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プロポーズリング、憧れの指輪でプロポーズって誰が決めたの?

指輪でプロポーズを。

おそらくほとんどの人が、プロポーズと聞くとこのイメージを思い浮かべるかもしれません。

しかし事実とイメージは異なり、指輪でプロポーズよりも指輪なしでプロポーズが主流な時代になりました。

サイズやデザインなど、一生の宝物となる婚約指輪は二人で選ぶ時代に突入して長いです。

しかしそれでも、プロポーズリングといった指輪でプロポーズを謳う商品等が展開されています。

そもそも指輪でプロポーズするって、誰が決めたのでしょうか。

今回は、指輪でプロポーズの事実的側面や、プロポーズリングを使用してまで指輪に固執する必要性がない理由などをご紹介します。

 


 

指輪でプロポーズは広告

コマーシャル_テレビ_宣伝

 

婚約指輪等、指輪でプロポーズする。というイメージや概念が根付いた大きな理由は、広告にあります。

ドラマや映画、CMなどあらゆる媒体によって、指輪でプロポーズするシーンが打ち出されました。

人のイメージというのは非常に簡単に根付くもの。

ジュエリー大企業達のプロモーション戦略によって、婚約指輪でプロポーズするという概念が深くイメージに刷り込まれたことが大きなきっかけです。

 

もちろん指輪でプロポーズするというシーンそのものは、とても素敵な出来事です。

しかし何事に、方法は1つではありません。

方法が1つに絞られることによって得をするのは、販売側の戦略でもあります。

あらゆる場面でも同じことです。方法を絞ることで、強烈なニーズを生み出すことができるからです。

そういった意味では、指輪でプロポーズという戦略は、史上最大級に成功して広告モデルだとも言えるでしょう。

 

けれどそれは一昔前のお話。それらの打ち出しから40年以上経過した現代。

方法は1つだけじゃないと、顧客側は気づき始めたわけです。

 

むしろ最悪な方法だった

プロポーズ_失敗_プロポーズ失敗_サプライズ_サプライズ失敗_失恋

 

プロポーズの方法は元から1つではありません。

しかしイメージ的に、うまく指輪でプロポーズという1つの方法に制限されていたわけです。

そして無数にある方法の中でも、指輪でプロポーズは最悪な方法であったといえます。

 

なぜならサイズ。デザイン。本人でも分かりづらいような概念を、男性側が独断で決めなくてはならず、一種の賭けのようになってしまっていたからです。

 

本来、婚約指輪は生涯の宝物となる婚約記念品だったはずなのに、なぜかサプライズプロポーズのために男性側が多大なリスクを背負い、女性側も理想の指輪とは違った指輪を入手する高い可能性を背負わされていたわけです。

 

事実、ヤフーオークションや、メルカリなどの中古市場を見てみてください。

とんでもない数の婚約指輪が出品されています。もちろん一部は不要になった女性側からの出品もありますが、そうではない新古品が無数に出品されています。これはつまり、選んだ婚約指輪や、プロポーズが失敗したケースがほとんどです。

 

婚約指輪は高級品。平均相場でも約30万円。

サプライズな演出のために、わざわざ不確定要素である婚約指輪でプロポーズするメリットは、どこにもなかったといえるでしょう。

 

 

二人で選ぶ時代へ

婚約指輪-結婚指輪-宝石店-カップル

 

多くの失敗談が流れていくことで、婚約指輪は二人で選ぶ時代へと入っていきました。

プロポーズは指輪なしで、なにか他のプレゼントを用意して行い、プロポーズが成功してから二人で婚約指輪を選びに行くという流れです。絶対にこちらの方法が良いですよね。デメリットがないのですから。

 

ただ婚約指輪は高級品で、デザインによっても価格の変動がおきやすく、相手にも気遣いをさせてしまう商品なため、最近ではダイヤモンドプロポーズが主流になりつつあります。

 

婚約指輪の主役であるダイヤモンドのみでプロポーズし、後からそのダイヤモンドを元にして二人で婚約指輪のデザインを決めようというものです。サプライズもできて、なおかつ好きなデザインを予算を気にせずに選べる点に大きな利点があります。(主役のダイヤモンドが決まっているため)

 

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指輪でプロポーズはしない。結婚の始まりである婚約記念品の婚約指輪は、二人で決める。

それが現代におけるマナーといえるでしょう。

 

 

なのに、プロポーズリング?

ダイヤモンド_フェイク_偽物

 

しかし正直、国内においては顧客よりもメーカー側が指輪でプロポーズに執着してしまっている現状があります。

その代名詞とも言えるのが、プロポーズリングです。

 

プロポーズリングとは、指輪でプロポーズを叶えられる仮の指輪のこと。

フェイクダイヤにシルバーメッキを施した玩具的仕様のものや、本物のダイヤモンドと仮の指輪でセットしたものなど、多様なものがあります。

 

しかしこれらは絶対的におすすめできません。

そもそも指輪でプロポーズをする必要性がないのに、なぜ指輪にこだわるのか。という前提はもちろんですが、仮の指輪でプロポーズされて嬉しいでしょうか。という疑問からです。

 

これらはあくまで指輪でプロポーズしたいというプロポーズをする側の都合でしかありません。

プロポーズは、結婚したいという素敵なメッセージを伝える場所。

だからこそ、二人三脚の結婚において、婚約指輪も二人で始める時代になったのです。

 

にもかかわらず、指輪で。さらに仮のプロポーズリングでプロポーズされたらどうでしょうか。

その時はサプライズで気づかなくても、徐々におかしいことに気づくはずです。

プロポーズという場面は、本番です。仮ではありません。

 

相手に本当の気持ちが伝わる、本番のプロポーズプレゼントにしなくてはなりません。

ダイヤモンドプロポーズなら、ダイヤモンドのみで。指輪に固執はしないようにしましょう。

それに、ダイヤモンドプロポーズして、完成した指輪でお披露目サプライズもできるのですから。

イメージとは恐ろしいものですが、工夫して先入観にとらわれない、素敵なプロポーズを叶えていただければ幸いです。

 

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