美しさを長持ちさせる婚約指輪と結婚指輪のお手入れ方法
一般的に結婚をする際に男性が用意するとされている指輪は婚約指輪と結婚指輪の2種類あります。
婚約指輪と結婚指輪は2つ揃ってブライダルリングと呼ばれ、結婚する2人が永遠の愛の誓いを込めて共にする一生もののリングです。
ブライダルリングは2人の愛とともに長く輝きを失わせずに大切に持ち続けたいものでしょう。
そこで、いつまでも美しい状態で持ち続け、使い続けるために、知っておきたい日々のお手入れ方法についてご紹介します。
目次
こまめなケアが大切!美しいまま維持するための婚約指輪のクリーニング方法
婚約指輪は一般的にプロポーズとともに男性が女性に贈るプレゼントで婚約の証の品です。
エンゲージリングとも呼ばれていて結納品のひとつとして納められることもあります。
婚約が成立したという生涯の記念の品となるため華やかなデザインのものが好まれる傾向にあり、ダイヤモンドなどの高価でゴージャスな宝石がデザインされた指輪が選ばれやすくなっています。
ダイヤモンドは装着した際の輝きが美しく、上手にメンテナンスをし続ければ結婚後も結婚式やパーティーなどの華やかな席で美しい輝きを楽しむことが可能です。
メンテナンス方法としては日々こまめに石の汚れをケアしておくことがポイントとなります。
ダイヤモンドは比較的傷に強い性質を持っていますが、手で触った際に皮脂が付きやすく、指輪の造り上、ダイヤモンドを留めている部分に汚れがたまりやすい傾向にあります。
このため、婚約指輪のクリーニングをする際には中性洗剤やジュエリー専用のクリーニング液を使用して皮脂などの汚れをしっかりと落としておくことが必要です。
柔らかいブラシで軽くこすり、一度洗い流したら水分を拭き取ります。ブラシでこする際にはダイヤモンドを留めている部分の汚れもしっかりと取っておきましょう。
またブラシを使う場合、ゴシゴシとあまり力を入れすぎないようにすることがポイントとなります。例えばブラシの先がダイヤモンドを留めている爪の部分に引っかかった時、力を入れて取ろうとした時に爪が緩んでしまったりする可能性もあるからです。繊細なアイテムであることを念頭に丁寧に洗浄するようにしましょう。
最後に眼鏡用のクロスなどでしっかりと磨き上げたら終了です。ただし、石に傷をつける研磨剤が入ったジュエリークロスは使用しないように注意しましょう。
プラチナは純度に注意!日常的に装着する結婚指輪のメンテナンスの注意ポイント
結婚指輪は結婚式で永遠の愛の誓いとともに新郎と新婦が交換し合う指輪です。
マリッジリングとも呼ばれ、一般的には結婚後に2人で身に付けて永遠の愛の証とします。結婚指輪は婚約指輪とは異なり日常的に装着していることを前提にした指輪です。
このため、シンプルなデザインのものが好まれやすい傾向にあります。
大きな宝石などが付いていないことが多い結婚指輪ですが、毎日指につけることになりますからその分、汚れや傷が付きやすくなるためメンテナンスはこまめに行うようにしましょう。
汚れが気になる場合のクリーニングの方法は基本的には婚約指輪と同じです。
中性洗剤やジュエリー専用のクリーニング液を使用して柔らかいブラシで汚れを落とし、クロスなどの柔らかい布で優しく磨き上げます。
ただし、結婚指輪では素材に合わせてクリーニングを行うことが大切です。
結婚指輪として人気の高いプラチナは傷が付きやすい性質があります。通常は強度を高めるために合金で作られていることが一般的ですが、プラチナの純度というのは結婚指輪それぞれによって異なっています。
このため、純度の高い結婚指輪のクリーニングする際には、傷が付かないようにより特別に丁寧なケアが必要となるのです。
特に気になる汚れが無い場合にはクロスなどの柔らかく乾いた布で拭くだけのお手入れに止めておきましょう。表面の汚れや皮脂などが除去されるだけでも綺麗になります。
デリケートな素材の指輪を傷つけないために、場合によっては家事やスポーツをする際には指輪を外すという気遣いも必要となります。
使用しないときの保管方法も気を付けよう!ポイントは保管場所と入れもの
婚約指輪と結婚指輪を保管する場合には、むき出しのまま置いておくのではなく、必ず入れ物に入れて保管することを推奨しています。
保管するということは、次使うまでに一定の期間が空くということですから、箱にしまっておく方がまずなくす心配がありませんし、大切な指輪ですからむき出しのまま置いておくことで、ホコリなどで汚れてしまったり、傷がいくようなことがあってはなりませんから、購入した時に入っていた専用のケースやジュエリー専用ボックスなどに入れてしっかりと保管・管理できるようにしておきましょう。
ジュエリー専用ケースに入れて保管する場合、指輪に他のアクセサリー(他の指輪)が直接当たると傷がついてしまうことが稀にありますので、ジュエリーケースに入れて保管する場合においては、指輪と他のアクセサリーが触れないように一定の間隔を開けたり、仕切りを使用したり、柔らかい布などでカバーしたりして、指輪を美しく保てる工夫をするようにしましょう。
ジュエリーケースで保管する場合、長期間ものを置いていくとどうしてもホコリなどが付着して汚れてしまいますから、指輪を保護しホコリなどの汚れから守れるように蓋つきがオススメです。
ここまではプラチナやゴールドの保管方法についてご紹介しましたが、スターリングシルバーについても保管方法をご紹介しておきましょう。
スターリングシルバー(SV925)を保管しておく場合、使用したら柔らかい布でジュエリー表面の汚れを拭き取り保管するようにしましょう。理由としては表面の汚れが空気と触れることでジュエリーの表面が変色したり変質してしまうケースがあるためです。
次に使用するまでに期間が空くのであれば、より空気に触れさせないためにチャック袋やケースに入れて保管しておくとベストです。また特に長期間婚約指輪を保管しておく場合には、保管するケース内にカビが生えないように湿度の高い場所での保管はなるべく避けておく方が良いでしょう。
婚約指輪と結婚指輪の日々できるお手入れ方法についてご紹介してきましたが、最後にジュエリーというのは多様な素材や宝石によって様々なものが存在しています。
今回ご紹介した方法はプラチナ・ゴールド・スターリングシルバーという素材でダイヤモンドという宝石がセットされた婚約指輪や結婚指輪におけるお手入れ方法の一例となりますので、お持ちのジュエリーの正しいお手入れ方法については購入されたお店やブランドに質問することをお勧めします。
また、お店に持っていけばジュエリーのクリーニング(洗浄サービス)をしてくれるところがほとんどですので、美しい婚約指輪と結婚指輪を長く楽しむために足を運んでみるというのもアリでしょう。
婚約指輪も結婚指輪もメンテナンスの方法次第で長く美しい輝きを楽しむことが可能となります。
正しいお手入れ方法や保管方法を知り、2人の思い出とともにいつまでも輝かせ続けましょう。
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