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婚約指輪におすすめの、ダイヤモンドグレードとは?

今回は、「婚約指輪におすすめの、ダイヤモンドグレード」についてご紹介したいと思います。

「 婚約指輪選び=ダイヤモンド選び 」

といっても過言ではありません。

なぜなら、婚約指輪の主役はダイヤモンドであり、ダイヤモンド(宝石)を贈る事が目的だからです。

婚約指輪とはダイヤモンドを身につけるための手段ですので、婚約指輪は基本的にダイヤモンドグレードによって価値も変動します(一部の特殊なデザインを除いて)。

まずはご自身と贈るお相手にとって最適なダイヤモンドグレードを選ぶ事から始めましょう。

本記事では、「婚約指輪におすすめのダイヤモンドグレード」について言及し、詳しくご紹介致します。


以前の記事で、「ダイヤモンドの価値を決める国際基準、4C」についてご紹介させて頂きましたので、グレーティングについて詳しくご覧になりたい方は、合わせてご覧頂ければ幸いです。

また、ルビーなど他の宝石で婚約指輪を贈られるケースもありますが、婚約指輪を贈られる方の99%がダイヤモンドで贈られている事にもある通り、主流はダイヤモンドです。

本記事はダイヤモンドリングを贈る事を前提としています。

贈る理由等について詳しくは以前の記事「婚約指輪を贈る理由と意味とは?」をご覧ください。


EIKA_価格

上の画像は、弊社EIKAブランドにおける4Cグレーティングとおすすめクラスのリストです。

これよりご紹介する内容によってご参考ください。

ダイヤモンドグレードで予算を決めるのは危険

様々な選び方がありますが、ダイヤモンドのグレード毎に予算を決めるのは危険です。

理由はいたってシンプルで、「難しすぎるから」です。

以前の記事でもご紹介させて頂きましたが、ダイヤモンドのクラスは4C(4つのC)という国際基準で定められており、ブランドは基本的には余り関係がありません。

カラット(重量)、クラリティ(透明度)、カラー(色味)、カット(研磨)の4つの指標を総合して価値が決まるため、カラットが高くてもクラリティ(透明度)等他の指標が低ければ、カラットが低いダイヤモンドより価値的に劣る可能性もあるからです。

専門的分野なので、豊富な知識を有していない限りは、クラスから予算を算定するのは避けた方が得策です。

0.1カラット=10万円の法則

EIKA_FJEC_カラット比較

そこでダイヤモンド選びにおすすめしたい方法が、「0.1カラット=10万円の法則」です。

法則とはいっても精密な計算式というわけではありませんが、選びやすさを訴求した考え方です。

婚約指輪(エンゲージメントリング)に利用されるダイヤモンドは、基本的に0.3カラットからが通例です。

ここから1カラットまで0.1カラット上がる毎に10万円アップが適性基本価格のベースとして考えて頂ければ良いです。

0.3カラット:30万円〜

0.4カラット:40万円〜

0.5カラット:50万円〜

0.6カラット:60万円〜

0.7カラット:70万円〜

0.8カラット:80万円〜

0.9カラット:90万円〜

1.0カラット:100万円〜

(金額は、税別/リングなど全てを含んだ費用での参照予算)

これらがベースとなるカラット毎の基本予算としてお考えください。基本予算とは、カラット以外の指標を下記理由に基づいて算定しています。

1. クラリティ(透明度)

婚約指輪-エンゲージリング-ダイヤモンド

クラリティの指標がIFから始まり、「肉眼で内包物が確認できない下限のクラスがSI2」となっています。

SI1クラス〜が婚約指輪に採用されるダイヤモンドとしてお考えください。(未満のクラスでも婚約指輪は沢山販売されていますが、おすすめできません)

0.1カラット=10万円の法則は、クラリティ指標においてSI2〜で算定しています。

2. カラー(色味)

婚約指輪-エンゲージリング-1カラット-ダイヤモンド

カラーの指標は無色最上限をDクラスとし、「ほぼ無色なクラスの下限がJクラス」です。

Jクラス〜が婚約指輪に採用されるダイヤモンドとしてお考えください。クラリティ同様以下のクラスはおすすめできません。

また、同じく上記法則はJクラス以上で算定しています。

3. カット(研磨)

ダイヤモンド-ハートアンドキューピッド

カットの指標は、最上位をEXCELLENTとし、「良いとされるクラスの下限がGOOD」です。

GOOD以上が、婚約指輪に採用されるダイヤモンドとしてお考えください。他は上述の通りです。

婚約指輪に採用されるダイヤモンドクラスのまとめ

クラリティ:SI2クラス以上(肉眼で内包物が確認できないクラスから)

カラー:Jクラス以上(ほぼ無色から)

カット:GOOD以上(良いカットから)

いかがでしょうか。なお、0.1カラット=10万円の考え方はあくまでベースとなる考え方です。

また、10万円という指標はメーカー直販で適性な利益率で販売された場合に算定した指標です。ブランドによって価格はかなりのばらつき(数十万円〜)が起こりますので、「適性価格としての指標」としてご参考ください。

弊社EIKAブランドでは基本的な販路をメーカー直販としていますので、ご参考頂けるようになっております。

このラインを下限として、あとはご予算に合わせてカラットを選定する、もしくはグレードをアップする(カラット以外の指標にこだわる)という流れで決めやすくなったはずです。

昨今の市場的予算動向としては、「給料約1ヶ月分」が相場となっています。これはブランドが打出したものではなく、実際に購買された婚約指輪価格を平均して算出された「結果的数値」なので参考するに値するかと思います。


(おまけ)上記クラス以下をおすすめできない理由

婚約指輪-エンゲージリング-デザイン

実際ネットサーフィンすれば膨大な婚約指輪の商品情報を閲覧する事ができ、安い婚約指輪はいくらでも存在しています。

ですが、上記を下回るダイヤモンドクラスはおすすめできません。それはなぜか?理由はいたってシンプルです。

国際基準において、「良くないダイヤモンド」という札を貰ったダイヤモンドを贈るくらいなら、贈らない方が良い。

からです。前述の通り、ダイヤモンドのクラスは世界共通で定められており、どのブランドもどの小売店もここから逸脱する事はできません。

そのため、手にしたダイヤモンドの価値は鑑定書もしくは鑑定機関で鑑定してもらえば、誰もが知る事ができるのです。

宝石に関わらず、例えば食材や衣料品を購入する時、「これは良くありませんよ」と言われて買おうと思うでしょうか?

買えませんよね、、それと一緒です。

せっかく購入する商品。高い予算であればあるほどもちろん価値は高くなりますが、

一番重要なのは「適性な価格とクラスを最適に選び、賢い買い物をする事」です。

上記クラスなら、

「透明度が高く、色味も無色で美しく、カットも良いダイヤモンドです。」

とちゃんと理論立てた伝え方ができますね。


いかがでしたでしょうか。

商品数やブランドが膨大にあり、価格帯も幅広い婚約指輪選びは一見難しいように思えるかもしれません。

しかしながら指標をしっかりと把握すれば簡単にフィルターをかける事ができるので、そんなに難しい事はありません。

デザインは?というご質問もよく頂きますが、冒頭でご紹介した通り、婚約指輪はダイヤモンドが主役。

故に、デザインはシンプルがベストです。こちらについてはまた別記事で詳しくご紹介したいと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

婚約指輪や宝石などご質問につきましては当社EIKAブランドサイトより、お気軽にお問い合わせください。

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