プロポーズの際は婚約指輪を準備する?渡すタイミングや効果的なシチュエーションを紹介
女性にプロポーズを申し込むとき、「手ぶらでいいの?」「婚約指輪は用意するべき?」と悩む方は多いです。
なぜなら、このプロポーズの婚約指輪は女性側でも「準備して欲しい」「準備はいらない」と意見が分かれるから。
今回は婚約指輪とは何か、婚約指輪を準備するなら渡すタイミングや流れ、プロポーズの成功率を上げる効果的なシチュエーションを徹底解説します。
女性目線の意見もあわせてチェックしていきましょう。
目次
プロポーズの際に婚約指輪の準備は必要?
プロポーズの言葉と一緒に婚約指輪の箱をぱかっとするシーン。
ドラマでもよく見る光景ですが、この王道のプロポーズは果たして女性目線でOKなのでしょうか?
まずはリアルな意見から見ていきましょう。
【女性目線】指輪があった方が良い方のよくある意見
- 「韓国ドラマや海外ドラマが好き。よくあるひざまずいてプロポーズ、指輪の箱をぱかっとするシーンに憧れがあります。絶対に指輪は欲しい!」
- 「もし指輪のサイズが合っていなくても、お金を溜めて指輪を選んでくれたという気持ちが嬉しいから」
- 「彼氏のほうがセンスがいいから。選んでくれたものを使いたいです」
ドラマや映画で見る王道のプロポーズには、婚約指輪がよく登場します。
女性の好みや二人の関係性にもよりますが、特に憧れの強い女性は婚約指輪をプロポーズと一緒に準備したいと考えるようですね。
【女性目線】指輪がなくても良い方のよくある意見
- 「そもそも婚約指輪がいらないです。結婚指輪のほうが長くつけるものだから」
- 「指のサイズがきっと彼氏が引くほど太い…。だから指輪じゃないものがいい」
- 「ベタなプロポーズが恥ずかしいから。あとで指輪を一緒に買いに行くのもデートとして楽しめるので、なくてもプロポーズだけで嬉しいです」
婚約指輪は必ずしも準備しなくてもいいという意見。
実は筆者も「自分で好きな指輪のデザインにしたいからプロポーズには婚約指輪は必要ない」と考えています。
なくても良い方は「婚約指輪自体がいらない」「プロポーズには婚約指輪はいらないが、あとで選びたい」という二つの意見に分かれました。
迷ったら彼女の好みを探ってみるのがベストな選択です。
そもそも婚約指輪とその他の指輪の違いとは?
ここでご紹介している「婚約指輪」。エンゲージリングといい、婚前のカップルが結婚の約束をするときの誓いの指輪を指します。
他にも結婚指輪やプロポーズリングなど…さまざまな指輪の種類がありますが、今一度それぞれの意味を知っておきましょう。
婚約指輪(エンゲージリング)とは?
婚約指輪とは、婚約を記念してパートナーに贈る指輪を指します。
宝石をあしらったものが一般的で、結婚指輪と比べると装飾が豪華な点が特徴。
名前の通り「婚約期間だけ身につける指輪」と思われがちですが、結婚後に結婚指輪と重ねて使う方も多く見られます。
最近では婚約指輪を準備せず、結婚指輪のみにする方や他のアクセサリーを婚約の記念とする方もいます。
結婚指輪(マリッジリング)とは?
結婚指輪とは、結婚した方が身につける指輪です。
婚約指輪は主にパートナーに贈る指輪。対して結婚指輪は二人とも身につけるものになります。
マリッジリングとも呼ばれ、左手の薬指に日常的に付けるのが主流。
デザインは男女共通のものになるため宝石はなしか小ぶりのもの、頑丈で日常使いしやすいシンプルなデザインが好まれます。
婚約指輪の前に渡すプロポーズリング
プロポーズリングとは、婚約指輪よりも前にプロポーズをするときに贈る指輪のこと。
一般的にはプロポーズで渡すのは婚約指輪ですが、「婚約指輪は長く使うのに、相手に内緒で準備するにはサイズも好みもわからない」というのが悩むポイントですよね。
その点を解消するために、プロポーズリングは「プロポーズを成功させるため」という目的で相手に渡す指輪です。
この指輪は実際に使うのではなく、プロポーズの演出だけに使用し、後日婚約指輪を相手と一緒に選びに行きます。
プロポーズリングの詳細は次の記事をチェック → ダミーの指輪プロポーズリング。不評なのに流行っちゃうワケ
婚約指輪を渡すのはプロポーズの前?後?
婚約指輪を準備する場合、プロポーズのあとで渡すのか前で渡すのかで悩みますよね。
次は渡すタイミングを考えてみましょう。
サプライズ感を演出したいならプロポーズの前
プロポーズの前に指輪を渡したり、プロポーズの言葉とともに婚約指輪を贈る方法。
とてもドラマチックでサプライズ感があるため、「驚かせたい」「喜ばせたい」という方におすすめです。
女性側が王道のプロポーズに憧れがある場合や、サプライズが好きなタイプであれば、ぜひ婚約指輪をプロポーズの演出にしてみましょう。
サイズや好みなどに合わせたいならプロポーズの後
指輪のサイズがどうしてもわからない場合、また指輪はずっと身につけるものなので好みも細かく分かれます。
指輪そのものにこだわりがあるときは、プロポーズの後に改めて購入するのがおすすめです。
「一緒に選ぶのはなんだか雰囲気が壊れるのでは?」と思う男性もいるかもしれませんが、アクセサリーの趣味は女性が女性に贈るプレゼントでもかなり気を遣います。
それほど大切な婚約指輪選びは、失敗するよりかはしっかり考えて購入したほうが安心です。
プロポーズの際に婚約指輪を渡すなら確認しておきたいポイント
プロポーズをしたあとではなく、その前に準備したいという方に向けて、婚約指輪を渡すなら確認したいポイントを整理しました。
一つずつ確実にチェックしていきましょう。
指輪のサイズ
プロポーズのときにもらった婚約指輪。渡されたらすぐにつけてみるという女性もいます。
そのときにサイズが合っていないと、サプライズが台無しに。
この事態を防ぐために、指輪のサイズを調べておきましょう。
- 彼女が持っている指輪でサイズを測る
- 友人に指輪のサイズを聞く、聞いてもらう
- 「その指輪かわいいね。普段何号なの?」とさりげなく聞いてみる
- 一緒に婚約指輪ではないファッションリングを買いに行く
「寝ている間に測定する」という方法もありますが、就寝中は測りにくく現実的ではありません。
女性の指のサイズは一般的に8~10号。サイズは細かく分かれているため、迷ったら店舗で聞いてみることをおすすめします。
平均サイズは参考にならない?指輪サイズについてこちらもチェック
好みのデザイン
- シンプルなものか、ゴージャスなものか
- 宝石は大き目が好きか、小さなものが好きか
- ゴールド系、シルバー系など基本カラーの好み
など、女性の好みによってデザインは多種多様です。
好みも人それぞれであるため、まずは彼女が普段つけているアクセサリーをしっかり観察し、好きなものの傾向を確かめるとよいでしょう。
デート中に「こういうのかわいいって思う?」「この色は好き?」と聞いてみても構いません。
実はこのやり取りは女性同士だとよくある会話。突然パートナーがアクセサリーの好みを探ったとしても、怪しむ可能性も少ないです。
納期
実は指輪は、注文方法によって納期が異なります。
- 既製品かオーダーか
- オーダーの場合セミオーダーかフルオーダーか
既製品とはすでに仕上がった指輪のため、店頭で購入できます。
しかし、サイズの在庫がない場合や内側に彫刻を入れるなどのオプションを付けると、納期はその分長くなるでしょう。
購入するショップによって納期はさまざまですが、買ったその場で持ち帰れるのは「サイズ直しもオプションもオーダーしない場合のみ」。
フルオーダーだと数か月かかることもあるため、最低でもひと月前には準備しておくのが安心です。
婚約指輪を渡す際の効果的なシチュエーション3選
せっかく準備した婚約指輪。渡すときもとっておきの雰囲気を演出し、特別なプロポーズにしてみましょう。
女性から好まれるシチュエーションを3つご紹介します。
花束や手紙など小物を添える
婚約指輪そのものがメインとなるプロポーズですが、あわせて花束や手紙があると記憶にも残りやすいでしょう。
花束はドライフラワーにして、手紙はずっと手元に残しておけるもの。
結婚式の際に演出の一部として飾るカップルも多く、相手から好印象になるサプライズプレゼントです。
このほかにも、相手が喜ぶものを婚約指輪と一緒に添えるケースも喜ばれます。
箱パカによるプロポーズ
プロポーズの言葉と一緒にひざまずいて箱をパカッ。
王道のプロポーズシーンですが、ドラマや映画でもよく見るこのシチュエーションに憧れる女性は意外と多いです。
サプライズ感も演出できロマンチックですが、その分注目されやすい点には注意しておきましょう。
例えば大勢の目があるイベント会場や、大衆の面前である街中などはNG。
相手が恥ずかしいと思わない場所、二人きりの状況を選んだほうが成功しやすいです。
自宅のアットホームな雰囲気で渡す
落ち着いたプロポーズになるのは、自宅で二人でのんびりしているひととき。
人の目もなく自分たちのペースで切り出せるため、プロポーズは緊張してしまうと不安に思う方にもおすすめです。
ただし、アットホームな雰囲気に流されてあやふやになると、せっかくの婚約指輪も効果が薄れてしまいますよね。
一緒に伝える言葉はストレートなものを選び、きちんと向き合って指輪を渡すと素敵なプロポーズになります。
プロポーズの際に婚約指輪を準備しない場合は?
プロポーズの際に婚約指輪を準備しない場合でも、「あとから一緒に買いに行く」「婚約指輪以外のものを用意する」といった手段が考えられます。
この2つのパターンで気を付けるポイントをチェックしておきましょう。
婚約指輪以外のプレゼントを用意する
婚約指輪以外のプレゼントとして、
- 時計
- ネックレス
- ピアス
などが女性から人気です。
このとき、自分では買えないような少し高価なものを選ぶと特別感が出るでしょう。
おすすめしたいのはオーダーアクセサリー。
プロポーズの日付や二人の記念日、名前やイニシャルの入ったアクセサリーは、婚約指輪は必要ないと思う女性にとっても一生の宝物になるはずです。
プロポーズのあと一緒に婚約指輪を買いに行く
「サイズがどうしてもわからない」「デザインにこだわりがあるから彼女のほうから選びたいとお願いがあった」という場合は、一緒に婚約指輪を買いに行きましょう。
サプライズは苦手という女性でも、落ち着いて選ぶことで婚約指輪を大切にしたい気持ちになれます。
とはいえ、婚約指輪のあとは結婚指輪を付けるシーンが増えるはず。
挙式や入籍よりも少し前に、余裕を持って早めに買いに行く計画を立てましょう。
プロポーズの際に婚約指輪を渡すなら下準備が重要!
プロポーズとセットで渡すことの多い婚約指輪。
「サイズが合わなかった」「あんまり喜ばれなかった」といった事態を避けるために、しっかり下準備をしておきましょう。
なんとなく難しくて「相手の好みがわからない」と苦手意識を持つ男性もいますが、一つずつゆっくり準備していくのが、プロポーズ成功への近道です。
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