２人で愛を誓いあい夫婦として人生を共にすることを記念する特別なイベントが結婚記念日です。

結婚記念日をどのように過ごすかは各家庭によっても様々ではありますが、大半がお互いにプレゼントを贈りあいますよね。

特に男性にとっては結婚記念日に特別なプレゼントを準備して女性に喜んでもらおうと考えておられる方も多いと思います。毎年訪れる結婚記念日には金婚式・銀婚式以外にもいろいろな名称が存在します。

今回は結婚記念日の名称をご紹介しながら、特別なイベント「結婚記念日」に何をプレゼントすればよいのかをご紹介します。

結婚記念日に女性へプレゼントを贈る意味とは？

■感謝の気持ちの表れ。

まずはプレゼントを贈る理由としては、日頃の感謝の気持ちの表れとして贈られるのではないでしょうか。

愛し合って夫婦になったとは言え元は他人同士。二人とも今までのライフスタイルから一変してお互いのために時間をかけて人生を共に歩んでいくのです。

日々生活をしていると、当たり前になってしまって言いそびれてしまう「ありがとう」、普段はなかなか口には出せない「感謝の気持ち。」

結婚記念日とはそんな日頃の感謝の気持ちを伝えるための大切な日であり、プレゼントは想いを表現するための素晴らしい贈り物なのです。

■思い出を形として残すことが出来る。

結婚記念日にディナーやケーキで記念日をお祝いされる方も多いかと思います。もちろん美味しい食事、ムードを味わうことはできるでしょう。

プレゼントがあることで思い出は物として残り続けます。その時の大切な思い出を何かの形として素敵なプレゼントを贈ることでその結婚記念日を忘れずに感じ続けることが出来るのではないでしょうか。

■一人の女性として　

結婚記念日はもちろん夫婦の記念日ですが、お子様が生まれていて家族のイベントとしてお祝いされる方もいるのではないでしょうか。

もちろん家族のイベントとしてお祝いすることはとても素晴らしいことです。しかし思い出していただきたいのは旦那様の前では「妻」ということ。

毎日の子育ての中で女性は「母親」として自分の子供を育てていますが、ふっと「私って女性として輝けているのか。」「女性らしさがなくなっているのではないか」と不安になることがあるのです。

そんな時に、素敵なプレゼントを旦那様から贈られたらどうでしょう。妻が女性としてより美しく魅力的になるのではないでしょうか。

このように結婚記念日にプレゼントを贈ることで、今までの一年間を感謝し共に一年間を過ごせたことを祝いこれからの一年間をさらに素敵な日々を過ごしていただけると思います。

毎年の記念日にふさわしい贈り物を

結婚記念日とは、結婚１年目から６０年目（または７５年目）にお祝いする欧米の習慣のことを言います。

そもそもは、結婚５年、１５年、２５年、５０年、６０年目の５回だけのお祝いでしたが現在では結婚２０年目までは毎年、それ以降は５年毎の結婚記念日に名称が付けられています。

最初のうちは日常的で柔らかい贈り物から始まり、徐々に年数を重ねることに高価な贈り物に代わっていくのが特徴です。夫婦で長い年月を共に歩むにつれてより強固で何にも代えられない絆を象徴しています。

認知度が高いところですと、銀婚式・金婚式が有名ですが、結婚１年目から記念日にふさわしい贈り物をご紹介します。

■１周年：紙婚式…「白紙のような二人の将来の幸せを願う」意味でレターセットやアルバムなどの紙製品を贈ります。

■２周年：綿婚式「贅沢をせずに質素で確実な暮らしを身に着ける」意味でシャツやハンカチを贈ります。

■３周年：革婚式「倦怠期、革のように粘り強く」という意味が込められています。 プレゼントにはベルト、バッグ、財布などの革製品を贈るのが一般的です。

■４周年：花と果実婚式「花が咲き実がなるように」花が咲き、実がなるようにとの願いがこもった記念日には、素敵な花束を贈りましょう。

■５周年：木婚式「夫婦が1本の木のように一体になる」額縁や鉢植えの木、観葉植物などの木製品を贈ります。

■６周年：鉄婚式「鉄のように強い人生を」という意味があり鉄の調理器具などの鉄製品を。

■７周年：銅婚式「家庭を取り巻くものがどっしりと安定する」という意味で銅製品。銅製のタンブラーなどを贈ります。

■８周年：ゴム婚式「二人の生活に弾力性があるように」という意味があり、おしゃれなゴム長靴なども可愛い贈り物になりますね。

■９周年：陶器婚式「陶器のようにお互いを大事に扱う」お茶碗や煮物用の鉢など、陶器製品を贈りましょう

■１０周年：錫（すず）婚式「錫のように美しさと柔らかさを兼ね備える」錫のアクセサリーなどを贈ります。

■１１周年：鋼鉄婚式「鋼のように強い愛の力で結ばれる」鍋や包丁を新しいものに新調することで鋼鉄のように絆がふかまりますようにとの願いがこもっています。

■１２周年：絹婚式「絹のようなきめ細やかなふたりの愛情」という意味があり絹のスカーフや麻のシャツなど、お揃いのシルクパジャマなんて素敵ですね。

■１３周年：レース婚式「レースのようにさらに深く美しく織りなす彩りを示す愛の証」レース編みの敷物やハンカチーフなどを贈ります。

■１４周年：象牙婚式「年を経るごとに価値のたかまる象牙のように」という意味がありアクセサリーや置物などの象牙製品を贈ります。

■１５周年：水晶婚式「透明で曇りのない信頼を得る」という意味で水晶そのものやアクセサリー、時計などの水晶を使用した製品を。

■２０周年：磁器婚式「年代と共に値打ちが増していく」調理器具や食器、ちょっとした置物などを贈りましょう

■２５周年：銀婚式「いぶし銀の美しさ」という意味でフォークやスプーン、アクセサリーや飾りなどの銀製品。

■３０周年：真珠婚式「富と健康をあらわす海の宝石」という意味があり、アクセサリーなどの真珠製品。真珠をひとつぶ、などというのもお洒落。

■３５周年：珊瑚婚式「永い年月を経て成長する珊瑚のように」 珊瑚の置物やアクセサリーなど、珊瑚を使った装飾品など。

■４０周年：ルビー婚式「深赤色のような深い信頼と誠意」という意味でルビーの指輪やネックレスなどのアクセサリーが人気です。

■４５周年：サファイア婚式「誠実と徳望で結ばれる」 サファイアを使用したアクセサリーなどの装飾品を贈ります。

■５０周年：金婚式「金色の輝きと豊かさ」という意味があり金の装飾品はもちろん、金箔をあしらったケーキや料理、金箔入りのお酒など。

■５５周年：エメラルド婚式「深く静かで尊い二人の日々」 という意味でエメラルドを使ったアクセサリーなどの装飾品を贈られます。

■６０周年：ダイヤモンド婚式「長寿と一族の繁栄を意味する記念日」という意味があり最高の結婚記念日。ダイヤモンド製品贈ってみては。

上記のように毎年の結婚記念日にそれぞれ意味とふさわしい贈り物があります。

結婚して初めて迎える「紙婚式」や錫のように美しさと柔らかさを兼ね備える「錫婚式」等一年に一度の結婚記念日に、ふさわしい贈り物をしてみるのも素敵ですよね。

しかしこれらはかなりクラシックなイメージにはなります。毎年の結婚記念日に大切なのは、妻に喜んでもらえる記念日のプレゼントを叶えてあげること。

この前提をしっかりと検討されると良いでしょう。

夫婦としての絆を祝ってみませんか

上記でもご紹介しましたが結婚記念日とは二人が夫婦として共に歩む中で欠かせない記念日です。

同じ時を夫婦で、家族で素敵な時間をこれからも過ごしていただくのですから、記念日にふさわしい贈り物をプレゼントされてもよいかもしれません。

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