーゴールド-イエローゴールド-エンゲージリング-ピンクゴールド

 

そもそも婚約記念品やプロポーズプレゼントで婚約指輪を贈ることは、ルールでもなんでもありません。

文化という言葉が近いです。

100人の男女にアンケートをとっても、婚約といえば婚約指輪を想像される方は、ほぼ100%の結果となります。

そしてこれは世界中において、共通の概念ともなっています。

つまり婚約=婚約指輪というのは世界中におけるスタンダードな文化と言えます。

しかし、勘違いしてはいけないのが、絶対に贈らなくてはならない。というものではないこと。

今回ご紹介するようなケースの場合には、そもそも婚約指輪を贈る必要性はありません。

むしろ贈ることがネガティブになってしまうケースだって存在します。

なぜ婚約指輪が必要になった?

 

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日本において、婚約指輪が婚約記念品として普及したのは、1960年代の後半あたりでしょうか。

ダイヤモンド流通の元締め的会社であるデビアス社が、お給料の三ヶ月分やダイヤモンドは永遠の輝きといった、史上稀にみるほど成功したキャッチコピーと共に、大々的にCMなどのプロモーションを行った頃です。

プロモーションは大成功し、日本においても価値の高いダイヤモンドをまとった婚約指輪が一気に普及しました。これが婚約指輪が文化的要素となった、最大の理由です。

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美しく、世界中でその価値が保証されているダイヤモンドに対する憧れは一気に高まり、婚約したらダイヤモンドの輝く婚約指輪を。と憧れる女性が急増したわけです。

しかしこれらは男性にとって大きな出費をもたらしたわけですが、メリットも大きいものがありました。

そもそもプロポーズや婚約という、愛する女性に結婚を申し入れするにあたり、共通して憧れの対象となった婚約指輪が存在することで、男性もサプライズや素敵なギフトを選びやすくなりました。

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婚約のプレゼントや記念品といえば、婚約指輪。という共通認識があるからこそです。

こういった共通認識がないと、選ぶのにも苦労します。またダイヤモンドリングは価値が伴うため、費用は高額でも費用対効果は得られるものでした。

どこにいっても現金化できる希少な商品が、ジュエリーだからです。

それにダイヤモンドと貴金属で構成される婚約指輪には中古的概念はなく、いつでも新品に戻すことができます。

ジュエリーというのは、非常に優れたギフトとしての側面を持っており、こういった一生の中でも特別で重要な婚約や結婚においても、非常に優れたギフトとして、そのポジションを獲得したわけです。

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婚約指輪は、そもそも必要性があるから贈っていたプレゼントや記念品ではなく、必要性とは関係なしに、人々を魅了してきたギフトだったんですね。

数十年が経過した今もなお、婚約指輪を婚約記念品として選ぶ方は、90%以上。

必要性について議論されるケースはありますが、ダイヤモンドの指輪以上に適した記念品は、なかなか存在しない。というのが現実です。

だからこそ今でも選ばれているというのが、正しい認識ですね。

どんなケースでは必要ない?

 

 

 

では婚約指輪を必要としないケースとはどのようなケースなのでしょうか?

正直なお話、パターンでいえば無数にありますが、大きな概念でご紹介しておきましょう。

■資金が全くない

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婚約指輪を購入する資金がなければ、そもそも買う必要性も、買うこともできません。

そんな状態で婚約指輪を購入するメリットはどこにもありません。

時々、借金をしてでも購入した。というような事例を拝見しますが、筆者は絶対におすすめしません。

筆者は年間でも数百件の婚約指輪をご提案しておりますが、ご予算が20万円を下回る場合には、婚約指輪の購入をおすすめしていません。

贈らないという選択肢があることも、ご説明をしています。

ショッピングローンやクレジットカードの分割・リボ払いを活用する手段もありますが、果たしてそこまでして購入するものでしょうか?

筆者はジュエリーが大好きですが、それには疑問を覚えます。もし、相手が借金をしてでも贈り物をしてきたらどう思うでしょうか??

少なくとも筆者は、そこまでして贈られても嬉しくない。というのが本音です。大切なパートナーに、無理はしてほしくありません。

資金が不足している時には、婚約指輪の購入を見送りましょう。

婚約指輪を贈ることに、それでもメリットを感じている場合は、結婚記念日1周年等までに貯金をして、改めてプレゼントすることをご検討ください。

2周年、5周年、スイート10でも大丈夫です。

■相手が全く必要としていない

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相手の女性が、婚約指輪に対して、そもそも全く必要性を感じていない場合にも、贈る必要性はないと思います。

不要と考えているヒトに無理に贈ったところで、誰も幸せにはなりません。それでも無理に購入をおすすめする宝石店は、絶対に信用してはいけません。

しかしこのケースについては、注意すべき点があります。

実は過去多くのお客様との事例で、相手の女性が婚約指輪の必要性を感じていなかったけれど、実際に指輪を見たら、ワクワクしてしまった。

という女性がほとんどだった。ということです。

そもそも婚約指輪は価値の高い宝飾品。ファッションリングとは、全く異なるものです。

そしてほとんどの女性にとって、ファーストジュエリーが、婚約指輪となります。そのため、実際に指輪をみたり、ダイヤモンドを眺めるまで、現実味がないんですね。

婚約指輪の必要性を問われても、よく分からない。というのが現実的な部分です。

こういったケースの場合、事前に婚約指輪の必要性についてヒアリングして、相手が不要と答え、贈らないという選択肢を決断される方も多いです。

しかし後々に結婚式等で友人の婚約指輪などを眺めた時に、欲しいと思ってしまう女性は多いです。時はすでに遅しで、その頃には言い出すこともできません。

そうなると、本当は婚約指輪があることで、より素敵な出来事となるはずだった機会を損失することとなります。

この判断ばかりは、実際に眺めてもらわないといけません。

ダイヤモンドプロポーズをしたり、二人で宝石店へ遊びにいってみて、彼女のリアクションを確かめれば良いでしょう。

それでも不要に感じたなら、絶対に不要です。

■金属アレルギーである

 

プロポーズ_失敗

 

そもそも重度の金属アレルギーで、装飾品を身につけること自体がNGな場合には、不要です。

この場合、結婚指輪すら不要となるケースもあります。身体的な理由において、無理する必要性は全くもってありません。

時々話をお聞きしてびっくりするのは、金属アレルギーと聞いておきながら、プラチナなどであれば比較的アレルギー反応が起こりづらいということを伝えて販売しているケースです。

そもそも金属アレルギーの反応は金属の希少度とは関係がありません。何の素材に反応するかは、人それぞれだからです。

確かに一般的にはシルバーなどの方が、金属イオンが溶け出しやすいため、アレルギー反応が出やすいとは言われます。

しかし反応が出る形は、プラチナでもゴールドでも反応します。

なぜなら装飾品における貴金属は、純度100%ではないからです。強度を保つために、一部を合金しています。

ぜひパッチテストなどを受診して、何に反応するかを確かめたりしてください。

金属アレルギーなのに、無理に婚約指輪を贈る必要性はありませんよ。

■指輪が嫌い

 

プロポーズ-失敗-サプライズ

 

指輪を身につけるということ自体が、嫌いなケースです。

普段から指輪をされなかったり、そもそも指に装飾品を身につけることを不快に感じる方もいらっしゃいます。

そんな場合に婚約指輪を贈る必要性はありません。むしろ逆効果です。

こういった場合には、指輪ではなくネックレスやブレスレットという選択肢もあります。

実際に現代では、婚約指輪ではなく婚約ネックレスという選択肢を決められる方が、年々増えています。

ネックレスだと身につけることに負担も少なく、毎日身に着けやすいということが、大きな理由です。

ダイヤモンドの必要性と合わせて、検討されると良いでしょう。

また勝手に決めつけて、婚約ネックレスという選択肢を選ぶよりも、プロポーズであればダイヤモンド等の宝石素材からプレゼントして、形の選択肢は残しておいた方が賢明です。

婚約指輪をきっかけに、指輪の楽しさやファッションコーディネートの楽しさに魅了される方も少なくありません。

ネックレスと違い、常に目に触れる指輪は、魅力的な装飾品でもあります。

絶対的に指輪が嫌いであれば、婚約指輪である必要性は全くないですし、あやふやな状態であれば選択肢をのこしておく。

という方向性で進めると素晴らしいですね。

ダイヤモンドの必要性で検討

 

ダイヤモンドプロポーズ

 

そもそも婚約指輪という先入観は取り払い、必要性での検討ではなく、美しいダイヤモンドが優れた贈答品につながるのかどうかで検討されるとスムーズです。

ジュエリーは衣食住という生活に必須なアイテムではありません。ライフスタイルにストーリーを与えてくれるのが、ジュエリーです。

はるか昔から、宝石が人々の生活に関わってきたのには、そんな理由があります。

地球の奇跡が生み出す、宝石。

そこには人生にとって必要なストーリーが映るのでしょう。

お二人の婚約にとって、婚約指輪の必要性で検討されるとつまらなくなってしまいます。

これから一生共に生きていくこと、一緒に時を駆けていくことを提案するプロポーズや婚約。

結婚とは時の旅行を提案することでもあります。

時を超えて輝き続けるダイヤモンドなどの宝石は、そんな表現にぴったりです。

EIKA_FJEC_華やかなプロポーズから理想のリングへリメイク

ぜひこれからプロポーズされたり、婚約指輪等のジュエリーを検討されるのであれば、ダイヤモンドプロポーズによって、素材から二人のライフストーリーを作るように計画してみてくださいね。

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