プロポーズと婚約指輪の関係を正しく理解しよう
プロポーズといえば婚約指輪というイメージが強い方もいらっしゃると思います。まずはプロポーズと婚約指輪の正しい関係を理解し、最適なプロポーズと婚約指輪を叶えるようにしましょう。
目次
そもそもプロポーズとは?
プロポーズとはまさに下記の通りで、双方の人生において大きな出来事の1つです。
求婚(きゅうこん)は、結婚を申し込むこと。プロポーズ(propose)とも呼ばれる。
「結婚してください」「結婚しよう」と男性が女性に申し込む、あるいは女性が男性に申し込む。同性結婚が認められている国では、同性相手に求婚をすることもある。
求婚は、結婚を決める前の一段階。結納や婚約よりも前の段階で、お互いの結婚の意思の疎通を図る。二人が結婚年齢に達していない、その他二人が法的に事実婚しかできない場合でも行われることがある。
結婚は人生において大きな出来事の一つなので、求婚も大きな重みをもつ。女性にとっては結婚と同じぐらい重要でロマンチックなものであると考えられているが、男性には関門の一つだと考えられることが多い(断られる危険があるため)
–WIKIPEDIAより
最近ではすでにお互いが結婚したいという共通の認識を共有しており、形式的に・イベント的にプロポーズが行われることも珍しくありません。
いずれにしてもプロポーズとは改めて相手に結婚の申し入れ、提案をすることです。結婚するともなればそれまでの人生から大きな変化を伴いますので、共通の認識があったとしても、しっかりとプロポーズすることが好ましいと思います。
また先述の通り、プロポーズ自体が思い出作りにもなっている現代ですから、そういった認識の上でもプロポーズは重要な一端を担っていると考えられます。
また最近ではおめでた婚も多いため、結婚の申し入れ以前に結婚しなくてはならない。という概念が先行するケースもあります。
このケースの場合ならなおさらプロポーズをすることで良い機会となるでしょう。
生涯においてなかなかない機会ですので、プロポーズをするしない。という選択肢は検討せず、どうやってプロポーズするかを考えることをお勧めします。何よりも自分にとって大切な人を喜ばせる手段としてもプロポーズは優れた手段です。
婚約指輪とは?
婚約指輪(エンゲージリング・エンゲージメントリング)には、絶対にこうでなくてはならないという明確なルールはありませんが、通例的概念は存在します。ルールではないけれど、世の中に深くイメージ付けられており、なおかつ憧れも強く、理想的である選択肢という概念です。
その通例的婚約指輪とは、価値の高いダイヤモンドをまとったダイヤモンドリングとしてのジュエリーとなります。
希少な貴金属であるプラチナ(白金)やゴールド(金)が材質として使用され、センターに1石で価値が高い鑑定書がつけられるクラスのダイヤモンドがセットされているリングであることが原則です。婚約指輪は世界中の女性にとって憧れの対象でもあります。日本においては1970年代頃より婚約記念品としてダイヤモンドリングが主流になったようです。
つまり婚約を記念して男性側から価値の高い宝石(ダイヤモンド)を贈り、それを承認した証として女性が身につける。という指輪が婚約指輪とも言えます。(これは通例ですので、宝石がルビーやサファイア、エメラルド等の宝石であっても代替することがあります。)
通例はダイヤモンドとプラチナだけれども、それ以外の宝石でも好みに合わせて選択する自由はあります。
通例というとルールのように聞こえてしまい、ロマンチックでなくなりますが、婚約記念品として最も優秀な品がダイヤモンドリングとして浸透しているといえます。
ダイヤモンドリングを1つ持っていれば、後に大人の装いが必要なシーンなど身につけたい機会はたくさんありますし、何より世界共通でその価値が安定しているダイヤモンドとプラチナのリングは価値の安定さからも優秀な選択肢と言えるでしょう。
そんな婚約指輪は、婚約記念品であって、実はプロポーズプレゼントではありません。
プロポーズと婚約指輪の強いイメージはなぜ?
婚約指輪はプロポーズプレゼントではなく、正確には婚約記念品です。しかし多くの方がプロポーズと婚約指輪をセットでイメージされるかと思います。
この理由は、下記によるものです。
- ジュエリーブランドの広告宣伝によるイメージ
- 映画やドラマによるイメージ
- 彼女からのリクエストや、イメージ
ほとんどのジュエリーブランドの広告は、婚約指輪とプロポーズのシーンで採用されていることが多いため、それらからのイメージが強いかと思います。
また映画やドラマで婚約指輪でプロポーズしているシーンを誰もが一度は目にしたことがあるはず。そういったシーンからイメージが生まれていることも。
またこれらの要素から、彼女が婚約指輪とプロポーズはセットというイメージがあったり、憧れていてリクエストがあったというケースもあると思います。
つまりはみなさんがプロポーズと指輪をセットでイメージされやすいのは、ジュエリー業界による広告宣伝によって、プロポーズ=婚約指輪という強いイメージが生まれたから。といえるでしょう。
プロポーズと指輪。実際はあくまでイメージなだけ。
プロポーズと婚約指輪。イメージ通りであれば良いのですが、実際にはあくまでイメージなだけで、プロポーズ=婚約指輪というわけではありません。
プロポーズは提案の段階でまだ婚約は成立していません。婚約指輪は婚約記念品であって婚約が成立したことに対する記念品です。
つまりプロポーズで婚約指輪を用意するのは、早とちりです。提案段階で婚約指輪を用意しなくてはならない理由も、背景も、ルールもそもそもないのです。
なぜならプロポーズで婚約指輪を贈ることについてはデメリットしかないからです。
1.プロポーズで指輪のサイズを知ることはできない
まず指輪のサイズです。身につけるものですから、ぴったりでないと意味をなしません。
小さいリングはそもそも指にはめることもできませんし、大きければ身につけることは困難になります。相手の方の左手薬指の最新サイズを知っているケースはありません。
時々相手にヒアリングできたから大丈夫。と安心してしまうケースもありますが、実際にそのサイズが間違っているケースがほとんど。左手薬指のサイズを常にぴったりな状態で知っている方は珍しいです。
仮にぴったりなサイズが分かったとしても、デザインによる相性もあります。このデザインであればハーフサイズ上下させたいなど、ジュエリーは細かな調整ができるからです。
相手に悟られずにサイズを知ろう。と考えるのは不要ですし、不可能なのです。
2.婚約指輪のデザインはプロポーズ後に決めるべき
次に指輪のデザインです。現代において多くの女性がデザインを最も気にされるポイントとして認識しています。
これは様々な統計データからも明らかになっていますが、現代では普段のデートなどでも身につけたり、結婚指輪と重ね付けしてファッショナブルに楽しみたいと考える方が非常に増えてきました。それらを踏まえて独断で相手にとって最適最上な指輪のデザインを無数のパターンから1つに絞り込むのは不可能な作業と言えます。
仮にその指輪のデザインが気に入ったとしても、後々色々なデザインを眺めるうち、他のデザインにも目移りしていってしまうケースが多いです。つまりは何が大切か。
それはご自身で選んだデザインなのかどうかです。
そもそも婚約指輪や結婚指輪などのブライダルリングについては、初めて検討される方がほとんど。普段のアクセサリーなら答えは決まっていても、婚約指輪などの宝飾品ともなると悩んでしまうのが当然です。その悩む作業はご自身ではなく、相手に楽しんでもらう機会にするのです。
筆者は年間500組以上のカップルの方と商談を重ねていますが、ほとんどの女性が指輪のデザインについて当初描いていた方向性から変わります。
これらの理由を踏まえて、プロポーズという演出目的だけで指輪を選ぶのではなく、婚約記念品としてプロポーズ時ではなく相手にしっかりとそのデザインやサイズを吟味していただくことが重要となります。
プロポーズ=指輪。
その先入観は取り払い、指輪でのプロポーズは避けるようにしましょう。プロポーズでパカっと開く演出よりも、二人で選んだリングという思い出の方が生涯長く付きそう思い出となるからです。
指輪は不要でも、プロポーズプレゼントは必須
指輪を後から選ぶのであれば、プロポーズにおいてプレゼントは不要なのか?
それはまた別の話になります。指輪が後から選ぶといってもプロポーズというイベントの重要性は変わらないからです。最近では指輪以外のプロポーズが主流になっているため、指輪選びでの失敗は少なくなってきていますが、逆にプロポーズプレゼントでの失敗事例が非常に増えてきているのも事実です。
後から指輪を贈るからといって、プロポーズプレゼントが取り急ぎ感のあるプレゼントであれば意味がありません。
指輪以外でもしっかりと喜ばれ、プロポーズというイベントの思い出を底上げしてくれるプレゼントである必要性があります。プロポーズプレゼントも喜ばれ、なおかつ指輪選びを二人で行える。という喜びへ2段階のサプライズとなるよう計画しましょう。
その方法の代表格とも言えるのが、ダイヤモンドプロポーズです。
ダイヤモンドプロポーズとは、婚約指輪の主たる目的であり主役であるダイヤモンドを購入し、ダイヤモンドのみでプロポーズを行う方法です。
2011年よりEIKAがプロポーズ・婚約指輪市場へ投入したフラワージュエリーを皮切りに広く認知され、非常に人気を集めているプロポーズ方法です。
主役たるダイヤモンドでプロポーズを行うことで、指輪のサイズやデザインを気にせずにサプライズプロポーズをする事ができ、さらにそのダイヤモンドをベースにして後から相手の好きな指輪のデザイン・ぴったりなサイズの指輪をオーダーメイドで叶えてあげることが可能となります。
後からオーダーメイドで叶えるという選択肢を残しておくことで、指輪以上にサプライズなプロポーズプレゼントを実現し、なおかつ相手の指・趣味趣向に合わせて最上の選択肢を得ることができます。プロポーズプレゼントからお二人の共同作業で進めることができるため、ウェディングストーリーの第一歩としても非常に優れた選択肢と言えるでしょう。
また主役たるダイヤモンドを先に購入してあるため、お相手の方は予算を余り気にせずにデザインを選ぶことができ、理想をわがままに叶えることができます。
ダイヤモンドプロポーズには既に様々なサービスが展開されつつありますが、いわゆる「プロポーズリング」と呼ばれるサイズ変更やデザイン変更を前提とした仮リングはおすすめしません。
なぜならこういった商品は先にご紹介した通り男性側の都合に合わせられているものであり、プロポーズの演出を高めてくれるものではないからです。
中途半端な方法を採用せず、ダイヤモンドのみでプロポーズしましょう。
お相手の方がどうしても指輪でプロポーズを望まれているのであれば、リスクは承知の上でご自身で選ばれた指輪でプロポーズしましょう。
最高のダイヤモンドプロポーズとしては、EIKAフラワージュエリー・エンゲージメントコレクションを強くおすすめしたいです。
バラとダイヤモンド、そして好きな婚約指輪へのオーダーメイドサービスも無料で提供されるため、まさに全てを叶えることができる唯一の商品だからです。
いかがでしょうか。
プロポーズはお二人にとって大切な求婚の儀式。プロポーズする側の方にとっても、される側の方にとっても、最上の選択肢で計画するようにしましょう。そして婚約指輪はあとからちゃんと決めること。
プロポーズと婚約指輪の正しい関係を理解すれば、より素敵なプロポーズも理想の婚約指輪も叶えることができます。
ぜひ生涯の思い出となる素敵なプロポーズと婚約指輪を叶えていただければ幸いです。
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