婚約指輪が、必要な理由。(必要性)
婚約指輪の必要性。
最近、この話題について触れられる事が多くなってきました。
「結婚式などでお金がかかるのに、なんで婚約指輪を贈らなければいけないの?」
「結婚指輪があるのに、なんで婚約指輪が必要なの?」
そんな疑問を考えられる方も少なくありません。
確かに、婚約指輪は高額な商品。結婚するとなれば、新しい家の準備、式の費用やハネムーンの費用などがかかります。なるべく予算を抑えたいと考えるのは、当然かもしれません。それでも全国で過半数以上の方が婚約指輪を贈られています。
なぜ婚約指輪が必要なのか?婚約指輪の必要性について、ご紹介したいと思います。
目次
そもそも結婚とは、何か?
誰かと恋に落ち、誰かと育んだ時間。他人だった者同士が、愛情や時間によって結ばれる事。それが、結婚です。
結婚するという事は、自分の人生を誰かに捧げ、誰かの人生を受け入れ、2つの人生を歩んでいくという素敵な事であり、時とともに、愛情は連鎖していき、絆は深まっていきます。そんな中で、新たな命を授かったりと、絆はより強く、そして広くなっていきます。
結婚とは本来、契約上のものでも、戸籍上のものでもありません。愛情が育まれて生まれる家族という関係こそが、結婚なのです。それを望み、相手のその想いを伝える事がプロポーズであり、二人が家族として歩む事を決めた証が婚約であり、そのためのお祝いが結婚式なのです。
大切なのは、気持ち(想い)。
結婚とは、彼氏と彼女という関係とは異なり、違う場所で産まれ、違う環境で育った二人が、家族になるのです。
恋人期間の中で、「このヒトとだったら、家族になりたい」というその想いが大切で、生涯共に一つ屋根の下で夫婦としての時間を積み重ねていくのです。家族になるという事は、奇跡的であり、素晴らしいものです。
素晴らしい関係になるために、必要なのは当人達の想い(気持ち)。気持ちが強ければ強いほどに、絆は強くなります。そして忘れてはいけないのが、「その気持ちを、しっかりと伝える事」です。
気持ちや想いは、伝える事が大事。
以心伝心という言葉を勘違いされている方は、特に伝えないでも、相手が気持ちを汲んでくれると勘違いしています。
人間関係というのは、コミュニケーションで成り立つからこそ、大切な気持ちを伝える事はは何よりも大切な事です。
以心伝心とは、コミュニケーションする関係が極限にまで高まっているから出来るのです。それに、例え気持ちが相手に無言で伝わるくらいの関係だったとしも、やはりそれを言葉などでしっかりと伝える事が大切です。
伝える事で、喜んでもらう。
伝える事は、とても大切ですが、これは必要性という言葉で表現するには、相応しくないと思います。
伝える事の必要性というよりも、伝える事で喜んでもらいたい。というご自身の気持ちを大切にして頂きたいからです。
普段、恥ずかしくてあまり言葉に出さなかったとしても、「結婚しよう。家族になろう。」という言葉の想いはしっかりと伝えましょう。相手の方も、想いをちゃんと伝えてくれれば、喜んでくれるはずです。
その喜びは、あなたの幸せでもあるはずですから。
伝えるための手段が、婚約指輪。
少し前置きが長くなってしまいましたが、ここで婚約指輪の必要性について戻りたいと思います。
気持ち(想い)を伝えるにあたって大切なのは、「どのように伝えるか」という事であり、そのための手段、方法は、沢山あります。例えば、花束をプレゼントしたり、夜景の綺麗なレストランでのディナーだったり様々です。
お相手の方が最も喜んでくれる手段は何か。婚約指輪が必要な理由は、ここにあります。
婚約指輪を贈るという手段は、長い歴史の中で確立された、優れた手段だからです。
婚約指輪の主役はダイヤモンド(宝石)。すなわち、優れた価値とその表現力を贈る事が、想いを伝える上でも非常に便利なのです。
ダイヤモンドの輝きと価値は女性にとって永遠の憧れでもあり、不変の美しさを備えています。
「家族になろう。結婚しよう。」そんな特別な想いを伝えるにあたり、婚約指輪やダイヤモンド等の宝石以上に優れた商品は無いといってもいいでしょう。
婚約指輪は、必須ではない。
想いを伝える上で、優れたものが婚約指輪(宝石)とお伝えしましたが、婚約指輪で贈る事は必須ではありません。
婚約指輪や宝石を贈る事以上に、優れた手段があればそれを選べば良いと思います。お花が大好きな女性ならば、花束を。とにかく言葉だけで良い女性なら、ロマンチックな言葉で。
お二人の関係値にもよるかと思いますが、婚約指輪を贈る必要性が微塵もない場合であれば、指輪以外でも良いとは思いますがそうでないのであれば、婚約指輪を贈る事を強くおすすめします。
あなたの言葉や演出を最も輝かせ、表現力と想いの強さを最高の形で演出してくれるでしょう。
婚約は指輪であるというルールは存在しない
また、婚約記念品が指輪でなくてはならない必要性はありません。ルールでもなければ、伝統でもなく、これは単なる巨大企業によるPRが大成功したイメージです。
「ダイヤモンドは永遠の輝き。婚約指輪は、お給料の三ヶ月分。」多くの方がこんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これら全て、広告のキャッチコピーです。(ジュエリー業界の方は言いたがらないですが、言ってしまいます。(笑))単純に広告だけが先行して、中身がついていなければ、プロポーズに婚約指輪を贈るという、こんなにスタンダードには成り得ません。広告のコピーだからって、悪いということではありませんよ。
ダイヤモンドの輝く婚約指輪は、当時において優秀な婚約記念品として支持され、それが時間とともにスタンダードとなり、通例のルールのようになったわけです。
プロポーズにおいては、結婚のように入籍届を出さなくてはいけない、結婚式を挙げるためには招待状を出さないといけない、などのようなルールは決してありません。
当時はダイヤモンドという宝石が普及する手段として、婚約指輪という指輪形状だっただけであり、現在においては指輪だけでなくネックレスでプロポーズをされる方も増えています。
婚約指輪の主役はダイヤモンドである
婚約指輪という商品を、皆さんどこまでご存知ですか??婚約指輪とは、どんな定義をもって婚約指輪と言われるのでしょうか??実は、明確な定義などありません。
よく誤解されていますが、婚約指輪は婚約記念品として贈られたからそう呼ばれているだけで、婚約指輪という商品ではないのです。
正確には、「婚約の記念品として贈るに相応しい価値を持ったダイヤモンドの輝く指輪」という解釈か、「どんな物であっても、婚約記念品として贈った指輪である」になります。
婚約とは、結婚することを両者、両家で認められた関係のことであり、人生においても、結婚の始まりとなる婚約は、非常にビッグイベント。そんなビッグイベントを記念して贈られるのが婚約記念品なのですから、相応な価値を持つ記念品であることが望ましいと言え、何事にもマナーや相場というものがあり、そこに金銭的相場あることで、落とし所を得ることができるわけです。
婚約指輪の目的は、あくまで中心に輝く価値の高いダイヤモンドにあります。ですから、婚約記念品が指輪である必要性なんて、全くないんですね。
指輪がいけないのではなく、指輪にこだわる必要性はないということです。価値の高いダイヤモンドをまとっていれば、良いのです。
今じゃなくたっていい。
結婚が決まれば、結婚式の費用、新居、ハネムーン、結婚指輪・・沢山のお金が必要になり、挙げたらきりがありません。経済的な事情などで、どうしても婚約指輪を贈る事ができない場合もあります。
そんな時は、無理して贈る必要はありません。いつか贈れば良いと思います。
結婚生活とは、生涯共に過ごしていくという事です。すなわち、結婚後からの方が沢山のイベントがあります。
例えば、毎年ある結婚記念日。
1年目、2年目、そして10年目と、経済的に婚約指輪を贈る余裕ができたら、贈ってあげれば良いと思います。
遅くなったけれど、、改めて婚約指輪をもらえたら、時間がかかっても女性は嬉しいものです。
婚約指輪は、生涯の贈り物。
婚約指輪の相場は、全国平均で約30万円程です。
決して安い買い物ではありませんが、婚約指輪はプロポーズするための今のためだけの贈り物(買い物)ではなく、生涯持ち続けるものです。
結婚後は、特別な時に身につけていったり、使用用途は沢山あります。
30万円以上する婚約指輪は確かに安くはありませんが、生涯を共にする贈り物だという事も忘れないでください。
結婚生活は、30代で結婚しても30年以上の期間になります。その特別な始まりを意味する婚約指輪は、結婚指輪よりも重要な意味(必要性)を持っています。
婚約指輪が必要な理由(必要性)。
それは、想いを伝える上で、優れたアイテムであり、喜んでもらうための優れた手段だからです。
必要だけれど、必須ではありません。想いが大切であり、それぞれの環境や価値観に合わせて、ベストな選択をする事が大切です。
他人から家族として歩む結婚生活。その始まりに、想いを伝えるプロポーズ。そのプロポーズ(結婚の意思)を表現する。言葉で、演出で、そして贈り物で。
婚約指輪(ダイヤモンド等の宝石)を贈るという事は、とても喜んでもらえる、素敵な方法です。
女性のほとんどが、婚約指輪やダイヤモンドに対して強い憧れを持っています。あまり表に出さなかったとしても、内心では考えているでしょう。
ぜひ素敵な方法で、想いを伝えて喜ばせて頂ければ幸いです。
「合わせてオススメしたい記事」
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。