婚約指輪の相場がどうやって決まっていて、現在の相場は?
何事にも相場というものが存在します。
同じように婚約指輪にも相場があります。これは結婚指輪や結婚式に関する費用も同様です。
相場を知ることで、どのような価格帯にするのが適しているのかなど検討の有力な判断材料となります。大切なのは、正しい相場を知ることと、その理由や背景を知ること。また、最新の状況を知ることです。
婚約指輪の相場がどう決まっていて、現在の相場がどのようなものなのか、ご紹介したいと思います。
婚姻したカップルへのアンケートから
基本的に婚約指輪に関する相場は、結婚されたカップルへのアンケート結果から算出されています。
大手ウェディング情報誌であるゼクシィやブライダル総合研究所によるデータが最も有力ですね。
いずれにしても、実際に結婚されたカップル500人や1000人などに調査を行い、その結果が算出されて、婚約指輪や結婚指輪、婚礼費用等の相場が出されます。
給料○ヶ月分という概念はない
時々筆者も、お客様から今の婚約指輪費用は、大体お給料の何ヶ月分なんですか??という質問を受けますが、そういう概念や指標はそもそも存在しません。
これは婚約指輪のプロモーションが活発的に行われた1960年台後半〜70年台前半に打ち出された大規模なCMの広告コピーからくる概念です。
あくまで広告であり、実際の概念ではなく、参考にするようなものでもありませんので、この点はご安心ください。
ちなみに当時はお給料の三ヶ月分と打ち出されていました。
筆者はこういう打ち出しが、ジュエリーに対する概念を壊してしまった諸悪の根源と思っています。無視して大丈夫です。
現在の相場は、約30万円ほど
現在における婚約指輪の平均相場は、約30万円となっています。(全国)
これが東京や、東海、関西の一部エリアだと相場が少し上がる傾向があります。
これは純粋に所得の平均が増加する傾向にあるからだと思いますので、個人に対して影響のある数字ではないかと思います。
いずれにしても、相場は約30万円。
婚約指輪にかけた費用は、大体30万円程度からが多い傾向にあります。
参考にすべきは、カラット相場
しかしながら、婚約指輪の検討に際して大切なのはいわゆる予算の相場ではありません。参考にすべきは、どのようなカラットが選ばれているのか。という相場であるべきです。
昨今、価格は非常に流動的になりました。
同じようなものでも、実店舗で買うのと、オンラインで買うのとでは価格が大きく異なったり。そもそもお店やブランド間で同じようなものでも価格の差が大きく開きがちです。
お金の相場だけで考えると、正直よりよい消費活動を行うことはできませんので、大切なのはどんな物を選ぶべきか。そしてその物に対してよりコストパフォーマンスよく購入できる店舗を探す。という方法にしたほうが最適です。
これが婚約指輪だと、主役素材であるダイヤモンドとなります。
全国における婚約指輪のダイヤモンドカラットの相場は、約0.3カラットとなります。
これは相場ですが、実際にデザイン面から費用関係なく最適なカラットを導き出すと、0.3カラット〜となります。
理由は明確。1石で0.3カラット以上の主張性がないと、意味がないからです。0.2カラットや0.1カラットの婚約指輪に価値がないとまでは言いませんが、正直主張性や指輪としての機能を考えると、費用対効果も悪く活用性も悪くなってしまうのが、現実。
0.3カラット未満であれば1石にこだわらずファッションジュエリータイプのリングにしたほうが見た目も費用も良いです。
参考にすべきは、まず0.3カラット以上で美しいダイヤモンドを主役とした婚約指輪であること。
そして最適価格で購入できた場合、大体0.1カラットあたり10万円が相場となりますから、0.3カラットだと30万円ほどとなります。結局は調査結果による価格相場とイコールになりますね。
EIKAは20万円台から
EIKAは0.3カラットで20万円台からを実現しています。
さらにこの価格、ダイヤモンドとオーダーメイドで贅沢なダイヤモンドを追加でセットするようなデザインも選べるという前提も含んでいます。
EIKAは日本のラグジュアリーブランドとして展開していながら、価格は全て市場最適化をコンセプトとしており、リメイクサービスなどあらゆる顧客サービスの展開をすることで、入り口である購入金額をプロモーショナブルな価格に設定することを可能にしています。
完成したあとも、保有素材を活用して3万円台から新しいリングやネックレスなどのジュエリーへとオーダーメイド(リメイク)し続けるサービスもブランドとしては世界で初めて展開しています。
いわゆるブランドフィーと呼ばれる、本質的価値のない価格増大要素は、時代背景的にも終わりを見せ始めてきました。
大切なのは、適切な相場と、本質的価値のバランス。
ぜひ最適な婚約指輪を選んで頂ければ幸いです。
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