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婚約指輪選びで気をつけたい、4つの注意点たち

プロポーズや婚約する事が決まったら、婚約指輪選びです。

全国では年間60万組のカップルが結婚されているのですが、その中で何かしらの婚約記念品を贈った方、受け取った方は全体の7割以上にのぼります。

また、婚約記念品があった方の中でそれが婚約指輪だったケースは9割以上と、ほとんどの方が婚約やプロポーズするにあたって婚約指輪を選んでいる訳です。

つまり婚約指輪選びは必須かつ重要な事と言えるわけですが、指輪のサイズや、デザインなど、婚約指輪選びは、非常に難しい手配でもあります。

決して安い買い物ではありませんので、ぜひ最上の選択肢かつ、相手に喜んでもらえるもの、彼女にとって理想的なものを選びたいものです。

そこで今回の記事では、婚約指輪選びで気をつけたい、注意しなくてはならない4つのポイントをご紹介します。


 1:主役であるダイヤモンドのクオリティ

ダイヤモンド_原石_カット

まず婚約指輪選びで最も注意しなくてはならない点が、「ダイヤモンドのクオリティ(質)」についてです。

婚約指輪とは通常のファッションジュエリーとしての指輪などとは違い、価値ある価値の高いダイヤモンドが主役である指輪です。

敢えて言ってしまえば、婚約指輪の価値とはブランドでもなく、いかに優れた美しいダイヤモンドがセットされているか。婚約指輪選びとはダイヤモンド選びでもあるわけです。

ダイヤモンドの質については、下記の項目をチェックリストとしてください。

【1:それは天然、本物のダイヤモンドか?】

婚約指輪-カラット-エンゲージリング-1カラット

まず大前提ですが、本物のダイヤモンドかどうかです。

ダイヤモンドの代用として、ジルコニアやモアサナイトなどがありますが、技術の発達によって本物のダイヤモンドと等しいレベルになってきました。実を言うと、宝石の鑑定人ですら本物かどうか区別かつかないレベルです。

また昨今では合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)と呼ばれる完全に人工的に本物のダイヤを作る技術が開発されました。

ヒトによっては、それならダイヤモンドを贈るメリットがないのではないか。

だったらジルコニアや合成ダイヤなどの代用石でもいいのではないか。と考えられる方もいらっしゃいますが、結論から申し上げますと、それは違います。

取引の観点からすると、天然かつ本物のダイヤモンドは、貴石という種別になります。

つまり通貨や金銀プラチナと同様に、その価値が国際的に保証されているのです。

しかしジルコニアなどの石は貴石ではなく、いくらでも人工的に作る事ができる産物。

つまりどれだけ大きくても、どれだけ輝いていても、その価値は無いに等しいのです。これは素材としては一緒となる合成ダイヤモンドにおいても区別がおこるため同じことがいえます。

時々見た目の区別が付かないことを良しとして、悪質な業者や店舗などでは、ジルコニアなどの婚約指輪を、価値があるように販売していますが、気をつけましょう。

天然本物のダイヤモンドかどうかの見極めは、素人には不可能です。必ず天然で価値の高いダイヤモンドであるかどうかの鑑定書が付けられているかを確認しましょう。

【2:婚約指輪にふさわしいクラスのダイヤモンドか?】

ダイヤモンド-原石-カット-研磨

本物のダイヤモンドである事は大前提ですが、ただ天然本物のダイヤモンドであれば良いというわけではありません。婚約指輪はダイヤモンドが主役の指輪である事に間違いはありませんが、あくまで婚約指輪にふさわしいクラスのダイヤモンドである事が絶対条件。(鑑定書をつけるに値するようなダイヤモンド)

なぜなら、市場的にも価値のあるダイヤモンドを贈る事が目的だからです。

ダイヤモンドクラスって言っても、素人には分からないのでは?と思われるかもしれませんが、意外と簡単です。

ダイヤモンドには、世界共通で定められているグレーティング基準があり、全てのダイヤモンドはこの基準に基づいて取引されているからです。つまりこの基準にのっとって判断すれば良いわけです。

ダイヤモンドのグレーティングシステムは、4Cと呼ばれており、

  • CARAT/カラット(重量・大きさ)
  • CLARITY/クラリティ(透明度)
  • COLOR/カラー(色味)
  • CUT/カット(研磨)



という4つのCを総合的に判断してその価値が区分されます。




関連記事: 婚約指輪、ダイヤモンドの4Cで優先すべきポイントは?



婚約指輪-エンゲージリング-プロポーズ-デザイン

婚約指輪にふさわしいクラスのダイヤモンドの下限をご紹介します。

  • カラット:0.2カラット以上
  • クラリティ:SIクラス以上(肉眼で内包物が見えない下限)
  • カラー:Iクラス以上(肉眼で色味が見えない下限)
  • カット:VERY GOOD以上




で判断しましょう。どれかが上記を下回っていたら候補から外してください。

皆さんがよくご存じ(聞いたことのある)なのはカラットだと思います。

もちろん大きさを表す指標なので大切な指標ではありますが、大きいダイヤモンドだったとしても、透明度が悪かったり、色味が無職じゃなかったり、研磨の質が悪ければ、価値は低くなってしまうのです。

もちろん上記を下回るクラスで検討する選択肢もありますが、市場相場感や女性が考える下限クラスのイメージを踏まえると、おすすめできないのが現実です。

【3:相場と最適なおすすめクラスについて】

ダイヤモンド_婚約指輪_妻_贈り物_バラ_花束_フラワージュエリー_サプライズ_夫婦_プロポーズ_ダイヤモンドリング

ダイヤモンドの選び方についてご紹介して参りましたが、本項目の最後によく選ばれている婚約指輪の予算に対する、おすすめのダイヤモンドクラスについてご紹介します。

婚約指輪における平均予算は、約30万円です。

この予算に対して最適かつ良い選択肢であるダイヤモンドクラスは、

  • カラット:0.3カラット
  • クラリティ:VS2以上
  • カラー:F以上
  • カット:VERY GOOD



です。上記より優れていればまず問題はありませんので、ご参考までに。

2: 必ず鑑定書付きで入手しよう。

EIKA_FJEC_鑑定書

ダイヤモンドのクラスを判断できたら、必ず公式機関が発行する宝石鑑定書を付けているか確認しましょう。

鑑定書とはブランドやショップに依存しない、正規かつ第三者機関の宝石鑑定書をさします。

よほどおかしなところで購入しない限りは大丈夫ですが、悪質なお店などではしっかりしたクラスのように謳って、実際そうではないケースがあったりします。鑑定書はダイヤモンドの保証書ですので、これが付いていれば安心です。

またせっかく価値のあるダイヤモンドですので、こういった鑑定書があることによって贈り物としての付加価値も高まりますね。

プロポーズで指輪を渡した際も、こういった鑑定書があることで、彼女もより一層喜んでくれるかと思います。

公式機関はいくつかありますが、主要所は「中央宝石研究所」、「 G.I.A」などです。(写真は中央宝石研究所のもの)

いずれにしても大切なのは、そのお店やブランドがしっかりと保証しているかです。

 3:貴金属のクオリティについて

婚約指輪_セレブ_芸能人_エンゲージリング_ソリテール_ソリティア_ダイヤモンド

婚約指輪はこれまでご紹介したダイヤモンドと、貴金属で構成されます。

つまりこの2つのクオリティが高いものを選ぶわけです。

貴金属といってもゴールド(金)とプラチナ(白金)がありますが、婚約指輪といえば、世界で最も希少な貴金属でもある「プラチナ(白金)」です。結婚指輪もプラチナで生成されたモノがほとんどです。非常に安定した金属で変色がおこらない素材です。

カラーゴールド_リング_ダイヤモンド

好みに合わせてゴールドも選択肢に入ります。

ゴールドには3種類あり、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドがあります。

いずれにしても大切なのは、金やプラチナの含有率です。装身具としての貴金属は、100%ピュア(純金、純プラチナ)だと柔らかすぎて適していません。そのためそれら以外の金属と合金化して強度を作ります。

EIKA_KONYAKUYUBIWA_POST_140501gold-list

貴金属は含有率で表記されるのですが、含有率が低くなればなるほど、価値も低くなります。

つまり大切なのは、強度がありつつも本来の価値を損なわないレベルであることです。

プラチナであれば90%以上(PT900やPT950)ゴールドであれば75%以上(18金やK18と表記)の含有率である事を条件としましょう。

それぞれプラチナであればPt900、ゴールドであればK18などと表記されていますので確認ができます。

補足までに、ゴールドの含有率は基本的に24分率で表記されます。つまりゴールドが75%の含有率を誇る金属は、18金となります。(18/24=75%)海外ブランドだと750と表記されることが多いです。

基本的にはプラチナ(Pt900やPt950)を好みやイメージに合わせてゴールド(K18一択)を選択肢に入れる。という考え方になりますね。

 4:アフターサービスについて

婚約指輪-エンゲージリング-オーダーメイド

最後の注意点としては、アフターサービスです。

婚約指輪は結婚指輪と同じく、一生お付き合いする大切な指輪です。使用していけばいくほど、傷がついてしまったり指のサイズが変わってしまってつけられなくなってしまったりと、どれだけ高級な婚約指輪を購入しても、上記のような事案における対処方法が必須になります。

婚約指輪選びで大切なのはクオリティももちろんですが、購入したお店やブランドがしっかりとアフターケアしてくれるか。サイズ直しや、リングの磨き直しなど、一通りのケアについて対応してくれるところで選ぶ必要性があります。

最近はオンラインショッピングモールが充実してきたおかげで、公式ストアではない場所で婚約指輪を購入することもできるようになりましたが、つい少し安くなっていたから公式じゃないところで購入したら、アフターケアを全くしてくれなかった・・・なんてケースも多発しています。

婚約指輪を購入するなら、メーカーやブランドの公式通販だったり、お店で購入しましょう。

手厚いアフターサービスを約束してくれるはずです。



いかがでしょうか。

婚約指輪選びにおける気をつけたい、注意点について4つの注意すべきポイントをご紹介しました。

一生に一度の特別なプレゼントでもある婚約指輪。贈る側にとっても、贈られて身につける彼女にとっても、一生モノの大切な指輪です。

安い買い物ではありません。非常に大きな高額な買い物ですから、注意すべき点もたくさんあります。しかしそれら注意点をしっかりと理解しておけば、素晴らしい指輪を叶えることができるでしょう。

ぜひ上記ポイントに気をつけていただき、二人にとって最適かつ最上な指輪と出会ってくださいね。



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