婚約指輪でプロポーズに失敗?失敗例から学ぶプロポーズ成功のコツ
プロポーズは人生の転機ともいえる大切な瞬間。ですが、プロポーズをしようと考えたときに頭に浮かぶのは「失敗したらどうしよう?」というものです。
中には実際にプロポーズが失敗してしまった…というカップルも。そこで今回はプロポーズの失敗談から学ぶ、成功パターンのプロポーズについてご紹介します。
今回の記事では、実際にジュエリーコーディネーターから「婚約指輪にまつわるプロポーズ失敗例」を募集しました。
ブライダルジュエリーを取り扱う弊社の目線で、プロポーズについて詳しく解説します。これからプロポーズを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
こんなはずじゃなかった!?プロポーズの失敗談とは
プロポーズは失敗するのか?というと、実は「プロポーズのやり方が受け入れられなくて断った」「納得できないからやり直してもらった」という声はよく聞かれます。
まずは、プロポーズの失敗談からチェックしていきましょう。もちろんすべての女性が同じ考えではないため、相手はどんなプロポーズが好きなのかな?と参考にしてくださいね。
公衆の面前でサプライズプロポーズ
「イルミネーションを見に行ったとき、フォトスポットに並んで写真撮影の前にひざまずいて指輪を渡してくれて、プロポーズしてくれました。もちろんロマンチックな状況だったんだけど…プロポーズは嬉しかったものの本心は「恥ずかしいから早くやめて!」と焦っていて、すごく恥ずかしかったです。その場ではお返事せず、二人きりになったときに改めて「OKだよ」と伝えました」
サプライズプロポーズを推奨するメディアもありますが、実はサプライズは賛否両論。
ドラマチックなプロポーズやサプライズが好きな方にとっては喜ばれますが、特に人の目が多い場面でのプロポーズは恥ずかしく思う方も多いようです。
人気のテーマパークでのプロポーズも、「テーマパーク自体は大好き。でも、並んでいる人もいるからプロポーズは二人きりの場所でして欲しい」という声もありました。相手がどんなプロポーズが好きかをよく把握しておくと良いでしょう。
ムードのないプロポーズ
普段通り二人で過ごしていて、晩御飯を食べている途中に「そろそろだよね?」と聞かれました。何が?と思ったけれど「うんそうだねー」と適当にお返事。あとで気づいたのですが、彼の中でこれがプロポーズだったようです…。プロポーズには憧れがあったので、指輪が欲しかったなあというのが本音です」
そのほかにも、「がやがやした居酒屋でプロポーズされてよく聞こえなかった」「風邪を引いているときに突然結婚を申し込まれ、それどころじゃなかった」という方も。やり直しをお願いするカップルもいました。
もちろんすべてのプロポーズが「高級ホテルを予約して」「記念日の旅行の最後で」というしっかりした演出でなくても構いません。ただ、あまりにもムードのないプロポーズや結婚の意思が伝わらないプロポーズはNGと言えそうです。
遠回しな言い方でプロポーズ
「親に会って欲しいっていう言葉だけで、プロポーズが終わった」
「結婚するの?しないの?って聞いたら、するといってそのまま結婚しました」
「誕生日プレゼントの中に英語でプロポーズするメッセージが入っていた。直接言われていないうえに、あとで気づいたのでその場ではお返事できなかった。ちゃんとプロポーズして欲しい」
プロポーズは男性側から切り出すことが多いのですが、気恥ずかしさのあまり「手紙やLINEで済ませた」「結婚してくださいという言葉を使わなかった」という失敗談もありました。
確かにかなり気を遣うシーンであり、緊張する方にとってはプロポーズのハードルは高いですよね。ただし、女性はプロポーズに思い入れがある方も多く、はっきりしないプロポーズは「逃げているように思える」と評価が低いのも実情です。
一方的なプロポーズ
「海外赴任が決まったから、結婚しようって言われました。私の事情は考えないんだ…ってがっかりしたし、実際に一度よく考えてみて、自分の仕事もあるし海外には行けないからとお断りしました」
相手のことを考えない自分本位のプロポーズは、失敗する可能性も高いもの。
これは結婚を申し込む側に「結婚してあげる」という思いがやや透けていますよね。せっかくの二人の人生がスタートする場面であるプロポーズ。「最初からこうならこの先の未来も怖いな」と思う方は多くいます。
言い方次第では避けられたプロポーズ失敗例なので、ぜひ参考にしておきたいものです。
緊張して失敗した…
「彼がプロポーズを始めてから、1時間以上たってようやく「結婚しよう」という言葉が。それまでずっともじもじしていたしその場も盛り上がらなかったし、気持ちはわかるんですが情けなさを感じました。なんとなく合わないなと思って、プロポーズはお断りしてその場で別れました…」
これまでの関係性にもよりますが、プロポーズはあまりにも緊張すると失敗してしまうこともあります。
この体験談は極端な例ですが、多少の緊張には目をつむる方がほとんど。どうしても言葉が出ない、頭が真っ白になるという方は、あらかじめ手紙に書いておいたり言いたいことをメモしたりといった対策が必要です。
緊張している場合は「緊張してうまく言えないかも!」と声に出してみると、案外落ち着くかもしれません。
【実体験あり】婚約指輪でプロポーズ失敗例
プロポーズの失敗談の中でもよく見られるのが「婚約指輪でプロポーズ失敗」です。
プロポーズでは婚約指輪を用意。結婚を申し込むと同時に相手へプレゼントするというのは、王道の流れで女性からも人気が高い方法です。
しかし、中には「選び方が一方的だった」「相手の好みを考えていなかった」という理由で失敗することも…。
ブライダルジュエリーを取り扱う弊社の視点から、実際のジュエリーショップに寄せられたプロポーズ失敗談をここからはご紹介します。
高価な婚約指輪が負担に…指輪そのものが好みでなかった例
「婚約指輪は平均相場でも約30万円と高額な商品です。当店では100万円以上の指輪もご用意しています。高価な分、失敗が絶対に許されない中で、指輪はプロポーズ後にお二人で選ばれた方が安心ですとお伝えしましたが、絶対に彼女の好みは理解しているという理由で、ご購入いただいた方がいました。後日お電話があり、そもそもプロポーズが失敗して破局となってしまい、どうにかならないかというご相談に…。金銭面でも大きな負担となるため、予算を決めてお相手の好みも一度確認したほうが良いと思います。(ジュエリーブランドH:大阪)」
婚約指輪の相場は約30万円。年齢や経済状況によって異なるため一概にいえませんが、決して安いお買い物ではありません。
その分「婚約指輪を用意する側」は「絶対に喜んでくれるはず!」と期待するのですが、実は女性の中には指輪自体がNGと思う方もいます。
まずは高い指輪を購入する前に、
- 相手は婚約指輪を求めているのか
- 指輪の好みのデザイン
をチェックすると良いでしょう。サプライズでお渡ししなくても、プロポーズのために頑張って準備してくれているという気持ちこそが、相手は嬉しく思うものです。
「婚約指輪」には理想があった例
「お相手の方がファッションリングが大好きで、いつもイエローゴールドを身につけられているため、間違いはないとイエローゴールドの婚約指輪をご購入されました。サイズは既にお持ちだったリングの号数を調べてのご成約です。プロポーズは成功しましたが、指輪のサイズがなぜか合わず、さらにデザイン面でもお相手の方の意向とは違ったようです。結果、婚約指輪は下取りして新しい婚約指輪を購入されました。(一般宝石店G:東京)」
普段のファッションや好みを熟知しているからこそ、婚約指輪も間違いのないチョイスと選んだパターンです。
好みは個人差があるため一概にいえませんが、婚約指輪は特別な思い入れがある方は多いでしょう。相手に一言伺ってから選んでも良さそうですね。
ただ、この例では「プロポーズは成功」しています。相手の好みがわからない場合は、のちにデザインや素材を変更できる婚約指輪を選ぶのがおすすめです。
「一人で選ばないで!」と思われた例
「そもそも指輪でプロポーズはしないで欲しいと言われていたのに、指輪でプロポーズを行って失敗してしまったお客様がいらっしゃいました。女性にとって、婚約指輪をはじめとしたジュエリーはそれくらい特別なものなんですよね。一緒に選びたかったのに、勝手に選んじゃった…結婚は二人三脚なのに、始まりから残念に思えてしまったのでしょう。指輪というよりも、これからも何事も一人で決めてしまうのだろうかという不安感にかられてプロポーズを断ってしまうケースも少なくありませんね。(ジュエリーブランドE:東京)」
はっきり相手が意思表示していたのに、一方的に「プロポーズには婚約指輪」と考えて空回りしてしまった例です。
実は、どのエピソードも「婚約指輪が原因で」というよりも「こちらの気持ちを考えてくれなかった」というすれ違いから失敗が起っています。
婚約指輪のあるプロポーズは「リングプロポーズ」と呼ばれますが、今ではどんなメディアもリングプロポーズを推奨することが増えました。もちろん婚約指輪のあるプロポーズはロマンチックで素敵なもの。ただ、誰にでも有効な手段ではない点には注意が必要です。
結婚とは、二人にとって大きな決断のとき。二人のこれからの生活が始まる瞬間に勘違いが起こらないよう、考えの共有と「相手のことを思う気持ち」は必ず押さえておきましょう。
失敗談から考えるプロポーズ成功のポイントとは?
「婚約指輪でプロポーズ失敗」「プロポーズの仕方で失敗」など、これからプロポーズを考えている方にとっては避けたい状況である失敗談。そのため、プロポーズそのものを「ものすごく難しいもの」とイメージする方もいますが、実は少しのコツを押さえるだけで成功率はぐっと高まります。
ここからは、失敗談から見えるOKプロポーズ例を考えてみましょう。4つの実践しやすいポイントを解説します。
「相手の好み」「何が喜ぶか」をしっかり考えて準備する
プロポーズの準備はそこまで大がかりなものでなくて構いません。
- 婚約指輪は用意する?しない場合はプロポーズ後に相手が選びやすいものを考えよう
- サプライズは好き?嫌い?
- 普段よりもどの程度特別感を演出する?
こうした基準で相手の好みをまず第一に考え、必要なだけを準備しましょう。
もし予算が足りなければ、予算分を貯めてからでも構いません。もしくはすぐにプロポーズしなければならない場合は、「記念のディナーやプレゼントはこの先に用意する」と意思を伝えるのがおすすめです。
ストレートな言葉を使う、はっきりプロポーズする
失敗談プロポーズから学ぶのは、「はっきり結婚しようといわれて不快な方はほとんどいない」という点です。
もちろん一概にはいえませんが、プロポーズしていると伝わらないよりも伝わったほうが断然良いはず。恥ずかしい場合は手紙やメッセージカードにしても良いので、結婚の意思が相手に伝わるような言葉選びをしましょう。
シチュエーションを意識して。ムード作りも◎
普段一緒に過ごす中でプロポーズするのも、実は女性からは人気のある方法です。しかし、「テレビを見ながらプロポーズ」「片手間にプロポーズ」ではなく、きちんと相手と向き合って結婚を申し込みましょう。
また、プロポーズのタイミング作りをすると切り出しやすいメリットがあります。どうしても雰囲気が作れないなら、ディナーを予約したり普段よりも特別なデートにしたり、誕生日やクリスマスなどのイベントでプロポーズするのもおすすめです。
「理想のプロポーズ」をリサーチする
ネット上には、「一般的な理想のプロポーズ」がたくさん掲載されています。もちろん一般論でプロポーズの正解を探すのもOK。ただ、プロポーズする相手のことを必ず考えるようにしましょう。
自分の理想や周りが思う普通に合わせると、相手の共感が得られません。どんなプロポーズが理想的なのか、1度外部の情報を参考にせず相手と向き合うことが、成功への近道です。
指輪のない「ダイヤモンドプロポーズ」とは?
婚約指輪でプロポーズの失敗を避けるには、ダイヤモンドプロポーズという手段もあります。
ダイヤモンドプロポーズとは?と聞きなじみがない方もいるかもしれませんね。
ダイヤモンドという素材からプロポーズプレゼントする方法がダイヤモンドプロポーズです。数年前はそこまで認知度もない方法でしたが、
- 指輪だけでない選択肢が広がる
- 予算的にダイヤモンドの品質にこだわれる
- 見た目が華やかでゴージャスなプロポーズが演出できる
と女性に人気のあるプロポーズ方法です。ここでは、ダイヤモンドプロポーズを詳しくご紹介します。
ダイヤモンドをプレゼントするプロポーズ方法
婚約指輪はダイヤモンドが主役。そしてダイヤモンドが象徴の素材です。その主役となるダイヤモンドのみでプロポーズし、プロポーズが成功してから、形を二人で決める方法です。素材の状態なので、サイズ・デザイン面でのリスクは皆無。さらに金銭的リスクも形になっていないため、ほとんどありません。
また再利用もできますし、製作費も別途料金がかかりません。
しかしダイヤモンドプロポーズにもデメリットがあります。それはデザイン選びのために、対応してくれるお店などをまた1から探さなくてはならないという点などです。
また製作費等は、非常に水準が分かりづらいのも難点でした。さらにダイヤモンドだけだと寂しいというポイントも。ダイヤだけを買うのは簡単ですが、それだけだと実はあまり意味がありません。
EIKAのダイヤモンドプロポーズはダイヤモンドに初めて触れる方にもおすすめ
そこでおすすめしたいのが、人生の華やかさをテーマに2011年設立のジュエリーブランドEIKAのフラワージュエリー・エンゲージメントコレクションです。
世界最高級の枯れないバラとダイヤモンドが融合したサプライズな仕様。本コレクションではバラ中心にセットされたダイヤを、あとから初回無料で好きな婚約指輪等のジュエリーへとオーダーメイドできる権利が付いています。
ダイヤモンドからお好みのジュエリーや婚約指輪に
ダイヤモンド単体で購入すると、そのあとでジュエリーの加工料金がかかります。当コレクションなら、フラワージュエリーだけ購入すれば、全てを叶えられるという訳です。これら全てが詰まったジュエリーギフトは国内外でもEIKAだけのオリジナルサービスです。
シンプルな婚約指輪へのオーダーメイドはもちろん、写真のようにダイヤモンドが追加セットされる贅沢なデザインまでも無料対応なので、二人で婚約指輪のデザイン選びも楽しく迎えることができますし、理想を超えたジュエリーを叶えられます。
さらにフルオーダーにも対応しているため、オリジナルデザインやネックレスなどにも対応。
そしてEIKAのジュエリーは保有する素材を活かして、2万円台からリメイクし続けることができるのもポイントです。
最高のプロポーズも、理想の婚約指輪も全て叶えられるでしょう。失敗する可能性はゼロに。喜びは最上級のサプライズに。ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
プロポーズ失敗例から「二人だけのプロポーズ」を考えよう
しっかり準備もしたし、婚約指輪もばっちり。「相手が喜ぶはず」と意気込んだプロポーズが失敗するのは怖いことですよね。
プロポーズを成功させる秘訣は、「相手のことを考える」だけでOKです。当記事を参考に、一般的なプロポーズではなく「二人にとってベストなプロポーズ」を一緒に探してみましょう。
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