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指輪でプロポーズにある、様々な矛盾たち

プロポーズといえば、婚約指輪の箱をパカっと開いて行ったり、指輪を差し出して行うイメージをほとんどの方がお持ちだと思います。

 

確かにプロポーズといえば、ほぼ全てのジュエリーブランドのCMだったりゼクシィなどの記事でも箱パカしているシーンが目立ちます。

しかしこれらはあくまでイメージの話し。実際には指輪でプロポーズは失敗しやすい方法でもあります。

そして多くの方が男性女性を問わず、指輪でのプロポーズをイメージしてはいても、実際には指輪でプロポーズされるケースは少ないのです。

 

今回の記事では、その理由やプロポーズを指輪でという憧れに対する大きな矛盾等についてご紹介します。

 


 

指輪以外でプロポーズが主流な矛盾

 

EIKA_婚約指輪_プロポーズ_サプライズ_指輪以外_指輪なし

 

指輪でプロポーズをほとんどの方がイメージされているのにも関わらず、指輪以外でプロポーズされる方が主流という矛盾について。

この矛盾が発生している理由は、変化の狭間であることが大きいです。

元々ダイヤモンドの指輪が婚約指輪という概念として主流になったのは1960年代の後半。

ダイヤモンドは永遠の輝き。婚約指輪は給料の三ヶ月分。そんな広告が目立っていた時期です。

指輪でプロポーズはロマンチックの象徴として、多くのCMやヴィジュアル、ドラマや映画のシーンに登場しました。

指輪でプロポーズというイメージはここからきています。

 

プロポーズ_失敗_断る_NG_婚約指輪_エンゲージリング

 

確かに素敵な光景ではありますが、その裏ではサイズが間違っていたり、デザインが好ましいものではなかったりと問題が非常に多かったという現実がありました。

イメージどおりにすることを優先する余り、現実問題として解決しなくてはいけない問題を認識していなかった方が多かったのです。

結局はプロポーズの時がピークで、その後は戸棚に眠ってしまったりと悲惨な末路を歩んだ指輪達が無数に量産されたものです。

(実際に買取専門店に使わなくなった婚約指輪が持ち込まれるケースは跡を絶ちません)

 

これらの背景から、現代においては指輪以外でプロポーズを行うことが一つのマナーのようにもなってきています。

未だに指輪でのプロポーズは女性にとってもイメージが強いため、憧れを抱いているケースも多いですが、それでも指輪以外で行う方が良いです。

 

昔からあるイメージと現実から起こっている矛盾。

それこそが指輪でプロポーズがイメージなのに指輪以外でプロポーズが主流たる大きな理由と言えるでしょう。

もはや現代は広告のイメージどおりにする必要性はないのですから。

 

 

プロポーズで指輪が嬉しかった矛盾

 

 

そうはいっても、年間では沢山の方が結婚されていますし、プロポーズも数え切れないほど沢山行われています。

実際に指輪でプロポーズされた方も多くいらっしゃるのも事実です。

 

デザインの好みやサイズは置いておいても、実際にプロポーズで婚約指輪を受け取れば、最初は誰もが喜びます。

イメージどおりの光景が広がるわけですから、喜ばない女性は基本的にいらっしゃらないでしょう。

 

しかし大切なのはその後です。

プロポーズの時にもらった婚約指輪が嬉しかった女性は、アンケートでも60%を超えます。

しかし時間が経つにつれ、自分で選びたかったと答える女性もまた、60%を超えます。

 

つまりその時は嬉しかった。

けれど、やっぱり婚約指輪という大事な指輪は自分もしくは二人でデザインを決めたい。

と考える方がほとんどなわけです。

 

これが指輪以外のプロポーズが主流でも、プロポーズで指輪だったことが嬉しかった矛盾の理由。

その時は嬉しいのは当たり前ですが、その後も関係してくるのが婚約指輪。

プロポーズの時のためだけに指輪をプレゼントするのではないのです。

 

 

婚約指輪の目的と使途を再確認しよう

 

婚約指輪_重ね付け_着用_エンゲージリング_結婚式

 

多くの方が誤解しやすいのですが、婚約指輪はプロポーズプレゼントではありません。婚約記念品です。

婚約記念品をプレゼントするタイミングで多かったのがプロポーズだったという理由なだけです。

また正確には、婚約指輪は婚約指輪という商品ではありません。

婚約時にプレゼントされたダイヤモンドの指輪を婚約指輪とする。が正解です。

 

例えばダイヤモンドのネックレスを婚約記念品としてプレゼントすれば、立派な婚約記念品です。

婚約ネックレスと呼べます。

 

いずれにしても婚約指輪というのは価値の高いダイヤモンドの指輪を婚約の記念品としてプレゼントし、一生・世代を引き継いでいく宝物として生涯を共にしていくもの。

そして指輪な以上、身につけることが前提となります。

 

どちらかが選んだ指輪というよりも、二人で選んだ指輪だからこそ思い入れも強くなります。

婚約指輪には無数のデザインが存在しますが、そのどれもが答えにもなりえます。

大切なのは、選んだこと。

 

この選ぶという作業は婚約という二人で決める出来事において、どちらか一方が決めるものではなく、本来二人で決めることが最上の手段です。

 

 

シンプルに、ダイヤモンドでプロポーズ

 

EIKA-フラワージュエリー-エンゲージメント-プロポーズ-婚約指輪-ダイヤモンド-バラ-花

 

時の流れとともに、プロポーズや婚約にも色んな概念が混ざり合って、複雑な印象があります。

変化の狭間で、色んな矛盾が生じているのも事実です。

しかしここはシンプルこそが最上の選択肢。

 

指輪以外でも嬉しい。指輪以外だからこそサプライズ。

どちらか一方ではなく、二人に嬉しい方法を選ぶことです。

 

その唯一の方法は、ダイヤモンドプロポーズだけです。

ダイヤモンドだけでプロポーズを行い、デザインは二人で選ぶというもの。

シンプルで、分かりやすく、二人に嬉しいプロポーズの手段です。

過度な演出や、指輪以外で凝りすぎたプレゼントよりも、想いが純粋に伝わって、二人にとって喜ばしい方法を選びましょう。

 

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