プロポーズ。それは結婚における本当の始まりを奏でる、素敵なイベントです。
結婚しようという素敵な想いを相手に伝え、相手からその了承を得られれば、晴れて二人は結婚への道を歩み始めます。
プロポーズは二人にとっても非常に重要なイベント。失敗は最も避けたい道です。しかし、結婚そのものは成立しても、プロポーズそのものは失敗してしまうケースが跡を絶ちません。
その大きな理由の1つに、婚約指輪でプロポーズする方法があります。
婚約指輪でのプロポーズは最も避けなくてはならない方法なのに、映画やドラマ、広告等の影響から、その方法を採用してしまう方も少なくありません。
今回の記事では、実際にプロのジュエリーコーディネーターである筆者が関わりのある友人や知人のジュエリーコーディネーターさん達からヒアリングした、指輪でプロポーズの失敗エピソードをご紹介します。
エピソード1:心身的、金銭的二重苦に

「婚約指輪は平均相場でも30万円と非常に高額な商品。うちだと100万円以上の指輪も普通です。そして多くの人にとって、生涯で最も高額なプレゼントでもあります。失敗が絶対に許されない中で、指輪はプロポーズ後にお二人で選ばれた方が良いですとお伝えしましたが、絶対に彼女の好みは理解しているという理由で、指輪でプロポーズに。後日お電話があり、そもそもプロポーズが失敗して破局となってしまい、どうにかならないかというご相談となりました。金銭面でも大きな負担となるため、プロポーズは婚約指輪で絶対にしてはいけないと思います。(ジュエリーブランドH:大阪)」
プロポーズが失敗すれば、そもそも心にも身体にも大きな負担を伴います。愛する人へのプロポーズが失敗するのですから、当然です。
仮に婚姻関係が成立したとしても、プロポーズという大切なイベントが失敗することは、大きなダメージに。さらに平均相場でも30万円とされる高額な婚約指輪が不要となってしまえば、二重苦となります。
そして上記のエピソードは、世界的なラグジュアリーブランドさんでの事例。購入金額は、150万円ほどだった模様です。婚約指輪は最悪売れるから。と考えられる方もいらっしゃいますが、買い取り業者に売っても、購入金額の十分の一程度にしかなりません。(流通において多数の業者が関わるためです)
プロポーズにおいて金銭的な賭けになるのは、お互いにとっても良いことではありません。婚約指輪でプロポーズをしてはいけない最たる理由でもあります。
エピソード2:デザインもサイズも合わない

「お相手の方がファッションリングが大好きで、いつもイエローゴールドを身につけられているため、間違いはないとイエローゴールドの婚約指輪をご購入されました。サイズは既にお持ちだったリングの号数を調べてのご成約です。プロポーズは成功しましたが、指輪のサイズは全く合わず、さらにデザイン面でもお相手の方の意向とは違ったようです。お相手の方は普段遣いはイエローゴールドが好きでしたが、婚約指輪などのしっかりしたジュエリーはプラチナが理想だったからです。さらにサイズは、もともと合っていないものを無理に身につけられたいたようです。結果、婚約指輪は下取りして新しい婚約指輪を購入されました。(一般宝石店G:東京)」
これはとても良く聞くエピソードの種類ですね。ファッションリングと婚約指輪等のファインジュエリーを混同してしまって失敗する例です。
そもそも普段遣いのアクセサリーはカラーゴールドが好まれますが、やはりしっかりとして装いのジュエリーはプラチナが現在も圧倒的に人気です。女性もこのあたりは区別されている方がほとんどな印象です。そこにある事例が決して答えとはならない好例と言えるでしょう。
さらに婚約指輪のサイズには注意が必要です。
婚約指輪はセンターに大きなダイヤモンドがセットされますから、サイズ面においては慎重に選ばなくてはなりません。少しでもゆるいと回転してしまうためです。サイズが合わなければ、身につけることを前提にした婚約指輪も本末転倒な結果となります。そもそもどんなデザインの婚約指輪にするかによって、デザインの考え方も変わってきます。
よくサイズ直しができるからと強引に販売する宝石店が跡を絶ちませんが、サイズ直しにも限度があります。何回も行うと、金属疲労で壊れますしね。
婚約指輪でプロポーズすることで、相手の意向を汲み取れず、結果としてプロポーズそのものの印象が失敗に終わる。婚約指輪でプロポーズが女性にとっても歓迎すべきでない大きな理由の1つです。
エピソード3:勝手に選んだことで、失敗

「そもそも指輪でプロポーズはしないで欲しいと言われていたのに、指輪でプロポーズを行って失敗してしまったお客様がいらっしゃいました。女性にとって、婚約指輪をはじめとしたジュエリーはそれくらい特別なものなんですよね。特に婚約指輪は生涯の憧れとなるアイテムの1つでもありますから、当然といえば当然です。一緒に選びたかったのに、勝手に選んでしまった。結婚は二人三脚なのに、始まりから残念に思えてしまったのでしょう。指輪というよりも、これからも何事も一人で決めてしまうのだろうかという不安感にかられてプロポーズを断ってしまうケースも少なくありませんね。(ジュエリーブランドE:東京)」
実は、婚約指輪はプロポーズでプレゼントされるよりも、二人で選ぶことに素晴らしさがあります。
当然といえば当然ですが、イメージというのは恐ろしいものです。当たり前のように映画やドラマでは婚約指輪でプロポーズしていますが、これから一生を輝かせていく婚約指輪は二人で選ぶべきですよね。それにサイズやデザイン面での失敗するリスクはほぼ100%の確率で舞い降ります。
他のエピソードは、珍しいエピソードというよりも、よくあるエピソードです。
これから永遠に二人の想いを輝かせていく象徴。それがダイヤモンドの輝く、婚約指輪の役割です。結婚指輪はペアリングなので、誓約の証に近い役割のため、根本的に異なります。そんな代物、独断できるわけがないんです。
本来、婚約指輪は婚約記念品なのですから、まだ婚約が成立していないプロポーズでプレゼントするものではないんです。ですから、婚約指輪でプロポーズそのものが否定されるべきで、二人で選ぶというイベントを自らなくすメリットは誰にもないんですね。
サプライズにプロポーズして、さらに二人でこれからを象徴する婚約指輪を決める。2度のイベントがあるからこそ、素晴らしいのではないでしょうか。
プロポーズはダイヤ、素材から始めましょう

婚約指輪でプロポーズが失敗。それは、金銭的にも心身的にもまさに地獄な状態になります。
だからこそ宝石店やジュエリーブランドは、指輪でプロポーズというイメージ作りをやめるべきだと思います。それによって不要な犠牲や不利益がたくさん怒ってしまっていますからね。それに指輪でプロポーズせずとも、さらに素晴らしいプロポーズ方法があるのですから、さらに指輪はプロポーズに不要です。
それが、ダイヤモンドという素材からプロポーズプレゼントする方法、ダイヤモンドプロポーズです。現在ではとても人気な方法としてその地位を確立しましたし、さまざまなブランドや宝石店でも提案がされるようになってきました。

婚約指輪はダイヤモンドが主役。そしてダイヤモンドが象徴の素材です。その主役となるダイヤモンドのみでプロポーズし、プロポーズが成功してから、形を二人で決める方法です。素材の状態なので、サイズ・デザイン面でのリスクは皆無。さらに金銭的リスクも形になっていないため、ほとんどありません。
また再利用もできますし、製作費がかかっていないためです。(リングには製作費がかさみます)
しかしダイヤモンドプロポーズにもデメリットがあります。それはデザイン選びのために、対応してくれるお店などをまた1から探さなくてはならないという点などです。
また製作費等は、非常に水準が分かりづらいのも難点でした。さらにダイヤモンドだけだと寂しいというポイントも。ダイヤだけを買うのは簡単ですが、それだけだと実はあまり意味がありません。

そこでおすすめしたいのが、人生の華やかさをテーマに2011年創業のジュエリーブランドEIKAのフラワージュエリー・エンゲージメントコレクションです。

世界最高級の枯れないバラとダイヤモンドが融合したサプライズな仕様だけでなく、本コレクションではバラ中心にセットされたダイヤを、あとから初回無料で好きな婚約指輪等のジュエリーへとオーダーメイドできる権利が付いているからです。
つまりフラワージュエリーだけ購入すれば、全てを叶えられるという訳です。これら全てが詰まったジュエリーギフトは国内外でもEIKAだけのオリジナルサービスです。

シンプルな婚約指輪へのオーダーメイドはもちろん、写真のようにダイヤモンドが追加セットされる贅沢なデザインまでも無料対応なので、二人で婚約指輪のデザイン選びも楽しく迎えることができますし、理想を超えたジュエリーを叶えられます。

さらにフルオーダーにも対応しているため、オリジナルデザインやネックレスなどにも対応。
そしてEIKAのジュエリーは保有する素材を活かして、2万円台からリメイクし続けることができるのもポイントです。
最高のプロポーズも、理想の婚約指輪も全て叶えられるでしょう。失敗する可能性はゼロに。喜びは最上級のサプライズに。ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
指輪でプロポーズして失敗したエピソードを、プロの体験談や実際のエピソードからご紹介しました。プロポーズも婚約指輪も、楽しくあるべきですよね。
そのためにも、変なリスクやイメージを背負う必要性はありませんから、ご安心ください。
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