婚約指輪と普通のダイヤモンドリングの違い

愛するヒトへのプロポーズとして、婚約を記念し象徴するものとして贈られる婚約指輪（エンゲージリング）。

婚約指輪の全国平均相場は約３０万円と言われていますが、よくあるご質問として、｢普通の指輪と何が違うのか？｣という質問を多く見受けられます。

今回の記事では、婚約指輪と普通の指輪（ダイヤモンドリング）などとの違いについて、詳しくご紹介したいと思います。

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価値あるダイヤモンドがセットされた指輪が、婚約指輪と呼ばれている。

婚約指輪に対する定義については諸説あるものの、基本的には価値あるダイヤモンドが主石としてセットされた指輪を婚約記念品として贈る場合、そのダイヤモンドリングを婚約指輪と呼んでいます。

つまり婚約指輪とはダイヤモンドが主役となった指輪のことを指し、そのダイヤモンドは婚約という人生において特別な機会に相応しい特別な価値を備えている事が、ダイヤモンドリングを婚約指輪だと言い換えられる重要なポイントであります。

価値があるという概念をどの様にとらえ定義づけすることも難しいのですが、一般的に言われる婚約指輪の価値というのは、主役であるダイヤモンドの大きさ（カラット）であり、一粒で0.3カラット以上のダイヤモンドが婚約指輪と呼ぶに相応しいと言われています。

普通のダイヤモンドリングとは？

婚約指輪以外にも、世の中にはダイヤモンドがセットされた指輪はたくさんあり、これが俗にいう普通のダイヤモンドリングである可能性が高いと考えます。

普通のダイヤモンドリングについてご紹介する前に、前提として婚約の証として贈る婚約指輪と、結婚の証として二人で身につける結婚指輪というのは、２つを合わせてブライダルリングと呼ばれており、カップルから夫婦へと関係の変化を表す証になるアイテムであると言う事を整理しておきましょう。

さて、ここから婚約指輪と普通のダイヤモンドリングの違いについて深掘りしていくわけですが、簡単に言ってしまうと婚約指輪は関係の証になるアイテムであり、普通のダイヤモンドリングは制約なしで自由に選べるアイテムである事が大きな違いとなります。

婚約指輪は婚姻関係を象徴し証明するものであるため、ある程度の制約がありますが、それ以外の普通のダイヤモンドリングは、つける人を美しく飾る装飾品であり、その選び方もファッション、ときめき、モチベーションを上げるパワーアイテムなど、制約なしの自由な考えで選ぶ事ができると言うわけです。

普通のダイヤモンドリングの参考イメージとして上記の指輪の場合、婚約指輪とダイヤモンドと指輪という大まかな構造は同じですが、こちらは１３石の小さなダイヤモンドで構成されており、ダイヤモンドの価値というよりは、１３石のダイヤモンドをクリスタル（結晶）デザインにセットする事によりデザイン性に重きをを置いた指輪という認識となります。

この様にデザイン性のある指輪はファッションリングという立ち位置として日常を飾るアイテムとして活用されています。

またこれは婚約指輪だけでなくそれ以外のどの様な指輪においても言える事ですが、普通のダイヤモンドリングであると言っても、上は数千万円以上ですし下は数万円から価格はピンキリですから、価格だけで婚約指輪と普通のダイヤモンドリングの違いを測ることは出来ません。

普通のダイヤモンドリングというのは、価値よりもデザインを最重要視して選ぶ指輪であり、婚約など何かの関係を証すための指輪はではないという事となります。

 婚約指輪＝ダイヤモンドという概念だけじゃダメ？

婚約指輪の概念を定義づけすることは難しいとご紹介しましたが、その中でもよく婚約指輪を誤解される例として、｢小さくても、集合体でも、ダイヤモンドが使用されていれば良い｣という概念がありますが、残念ながらこれは誤りです。

あくまで婚約指輪とは一粒である程度の大きさのある（主石であると理解できる）ダイヤモンドが主役としてセットされる指輪であり、デザインとして複数のダイヤモンドが使用されている婚約指輪も多数ありますが、いずれにしても一つの石が秀でて価値の高いダイヤモンドが主石としてセットされています。

例えばこちら。

主石のダイヤモンドの両サイドに小さめのダイヤモンドがセットされていますが、これはあくまで中心のダイヤモンドが主役という意味です。

つまり、ダイヤモンドが使用されていれば婚約指輪というわけではありません。あくまで価値の高い１石が使用されており、それが主役の指輪である、というのが基本になります。

 主役のダイヤモンドはどれくらいの大きさ？

婚約指輪における主役のダイヤモンドについてですが、基本は１石0.2〜0.3カラット以上のダイヤモンドが婚約指輪にふさわしいとされています。

これは明確なルールではありませんが、婚約指輪の平均市場相場は３０万円であり、婚約の証しとする記念品の予算感が３０万円というイメージになります。結果論にはなってしまいますが、３０万円に対して最適な価値のダイヤモンドクラスが、0.2〜0.3カラットとなります。

婚約指輪を選ぶなら、その証とするにふさわしいイメージを持ったダイヤモンドクラスで選びましょう。

ダイヤモンドの大きさについてはこちらの記事も合わせてご覧ください

 普通のダイヤモンドリングじゃだめなの？

とはいえ予算的観点から、婚約指輪じゃなくてもっと安い普通の指輪で検討してはだめなのか？という方もいらっしゃるかと思います。

結論から言うと、NGだと思います。

指輪である以上、それが婚約指輪的なものである事が条件となってきますし、相手の方のイメージにもそぐわない可能性があります。

婚約指輪を贈る事ができない、もしくは贈りたくない場合であれば、指輪以外のプレゼントなどを婚約記念品として検討しましょう。指輪以外のプロポーズプレゼントとしては、ネックレスなどのアクセサリーなど主な人気ラインですね。

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婚約指輪と普通のダイヤモンドリングの違い。

明確なルールはないものの、概念的な違いは明らかだったりします。

ぜひ素敵な婚約指輪やプロポーズを実現して、思い出に残る婚約を叶えていただければ幸いです。