プロポーズにネックレスを贈るなら?相場や渡すときのコツを解説
プロポーズで渡すプレゼントは、定番が「婚約指輪」です。
しかし、「仕事上指輪を付けられない」「いつも身につけられる他のジュエリーがいい」という声もあり、プロポーズにネックレスを贈る方も多くいます。
ただ、王道人気ではない「プロポーズにネックレス」は実際にありなのでしょうか?
今回はプロポーズのプレゼントにネックレスを選ぶメリット、女性からの人気はあるのか、プロポーズネックレスの相場まで解説します。
【ダイヤモンドと枯れないローズでプロポーズの詳細はこちら!】
目次
婚約指輪の代わりにネックレスが人気な理由
圧倒的な人気を誇るのはやはり婚約指輪である事は変わらない事実ではありますが、その一方で需要が増え人気を得ているのが婚約ネックレスです。
よく「指輪じゃなくても大丈夫なの?」と質問を頂くことが多いのですが、これは「どんなジュエリーでもOK」。
婚約指輪の主役は、実は指輪そのものではなく「ダイヤモンド」です。このダイヤモンドを選ぶ方法さえしっかりと押さえておけば、贈る時の形が「指輪」でも「ネックレス」でも全く問題ありません。
まずは、定番の婚約指輪の代わりにネックレスが人気な理由を簡単に整理しておきましょう。
理由1:仕事上、指輪を日常的に着けられない。
現代においては女性もばりばり働いており、職場環境によっては、指輪などを身につけられない方もいらっしゃいます。1日の大半を費やすお仕事で身につけられないと、結局ほとんど身につける機会がなくなってしまうため、ネックレスなら。と考えられる方が増えています。
特に医療系や美容系のお仕事をされている方に多いようです。
理由2:指輪を身につけるのが、苦手。
そもそも指輪を指に身につけることが苦手な方もいらっしゃいます。
特に普段全くリングを身につけない方は、手にリングをつけることに違和感を感てしまう場合があるようです。身につけていけばなれるものですが、普段から慣れているネックレスの方がリングよりも快適に楽しめるという理由で気なようです。
理由3:気軽に身につけられる。
指につける婚約指輪は、つい注目の的になってしまいます。
職場などで余り目立ちたくない。という方は、ネックレスという選択肢を検討される傾向にあります。ネックレスであれば指輪よりも目立たないため様々なシーンで使用できます。
また、「婚約しました」というアピールを控えたいという方も、ネックレスを選ぶという声も聞かれました。
このようにネックレスを選ぶ、様々な理由がありますが、必ずしも指輪とネックレスどちらかが正解というわけではありません。
どちらかを迷ったときには、「相手がどちらを好むか」という憧れと理想を第一に優先して選びましょう。
婚約ネックレスの基本的知識について
いざネックレスを贈ろうと準備しようにも、どんなネックレスを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
プロポーズで贈るネックレスは、普段のプレゼントよりも豪華なもの、長く使っても耐えられる丈夫な素材が望ましいです。
ここでは、ネックレスの基本的な知識も踏まえて、プロポーズネックレスの選び方も説明します。
婚約ネックレスの構造について
ネックレスと言っても多種多様な形状がありますが、ここで言及しているものは「ペンダントトップ1つにチェーンがついたもの」をさします。
通常はペンダントトップにはダイヤモンド一粒がセットされたシンプルなものが多いですが、ダイヤの周りに小さなダイヤモンドを更に散りばめた豪華なデザインなどもあります。
ペンダントトップは固定式か可動式か?
ネックレスにはトップ部がチェーンに固定されている「固定式」と、トップ部にチェーンを通しただけの「可動式」の2種類があります。
■固定式(両吊り)のメリットはトップ部(ダイヤモンド部分)にある程度の重量がある場合、留め具が前に来にくいことが挙げられます。また、不意なチェーン切れなどを起こしても、ダイヤモンドトップ部を紛失しにくいことが挙げられます。
デメリットは、チェーン交換が簡単にできない・アジャスターで長さ調整を行うと、留め具センターが大きくずれてしまいバランスが悪くなる可能性がある・ペンダントトップ部が軽いとダイヤモンドがセンターからずれるなどがあります。
【コーデ編】固定式(両吊り)は、Uネックのような丸みを帯びた見た目となるので、デコルテにボリューム感が出せ、胸元が華やかになります。そのため、華奢な体型の女性にはお薦めです。
■可動式(中通し)のメリットはトップ部の重量にかかわらず、常にダイヤモンドがセンターにきてくれること。また物によっては、チェーンを簡単に交換できてしまいます。
デメリットは、チェーン切れを起こした際にトップ部を紛失しやすいこと。また、使っているうちに留め具が前に来てしまって鬱陶しく感じる時があるかもしれません。
【コーデ編】可動式(中通し)は、Vネックのようなシャープさを帯びた見た目となるので、縦ラインを強調したシャープな見た目感が出せます。そのため、首が詰まった洋服が似合わないかも?と思っている女性にはお薦めです!
それぞれにメリット、デメリットがあるために、使用頻度や使い勝手の良さ、デザイン性も考慮して選ぶようにしましょう。途中でチェーン交換も視野に入れている場合は、可動式もおすすめです。
関連記事→先にダイヤモンドでプロポーズ!後から彼女がネックレスも選べる新しい方法
ネックレスチェーンの長さや種類について
チェーンには長さによって名称が付いています。プロポーズネックレスで選ばれやすいのは40-45cmの「プリンセス」。スタンダードな長さがあり、使用シーンも選ばないために人気の長さといえます。鎖骨を美しく見せる視覚効果が期待でき、オケージョンシーンのアイテムとしてもおすすめです。
またチェーンの種類は「あずきチェーン」か「ベネチアン」が人気。
「あずきチェーン」は名前の通り、小さな輪っかを繋げた鎖のようなデザインです。シンプルで控えめなデザインのため、トップ部のダイヤモンドを最大限に引き立ててくれます。
「ベネチアンチェーン」は四角いボックス型のパーツを鎖のように繋げたデザインとなります。あずきと比べると重厚感があり、輝きを放つため全体的に高級感が演出できます!ゴールド素材とも合わせるととてもおしゃれな見た目になります。
婚約指輪の代わりになるネックレスの選び方
プロポーズで贈るネックレスは、普段のプレゼントよりは少し豪華なものが好ましいです。特別な瞬間の贈り物なので、その場にふさわしい素材や値段のものを選びましょう。
ここでは、ネックレスの相場や選ぶポイントなどをご紹介します。
長く使える素材「プラチナ」を選ぶ
ネックレスの素材は、婚約指輪と同じく
- プラチナ
- カラーゴールド
などの素材が使われています。
ゴールドは華やかでデザインに合わせてカラー選びもできる素材。個性的なデザインを好む方や、ファッションとの組み合わせを楽しむ方におすすめといえるでしょう。
婚約指輪でも同じことがいえますが、定番の人気があるのが「プラチナ」です。プラチナは丈夫で劣化しにくく、衝撃にも強いというデイリー使いに適した特徴があります。
価値が下がらないというのも、プラチナの持つ特徴。宝石選びも気になるポイントですが、ネックレスはチェーンの強度も必要になるためこだわりを持って選んでみましょう。
婚約指輪の相場と同じ値段のものが理想
ネックレスの値段について気になる方も多いのですが、「婚約指輪を渡さず婚約ネックレスとして贈る」のであれば、婚約指輪と同等の相場で準備できると理想です。
相場は世代によって異なりますが、約20万円といわれています。ネックレスも婚約記念品にするのであれば、同じ相場感のネックレスを選びましょう。
高級な素材を使ったものや一粒ダイヤモンドネックレスだと、この値段になるケースも珍しくありません。
プロポーズのためのネックレスなら少し相場は下がる傾向に
ネックレスを婚約記念品ではなく、「婚約指輪の代わりに用意した」のであれば相場は少し低めになります。
これも状況やものによって異なりますが、5~10万円が相場です。
この価格帯だとブランドや高級感よりもデザイン性にこだわったネックレスが人気のため、今のトレンドなども含めて選ぶと喜ばれそうですよね。後日改めて、婚約指輪を二人で選びにいく必要があります。
婚約ネックレスに相応しいダイヤモンドクラス
婚約ネックレスで贈る場合におすすめなダイヤモンドクラスは、先述の通りで基本的に婚約指輪を贈る際の相場とイコール。全国の婚約指輪における平均相場(予算)は約30万円となっており、ダイヤモンドのカラット(大きさ)だと0.3カラットが一般的で人気です。
特にネックレスの場合は0.3カラットを下回ると身につけた時に石の主張が小さくなりさみしい印象にありますので、0.3カラット以上は基本的に必須と考えた方が良いでしょう。指に身につけるのと首元では面積も大幅に変わるため、見栄えも大きく変動します。
またダイヤモンドのクラスはカラットだけで判断するものではありません。
ダイヤモンドには世界共通のグレーティングシステムである、4Cという概念があり、
- CARAT(カラット):大きさ、重さ
- CLARITY(クラリティ):透明度の美しさ
- COLOR(カラー):色味(無色かどうか)
- CUT(カット):研磨の美しさ
これら4つの指標を総合的に判断して、1つのダイヤモンド価値が決まります。
簡単に言ってしまえば、より大きく、無色透明で、美しいカットが施されたダイヤモンドであればあるほど価値が高いわけです。
たとえカラットが大きくても、小さい物の方が美しければ価値が高まるということもよくありますね。ただこの領域は専門的分野にもなってくるため、一般の方が判断するのも難しい領域かと思います。
しかし下記指標を条件として見つけて頂ければ問題ありません。
- CARAT(カラット):0.3カラット以上
- CLARITY(クラリティ):SIクラス以上(肉眼で内包物が確認できないクラスの下限)
- COLOR(カラー):Hクラス以上(ほぼ無色)
- CUT(カット):GOOD以上(良いカット以上)
上記を条件として選べば、基本的には無色透明で良いカットのダイヤモンドとなりますので、十分なクラスとなります。
4Cについてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!
→【関連記事:婚約指輪、ダイヤモンドの4Cで優先すべきポイントは?】
オススメのワンポイントネックレスをご紹介!
美しい輝きを放つダイヤモンドをペンダントトップへ配置した、ワンポイントダイヤモンドネックレス。6本爪でセットされたトップは繊細な印象とともにダイヤモンドの輝きを最大限に引き立てます。
シンプルなデザインだけど、様々なシチュエーションで利用できるので女性には根強く人気のあるデザインです!
輝きのブーケをイメージして、サークル状にメレダイヤモンドで包み込んだブロッサムペンダントネックレス。
周囲にメレダイヤモンドを敷き詰めた婚約ネックレスであれば、より贅沢な仕上がりとなっているため、特別感の演出ができます。
婚約ネックレスの選び方はさまざま。相手の好みをよく考えて
プロポーズにネックレスを贈るのは、何となく定番ではないためにNGかも…?そう不安に思う方も多いのですが、実は女性目線で見ると好評な場合も多いです。
ただ、ネックレスを贈る場合には素材やダイヤモンドの大きさ、相場など、選び方にこだわるとよいでしょう。
最も大切にしたいのは、「相手の気持ち」です。これからの素敵な二人の将来のために、相手が喜ぶプロポーズをぜひ演出してみてくださいね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。