婚約指輪のお返しはいる?いらない?相場はどれくらい?
婚約指輪(エンゲージリング)や指輪以外のプレゼントなど、大抵の場合、プロポーズプレゼントは存在します。
プロポーズを了承する=婚約した事になる訳ですから、プロポーズは結婚における最初の一歩とも言える特別なイベントなのです。
そんなイベントを記念するものがプロポーズプレゼントとして代表格とも言えるのが、婚約指輪です。
婚約指輪を始めとするプロポーズプレゼントは、婚約記念品でもあるため、多くの方がお返しのプレゼントなどについて検討されるかと思います。
今回の記事では、婚約指輪に対してそもそもお返しが必要なのか。
プロポーズプレゼントのお返しとして適切なプレゼントや予算感などについてご紹介したいと思います。
目次
婚約指輪、お返しはいる?いらない?
基本的に婚約記念品を貰ったらお返しは必須なマナーでもあります。
婚約指輪についてお返しが必要である大きな理由として、まずその物自体が高価な品であることが挙げられます。
結婚式などでも同様ですが、特別なプレゼントを貰ったら、何かしらの形でお返しをするのがマナーです。
特に婚約や結婚は2つの一族が共有する重要なイベントであるため、婚約の証、記念品として何かを贈答されたのなら、受け取った側の一族としても何かをもってお返しするのが礼節。というごく当然の流れですね。
しかし指輪以外のプロポーズプレゼントの場合。
つまりプロポーズのための演出的なプレゼントであり、指輪などに代わるプレゼントであった場合についてはこれらは除外されるケースもあるでしょう。
例えば指輪以外のプロポーズプレゼントとしてバラの花束をプレゼントされた場合が該当することになります。理由としては、もちろん素敵なプレゼントですが、価格的に考えてもあくまで男性側の好意によるものであるため、お返しのプレゼントは必須ではありません。
あとから指輪を受け取ったらお返しなどを検討されると良いでしょう。
婚約指輪をプロポーズでもらった場合
相手からどれくらいの品物をプロポーズプレゼントされたかによって、そのお返しがそもそも必要か、どんなお返しが最適かは異なってきます。
本項目では高価なプロポーズプレゼントだった場合に、そのお返しのプレゼントとして最適な品や費用感についてご紹介したいと思います。
高価なプロポーズプレゼントといっても曖昧ですので、ここは婚約指輪クラスを高価なプロポーズプレゼントラインとし、婚約指輪の平均相場である約20万円〜30万円以上を高価なボーダーラインとしたいと思います。
基本的にこのクラスのプロポーズプレゼントとなると、婚約指輪(エンゲージリング)かその他のジュエリーアイテムが基本となるでしょう。
最近だとダイヤモンドのみをプロポーズプレゼントし、あとから贈ったダイヤモンドをベースにして、相手の好きな婚約指輪をオーダーメイドするという、ダイヤモンドプロポーズが流行っていますが、これらも総合予算は同等クラスです。
お返しとしておすすめしたいのは、プレゼントされた贈り物の半額以下にすること。
それ以上だとかえって相手に気を遣わせてしまったりするからです。
そのため婚約指輪などのジュエリーギフトをプレゼントされたら、5〜10万円くらいのお返しを用意するのがおすすめのラインです。
最近ではスーツのオーダーメイドギフト券などもありますので、こういったお返しのプレゼントは非常に綺麗で喜ばれるものでもあります。
バラの花束だけをプロポーズでもらった場合
高価なプロポーズプレゼントに続いては、指輪以外のプレゼントなど、比較的安価なプロポーズプレゼントだった場合です。言い換えればあくまで相手からの好意的なプレゼントだった場合。
これらプロポーズプレゼントの代表格としては、バラの花束といったフラワーギフトなどが挙げられます。
こういった場合はお返しの必要性は基本的にないと思います。(逆にお返しをしても、男性側から、えっ!なんで?となる可能性もあるでしょう。)
それでも何かお返しをしたい場合などであれば、日常的に使用できて贈られると嬉しいものだと良いでしょう。
例えばオシャレな文房具だったり、スーツアクセサリーなどがおすすめ。素敵なプロポーズをしてくれたから、感謝の気持ちです!的なニュアンスでさりげなく贈ってあげると、よりスマートですね。
婚約指輪のお返しは家族と相談しても良い。
これまでにご紹介した通り、プロポーズプレゼントに対するお返しは、相手からどのようなものをプレゼントされたかによって対応の方法は異なってきます。
それが婚約指輪などの高価なプレゼントであり、婚約記念品としてならば、原則としてお返しをするのがマナー。それがあくまで代わりのプレゼントだったり、相手の好意によるプレゼントならば、基本的にお返しはしなくても良いでしょう。
お返しをする場合は、もはや当人同士の話だけではなくなり、両家での話にもなり得るため、ご家族の方とどんなお返しをするか相談しても良いですね。
ご両親などご家族によっては、そういった体裁を非常に気にされる方もいらっしゃいますので、事後報告でトラブルになることがだけは避けた方が良いでしょう。
ただ気をつけていただきたいのが、プレゼントを受け取った当人は、あくまで相手の方側にいること。
相手の予算の都合上などで、お世辞にも高価なプレゼントでなかった場合、それを敢えて両親に細かに相談することは避けた方が良いからです。ここには決まったルールなどなく、あくまで当人同士のケースバイケースです。
相手の方を気遣い、最も良い道を選ぶように心がけましょう。
最優先は、二人の思い出と記念。
プロポーズプレゼントのお返しについて、マナー感や費用感などをご紹介しましたが、いずれにしても最優先すべきは二人の思い出と記念です。
本来婚約指輪など、プロポーズプレゼントの目的は世界で最も大切な相手へ贈る、相手にとって非常に憧れのプレゼントを叶えることにあります。限られた時間で熱心に調べてプロポーズプレゼントを精査して贈ってくれているはずですので、そのあたりに関する敬意を忘れてはいけません。
お返しよりも何より相手が嬉しいのは、喜ぶあなたの笑顔と感謝の言葉だったりします。
形式的にお返しのことばかり考えるよりも、喜びの対価として、相手にもその喜びを共有できるプレゼントを選ぶようにしましょう。
プロポーズプレゼントとそのお返しのプレゼントは、両方ともプロポーズや婚約を記念する大切なプレゼントであることに変わりはありません。
プロポーズから始まるウェディングストーリーは1人の人生から2人の人生へと大きく変わる瞬間でもあります。
いずれにしてもそれはとても特別で素晴らしい瞬間ですから、ぜひ自分自身も、相手にとっても、二人にとって素敵な思い出となり、記念すべきものとなるように計画して頂ければ幸いです。
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