0.2カラットや0.1カラットの婚約指輪はなるべく避けよう
婚約指輪といっても、そこには様々な価格帯・クラスの指輪が存在します。
無数にある婚約指輪から最適な1つを選ぶのには、最適な知識も必要です。
しかし中には本来は提案すべきではない婚約指輪があるのも事実。
その代表例が、0.2カラットや0.1カラットの婚約指輪(エンゲージリング)です。
もちろん例外もありますが、なぜ婚約指輪において0.2カラットや0.1カラットは避けるべきカラットなのかを解説します。
相場がある
そもそも婚約指輪には、通例的な相場があります。
昔のように、お給料の三ヶ月分といった意味のない概念ではなく、選ばれている相場という意味です。
それが、価格だと約30万円。そしてカラットだと0.3カラットになります。
筆者は年間でも数百組のお客様の婚約指輪をコーディネートしておりますが、90%以上の方が0.3カラット以上で婚約指輪を選ばれます。
もちろん、それはこちらからの提案というよりも、実際にダイヤモンドを眺められて、お客様ご自身が判断されたカラット達。ホットゾーンは、0.3〜0.5カラットです。
つまりほとんどの方が婚約指輪としては、0.3カラット以上を保有していることになります。
0.3カラット未満である、0.2カラットや0.1カラットのダイヤモンドは比較対象としても明らかに小さく見えてしまうため、価値を意味するプレゼントとしては、非常に機能性が損なわれてしまうのです。
主張性に実力が乏しい
前項と少々被ったトピックになりますが、0.2カラットや0.1カラットのダイヤモンドは、そもそも主張性という実力においては、非常に乏しいカラットです。
もちろん、これは事実としてのお話であって、個々の価値観は事実よりも優先されるという概念も忘れてはいけません。お二人にとって婚約指輪なのであれば、それが例え玩具の指輪であっても、かけがえのない婚約指輪だからです。
しかしそれはプロポーズプレゼントとしてだったらのお話。
婚約指輪は婚約記念品。価値をプレゼントする目的だからです。
価値をプレゼントするという目的が前提となった婚約指輪を選ぶならば、相応の価値と主張性を伴っていなくては、そもそもその機能を果たすことができません。
例えば結婚式のお祝儀の相場が3万円だったとして、そこに1万円しか支払わないとどうなるでしょう??
気持ち的には問題なくても、実際にはお祝儀としての機能を果たしません。
なぜなら、結婚式はそういった相場を前提として計画されるからです。
婚約指輪は結婚式ではありませんが、生涯持ち続ける宝物。
その機能を果たすためには、相応の価値がともなっていなくては、前提がクリアできないのです。
つまり0.2カラットや0.1カラットは、主張性にかなり乏しく、相場から見ても安価な婚約指輪として捉えられてしまうため、機能を全うすることが困難になりますから、選ぶべきではありません。
0.2や0.1カラットなら別の選択肢も
そもそも0.2カラットや0.1カラットの婚約指輪を選ばれる理由として最多なのは、予算の関係です。
本来は0.3カラット以上の主張性をもった婚約指輪を選びたかったけれど、予算上厳しい。
それは悪いことでもなく、むしろ予算は尊重すべきものです。
であれば、1つ石にこだわらないようにしてください。
同じ0.2カラットだとしても、写真のようにいくつかの石の集合で成り立っているジュエリーと、1つ石とでは華やかさの演出が変わるからです。
0.2カラットや0.1カラットであれば、写真のようにメレダイヤモンドと呼ばれる小さいダイヤモンドの集合体で設計されたファッションジュエリータイプでプレゼントされるという手段の方が良いです。
もちろん鑑定書は付きません(付けられない)が、有用性のある華やかなダイヤモンドジュエリーを叶えることができます。
バラとダイヤモンドで相手に好きなジュエリーをプレゼントできる、EIKAフラワージュエリーコレクションであれば、今までにみたことのないサプライズプロポーズにも活用できます。
もう一つの考え方、
ファッションジュエリーをプレゼントもしくは、婚約指輪を選択肢から外すと良いでしょう。
最近では結婚記念日に改めての婚約指輪などのプロポーズが流行しているため、改めてでも全く問題はありません。
ぜひ0.2カラットや0.1カラットの婚約指輪は除外して検討されるようにしてください。
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