0.7カラットの婚約指輪で、ラッキーセブンな幸運のダイヤモンドを
プロポーズといえば婚約指輪。
基本的に価値の高い鑑定書が発行されるクラスのダイヤモンドを主役としたダイヤモンドリングを婚約指輪と呼び、デザインなど要素は多岐に渡りますが、最重要なのがダイヤモンドという要素となります。
婚約指輪を選ぶにあたって、ダイヤモンド選びからスタートするわけですが、まず検討されるのが、ダイヤモンドの大きさを物語る「カラット(CARAT)」。
極小のダイヤモンドカラットから、巨大なダイヤモンドカラットまで世界には無数のダイヤモンドがあります。
人によっておすすめなカラットは異なりますが、今回は幸運というイメージから人気を集めている、0.7カラットのダイヤモンドについてご紹介をしましょう。
目次
不動の人気、ラッキーセブン
7という数字は幸運の象徴となる数字として、不動の人気を誇りますね。
何事も幸運の証として7がイメージされ、ダイヤモンドのカラットは数字で表現されるため、縁起がよいからと7の付くカラットで選ばれる方が少なくありません。
婚約指輪は婚約記念品、幸せのあふれる結婚生活を約束する出来事を象徴するプレゼントでもありますから、どのような意味や理由でそのダイヤモンドを選んだかは、とても重要な要素となります。
選ぶ方法は様々ですが、最も簡単な方法が意味のある数字をもったカラットで選ぶというもの。0.7カラットという7のつく数字は、こういった背景から人気を集めているわけです。
主張性の高い、0.7カラット
0.7カラットのダイヤモンドは、基本的に誰もが大きい印象を持ちます。(写真は0.7カラットのダイヤモンドをまとった婚約指輪です。)
基本的に、ダイヤモンドカラットにおける大きさの象徴的なラインは1カラットなのですが、これは数字的印象も強いです。しかし実際には、0.5カラット以上あれば見た目に大きく感じられる方が大半になります。
つまり0.7カラットのダイヤモンドをまとった婚約指輪は、大きなダイヤモンドをまとった贅沢な婚約指輪という印象を抱かせるカラットとなり、これらも人気な背景です。
もちろん大きさを数字的印象も含めて求めていくならば、1カラット以上が最上の選択肢。
しかし予算はどんどん肥大化していきますから、予算も抑えつつ、幸運の意味(ラッキーセブン)を持った0.7カラットは非常に優秀な選択肢として愛されているわけですね。
筆者がジュエリーコーディネートをしていく中でも、やはり大きさと意味にこだわりたいというお客様で、予算で悩まれた場合には、0.7カラットをおすすめします。
カラット以外のクラスに注意!
0.7カラットのダイヤモンドともなると、直径は約5.7mmに達します。
ダイヤモンド自体が大きくなってくるため、カラット以外のクラスにも注意をしなくてはなりません。小さなダイヤモンドだと気にならなかった色味や内包物が、0.7カラット以上になると肉眼で気になってしまうようになる可能性が高いからです。
つまりただ0.7カラットのダイヤモンドだけでは、ダメだということ。下記のように、ダイヤモンドの総合評価である4C上でも優れていることが絶対条件になります。
- カラット:0.7カラット
- カラー:Iクラス以上(F以上が理想)
- クラリティ:SIクラス以上(VS以上が理想)
- カット:VERY GOOD以上
ダイヤモンドの知識がなくても、上記を条件に探せば問題ないです。
なぜなら上記をクリアしていれば、「0.7カラットの重量に対して、鑑定士が見ても肉眼で無色透明で、優れたカットが施されている」鑑定書上でいえるからです。
理想クラスも表記させて頂きましたので、予算感に合わせて選ばれると良いでしょう。
ジュエリーは安物買いの銭失いになりやすいのたで、より安く最適なダイヤモンドであれば良いですが、安さに目を奪われすぎると、大きな失敗に繋がるため、注意が必要です。
ダイヤモンドなどの宝石は、物というよりも通貨という価値をもった概念に近いため、価値を保有するという側面も含めて検討されると良いでしょう。同じ理由から鑑定書が付属されていることは、必須条件です。
0.7カラットの予算や価格は??
では実際に条件とするクラスを前提として、0.7カラットの婚約指輪の予算や価格についてご紹介をします。
正直販売するブランドなどの宝石店によって自由に価格が決められるため、一概には言えませんが、最適価格はあります。基本的にプラチナ純度が90%以上のダイヤモンドリングで、前項のように鑑定士が見ても美しいと評されるダイヤモンドであることを前提にした場合、婚約指輪の最適価格は0.1カラット毎に10万円と考えておけば良いです。
もちろんこのあたりは為替の相場変動によっても左右はされますが、基本的にダイヤモンドは大きく値動きしないため、上記を前提にして問題ないと思います。
となると、0.7カラットの婚約指輪の基本予算は約70万円ほどとなります。
理想形を含め、80万円あたりの予算は考えておきましょう。
もちろんクラスが上がれば上がるほど、同じ0.7カラットでも価格はどんどん上がります。しかしここでクラスを上げるのであれば、カラットを上げたほうがコストパフォーマンスは高まります。下手にクラスを上げて100万円を超えるならば、1カラットも目指せるからです。
あとは高級なイメージを売りにしているラグジュアリーブランドになれば、価格はさらに上がっていきますね。
0.7カラットの婚約指輪で人気のデザイン
婚約指輪はマスターストーン(ここでいう0.7カラット)のダイヤモンドが主役となり、それが美しく見えるようなデザインが婚約指輪デザインとして数多く展開されているわけです。
2021年で10周年を迎えたジュエリーブランドEIKAで実際に選ばれている婚約指輪デザインの中から、人気のカテゴリをご紹介しましょう。
①ソリテール
0.7カラットの婚約指輪のデザインで最も人気なものが、直線的なデザインが特徴のソリテールタイプの婚約指輪デザインです。
ソリテールの婚約指輪デザインは、いわゆる王道の婚約指輪なデザインであり、センターダイヤモンドのみをトップにセッティングした非常にシンプルで王道な婚約指輪デザインです。
1カラットへ迫る大きな石なので、ダイヤモンドを主役として設計されたデザインが最も人気です。
②サイドストーン
0.7カラット婚約指輪デザインとして次に人気なものが、サイドストーンタイプの婚約指輪デザイン。
基本的にメインのダイヤモンドの、両サイド(もしくは片側)に極小のダイヤモンドをセッティングされた(デザインによっては複数)デザインをサイドストーンと呼びます。
0.7カラットダイヤモンドになればメインストーンがより大きくなるため、サイドストーンをセットする事で、相乗効果が生まれよりその大きさが引き立ちます。
③エタニティ
0.7カラットの婚約指輪デザインとして次に人気なものがエタニティタイプの婚約指輪デザインです。
通称エタニティリングもしくは、ハーフエタニティと言われます。
センターのメインダイヤモンドのサイド、リング半周に至るまでダイヤモンドを散りばめたデザインで、エタニティタイプの婚約指輪が人気な理由は、その豪華さ(贅沢さ)にあります。
プロポーズに贈られる特別な指輪だからこそ華やかなデザインを希望される方も多いようです。
0.7カラットでダイヤモンドプロポーズしよう!
この点は大抵の記事で触れるようにしておりますが、プロポーズで指輪は渡さないようにしましょう。
デザインやサイズなどは、一生物なので独断すべきものではないからです。
ダイヤモンドのみでプロポーズを行い、後からデザインを二人で決定されると良いでしょう。
0.7カラット以上ともなるとダイヤモンド自体の主張性も抜群になり、ダイヤモンドプロポーズをするメリットがさらに高まりますよ。
ラッキーセブンな幸運のダイヤモンド、0.7カラットの婚約指輪で、素敵なプロポーズを叶えてみて下さいね!
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