プリザーブドフラワーはプロポーズにぴったり!枯れない花束の選び方とは
フラワーギフトなどでよく見かけるプリザーブドフラワー。このプリザーブドフラワーはドライフラワーと違って、まるで生花のような状態で枯れずに長期間保てるものです。
プロポーズシーンではバラの花束などを用意しますが、生花だと「デート中に萎びてしまった」「持って帰ってから鑑賞期間が短い」などのネックになるポイントが気になりますよね。プリザーブドフラワーなら、このデメリットをカバーできるのが嬉しいポイントです。
今回はそんなプリザーブドフラワーとは何か、選び方やプロポーズにおすすめの演出をわかりやすく解説します。
プロポーズのプレゼントとして「婚約指輪のほかにもう一つ用意したい」と考えている方は、本記事を参考にプリザーブドフラワーをチェックしてみてはいかがでしょうか?
目次
プリザーブドフラワーの特徴とは?
プリザーブドフラワーは、「水をあげることなく、常に満開の花をリビングで咲かせ続けることができる」と2018年のニューヨークで話題になったフラワーギフトです。
「あまり聞いたことがないかも…」と思う方も多いですよね。最近ではよく見かけるプリザーブドフラワーですが、実はSNSではかなりの人気。まずは、なぜプロポーズ向きなのか特徴から見ていきましょう。
プリザーブドフラワーは「枯れない生花」
生花を特殊な液に入れて脱水・染色・乾燥等を行い複雑な工程によってプリザーブドフラワーは作られ、この複雑な工程があるからこそ収穫した時の美しいフォルムや花びらの質感・柔らかさを保つことができるようになりました。
また、プリザーブドフラワーは工程の中に染色をされるため、花の色は大変色鮮やかで、豊富なカラーバリエーションの中から彼女の好きな色やイメージに合わせて選ぶことができます。
花束以外のアレンジもOK!
美しさと手軽さがニューヨーカーの心を掴みギフトブランドとしてプリザーブドフラワーは定着し、その結果、プロポーズや記念日などの特別な日に上質なプリザーブドフラワーを贈ることが習慣化されていきました。
ギフトボックスに上質なバラを敷き詰めるボックスアレンジメントは、プレゼントする直前まで隠しておけますし、渡した後もそのまま飾っておける気軽さからもニューヨークにとどまらず、日本でもオシャレ女性からの高い人気を集めています。
生花だと花束でプレゼントにするのがほとんどですが、フラワーアレンジもできることから、旅先のプロポーズや持ち運びが気になるシーンでも活用しやすいのが特徴です。
触り心地は?ドライフラワーとの違いとは
手触りは生花のように柔らかく、ドライフラワーと違って「パリパリ」っとしていません。そのため持ち運ぶ際も壊れにくく、プロポーズまでに保管するのも簡単だといえます。
プリザーブドフラワーとドライフラワーはしばしば同じものとしてイメージされやすいもの。しかし、この二つのアレンジは異なります。
プリザーブドフラワーは説明の通り、専用の溶液を使って柔らかな生花のまま、鮮やかに保存できるものです。一方でドライフラワーは水分を抜いて乾燥させたアレンジであり、「枯れた花束」という意味合いであまりプロポーズには向いていません。
ただ、ドライフラワーのくすんだ雰囲気やこなれた印象はインテリアとしても人気。「枯れない」という点では共通しているため、好む女性もいるのが実情です。ブライダル用でもドライフラワーがあるために、ナチュラルな趣味を持つ彼女なら選びたくなるかもしれませんね。
とはいえプロポーズは「永遠の愛を誓う」という意味を持ちます。プリザーブドフラワーか生花などの新鮮さ、生き生きとした花束のほうがプロポーズ向きといえるでしょう。
プリザーブドフラワー最大の魅力は「枯れないこと」
プリザーブドフラワーは前項でご紹介したように加工されたお花。
水を与えたりする必要もありませんし、初めから飾っておけるようにアレンジされている場合がほとんどなので、わざわざ花瓶を用意する必要もありませんから、プレゼントした後も彼女の負担になることもありません。
プロポーズ用のプリザーブドフラワーアレンジメントも数多く展開されているので、プロポーズされた思い出をいつまでも飾って楽しむことができるのです。
基本的に枯れると言う概念はないので、前もって購入してプロポーズの準備を進めても良いでしょう。
余談ですが、加工する工程で花粉も取り除かれるので花粉アレルギーの彼女へのプロポーズプレゼントにも対応できるのではないでしょうか。
プロポーズに贈るならどんなプリザーブドフラワーがいい?
プロポーズシーンで人気があるのが、「赤いバラ」です。真実の愛という花言葉を持つ赤いバラは、プロポーズと一緒にプレゼントされると喜ばれるアイテムといえます。
プリザーブドフラワーでも赤いバラがおすすめですが、どんな形でプレゼントすればよいのでしょうか?ここからはおすすめのプリザーブドフラワーを使ったアレンジ方法をご紹介します。
持ち運びやすいフラワーボックス
フラワーボックスとは、プリザーブドフラワーで花弁だけを切り取り、箱に入れてラッピングするアレンジです。
ボックスで用意するため包装しやすく、またプロポーズ後に持ち運びしやすいのもメリットになります。
フラワーボックスにはプリザーブドフラワーだけを詰める場合もあれば、ジュエリーなどを一緒にラッピングするものもあります。プレゼントボックスを開けるようなワクワク感が楽しめるギフトになり、そのまま保存できるのでプロポーズの記念品としてもおすすめです。
花束なら12本がおすすめ、1輪で用意してもスマートな印象に
花束としてプリザーブドフラワーを用意するなら、12本がおすすめです。実は、バラの花束は渡す本数によってさまざまな意味合いを持ちます。
1本 | 唯一の愛 |
2本 | 世界に私たち2人だけ |
3本 | 告白、愛しています |
4本 | 死ぬまで変わらない気持ち |
5本 | あなたに出会えて嬉しい |
6本 | あなたに夢中です |
7本 | ずっと言えなかった愛 |
8本 | あなたに感謝しています |
9本 | いつも一緒にいてください |
10本 | あなたは完璧な人 |
11本 | 最愛 |
12本 | 私の妻になってください |
24本 | 1日中あなたを思っています |
40本 | 真実の愛 |
99本 | 永遠に愛しています |
100本 | 100%の愛 |
101本 | これ以上の愛はない |
108本 | 私と結婚してください |
プリザーブドフラワーは高価なものなので、複数本を用意するとかなり予算がかさみます。また、重量も多くなるのでプロポーズのプレゼントとしては「最大12本」がおすすめできる範囲です。
12本の意味は「結婚してください」。プロポーズの場面にぴったりですよね。ヨーロッパではこの12本の花束を「ダズンローズ」と呼び、男性が女性に対して結婚を申し込む儀式として言い伝えがあります。
また、1本でも「唯一の愛」という意味を持つバラの花束。遠出をしたときのプロポーズやサプライズプロポーズを計画するなら、スマートに持ち運べて見た目もおしゃれな1輪のバラをプレゼントするのもおすすめです。
プリザーブドフラワーでプロポーズ、おすすめの場所とは
プリザーブドフラワーを用意したら、枯れない花にふさわしいロマンチックな場所でプロポーズしたいもの。花束はプロポーズのプレゼントとして人気がありますが、特に保存や保管が簡単なプリザーブドフラワーはどんな場所にも持ち運びやすいです。
ここでは、プロポーズの場所として女性が憧れる場所、プリザーブドフラワーを活用しやすい場所をご紹介します。
高級なホテルやレストラン
プロポーズのスポットとして定番の高級なホテルやレストラン。普段とはワンランク上のデートで雰囲気を盛り上げ、食事を楽しんだあとにプロポーズするとムードも高まります。
ホテルやレストランでのプロポーズでは、花束をプロポーズ直前に用意したりスタッフに協力してもらって隠したりと、いくつか手順が必要です。プリザーブドフラワーは「冷蔵での保存が不要」「アレンジによっては荷物として預けられる」など、より準備が手軽になります。
旅行先のプロポーズ
旅先で花束を用意するのは手配もあってかなり難しいもの。ただし、旅行先のプロポーズは非日常感もあって成功しやすく人気のプロポーズ場所です。
旅行では持ち運び時間が長くなるため、生花だと現地のフラワーショップなどを調べる必要があります。そこで、傷まない花を用意するならプリザーブドフラワーが活用しやすいでしょう。
こっそりプレゼントを用意するサプライズにも適しているため、相手を驚かせたいという方にもおすすめです。
自宅プロポーズの演出に
自宅でのプロポーズは、実際に多いパターン。また、実は人気があるのも「自宅でプロポーズ」です。
二人きりになれるリラックスした時間に、プロポーズができるとかけがえのない演出になるはず。その中で、枯れない花束であるプリザーブドフラワーを活用すると、飾り付けがなくても特別感を引き出せます。
チャペルプロポーズ
SNSでも人気の高いチャペルを貸切ったプロポーズ。結婚式を連想させる場所でプロポーズされると、ロマンチックな雰囲気を楽しめますよね。
生花でももちろん素敵ですが、こちらも「持ち運び」を考えるとプリザーブドフラワーが便利です。残せる花束なので、記念にもなるのが嬉しいポイントといえます。
ドライブでのプロポーズ
ドライブでのプロポーズは、とにかく生花を持ち運ぶのが大変。トランクに詰めるという手段しかありませんが、どのシーズンでも車内は温まりやすく、すぐに傷んでしまいます。
また、萎びた花束も気になりますが、生花だと匂いが強くなるというデメリットもあります。
夜景の見えるスポットや海の見える場所など、ロケーションを活かしたドライブプロポーズならプリザーブドフラワーが適しています。ボックスタイプにするとプレゼント感も出るため、お好みのアレンジメントでとっておきのプロポーズを叶えてみてくださいね。
プリザーブドフラワーの保存方法をチェック
プリザーブドフラワーでプロポーズするなら、保存・保管方法もチェックしておきましょう。長時間保存が可能な花なので、例えば結婚式の演出として利用する方もいます。
プリザーブドフラワーはどのくらい持つ?
プリザーブドフラワーは長期間の保存が可能。保存状態によって期間は左右されますが、だいたい2~3年持つといわれています。
飾っておくとその分劣化も早いのですが、しまっておくと最大で10年保存できることも。生花よりもはるかに長持ちするため、活用法もさまざまです。
水やりは厳禁、湿気のない場所で保管する
プリザーブドフラワーに水やりは不要です。
溶液を使った花束のため、水気には弱いことを頭に入れておきましょう。持ち運ぶときも雨などに濡れないようにし、プロポーズのあとは乾燥材などの入った袋を用意するとよいでしょう。
また、湿気にも弱いとされるプリザーブドフラワーのため、窓際に置くのは避けましょう。
直射日光を防げる玄関先のインテリア、リビングインテリアがおすすめ
直射日光も色褪せの原因に。家の中で飾っておくなら玄関インテリアや、直射日光の届かないリビングインテリアがおすすめです。
キッチンなども水気や湿気が溜まりやすく、油汚れも気になります。見た目を美しく保つなら、飾る場所にもこだわってみてくださいね。専用のケースなどを活用するのもおすすめです。
プリザーブドフラワーで思い出に残るプロポーズを!
プリザーブドフラワーは枯れない花束。プロポーズでの花束のプレゼントは、「華やかになるけれど取り扱いが難しい」ことがよくあります。
このデメリットを補ってくれるため、プリザーブドフラワーで理想のプロポーズを叶えられそうです。
さまざまなアレンジ方法があるため、ぜひプロポーズのプレゼントとしてプリザーブドフラワーを検討してみてくださいね。
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