プロポーズリングが誕生した背景と、おすすめな選び方
ダイヤモンドは永遠の輝き。婚約指輪でプロポーズ。
婚約指輪はお給料の三ヶ月分。と、結婚の始まりでもあるプロポーズや婚約については、様々な打ち出しがされてきました。これらはすべて広告による大規模なプロモーションによって生まれた概念になります。
そして今は、指輪以外のプロポーズが主流となり、婚約指輪は二人で選ぶという時代に。
そんな中で生まれたのが、プロポーズリングです。
なぜプロポーズリングが誕生したのか、その背景やおすすめなプロポーズや指輪の選び方をご紹介します。
目次
プロポーズリングとは?
プロポーズリングとは、プロポーズ用の仮の婚約指輪のことです。
プロポーズでプレゼントするにはサイズやデザイン選びがリスクだった婚約指輪において、まず仮の指輪(プロポーズリング)でプロポーズプレゼントし、プロポーズが成功したら、後から二人で本番の婚約指輪を選ぶという方法でもあります。
実際に本番の婚約指輪にもセットするダイヤモンドを、仮枠の指輪にセットしたプロポーズリングや、ジルコニア等のフェイクダイヤモンドがセットされたプロポーズリングなど、様々な種類が存在しています。
またサイズが調整可能な仕様となっている指輪も多く、特にサイズなどが分からなくても安心とうたって販売されているケースがほとんどです。
なぜ誕生したのか。
プロポーズリングが誕生したきっかけは、実際にプロポーズされるユーザー側からの声ではありません。
どちらかというと、宝石店やブランド等の販売者側の都合による部分が大きな背景となっています。
プロポーズ=婚約指輪というイメージによって、高単価に販売がしやすかった婚約指輪。
しかしサイズやデザインでの失敗が量産されてしまい、トレンドは指輪以外でのプロポーズに遷移しました。
高級で生涯の宝物となる婚約指輪をプロポーズではプレゼントせず、プロポーズ成功後や結婚することをお互いが決めた段階で、二人で選ぶ方法が主流になったわけです。
元々婚約指輪は、婚約記念品として圧倒的な人気を誇っているため、宝石店やブランドからすれば、非常に魅力的に市場。指輪以外になっても、プロポーズプレゼントとして販売する手法はないかと考えるようになりました。
そういった背景から生まれたのが、プロポーズリングです。
プロポーズリングとしてプロポーズ段階から販売ができれば、本番となる婚約指輪の販売にも繋がります。
またダイヤモンドを仮の指輪にセットしたプロポーズリングが多いのも、これが大きな理由です。
この3年ほどで一気にあらゆる宝石店やブライダルリング専門店で販売がスタートしました。
プロポーズリングの評判は?
では、実際にプロポーズリングの評判はどうなのでしょうか?
結論から申し上げると、評価は非常に低いといえます。未婚女性100人に行ったプロポーズリングに関するアンケート調査の結果から、コメントを抜粋してご紹介します。
・プロポーズにそもそも指輪は不要ですし、仮の指輪なんて必要ないと思います。(E.Sさん・東京・28歳)
・仮の指輪でプロポーズされるくらいなら、本番の指輪でサプライズしてくれた方がかっこいい。(S.Oさん・神奈川・25歳)
・左手の薬指は特別な指なので、プロポーズリングは仮の指輪としてはめたくはありません。(K.Sさん・大阪・31歳)
・プロポーズリングなら、二人で選んだ婚約指輪が完成してから、サプライズでいいと思う。(Y.Aさん・福岡・29歳)
・とても考えてくれたのだと思うけれど、空回りしてしまった結果に感じてしまう・・。(S.K・27歳・石川)
かなり現実的な意見が垣間見える結果となりました。
もちろん彼が選んでくれたプレゼントなら、なんでも嬉しいという答えも多かったです。
しかしプロポーズリングに対してネガティブな印象やそもそも疑問を感じる意見が目立っていました。
これは非常に的を得た意見だと思います。
そもそもの原因は、誕生した背景が販売者側による都合から誕生したことに起因していると思います。
なぜならプロポーズリングを生み出すのではなく、そもそも指輪という形じゃなくても大丈夫なように開発をしなくては、いけないからです。
当然ですよね、指輪でプロポーズが矛盾を起こし、無数の失敗を量産してしまったからこそ、指輪以外のプロポーズが選ばれるようになったのに、さらにまだ指輪でプロポーズしろと言わんばかりの商品は、前提として疑問を感じるからです。
それに最後のコメントにもありましたが、二人で決めた婚約指輪が完成したら、その指輪でサプライズもできます。プロポーズに指輪という形状は、完全に不要だと言えるでしょう。
さらに、現在においては婚約指輪だけが選択肢ではありません。
婚約ネックレスなど、その人のライフスタイルに合わせて最適な形を選ぶ時代です。
プロポーズリング。という概念は、そもそも時代から逆行する手段になってしまいます。
ダイヤのみでプロポーズ
これまでの記事でもご紹介してまいりましたが、プロポーズは指輪以外が正解。
そして、最終的に価値の高いダイヤモンドをまとったジュエリー(婚約指輪など)を目的にされるのであれば、ダイヤモンドプロポーズが唯一絶対的な選択肢です。
大切なのは、婚約指輪等の主役となるダイヤモンドのみでプロポーズをすること。
素材を提示してプロポーズし、その素材に二人でデザインという答えを加える。
ダイヤモンドでプロポーズするということは、まさに結婚の提案を表現することに繋がります。
プロポーズリングなど、指輪形状は選ばず、ぜひ二人にとって最上のパフォーマンスを得られるプロポーズを採用してみてくださいね。
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