婚約指輪ランキング:人気のベースメタル
今回の婚約指輪ランキングは、ベースメタル(地金)についてです。
ジュエリーにはゴールドやプラチナなどの貴金属が使用されます。
ファッションジュエリーが比較的メタルをメインにしたデザイン性なのに対し、
婚約指輪は宝石(ダイヤモンド)が主役。
しかしリングの腕に使用されるベースメタルの種類によって、イメージは変わります。
今回は婚約指輪に選ばれている人気なベースメタルを、ランキング形式でご紹介します。
目次
1位:プラチナ900(Pt900)
婚約指輪と言えば、プラチナです。
世界で最も価値の高い貴金属と呼ばれるプラチナは、白金と呼ばれます。
婚約指輪ランキングでも、上位の全てはプラチナリングです。
プラチナ900とは、プラチナの含有率が90%のプラチナの事を指します。
プラチナは、化学的に非常に安定しており、腐食に強いため、ジュエリーには最適な貴金属です。
しかし、ゴールドも同様ですが、純プラチナ(100%プラチナ)のままだと柔らかすぎます。
そこで90%のプラチナ合金にする事で、硬度に優れていながら、プラチナ本来の美しさを実現しています。
婚約指輪はずっと持ち続けるものなため、プラチナ900が最も選ばれているベースメタルなんですね。
また、プラチナは美しい白金の輝きが特徴であり、ダイヤモンドの白い輝きと競合せずに、
その輝きを引き立てるのも、選ばれている大きな理由の1つです。
2位:プラチナ950(Pt950)
こちらもプラチナですが、プラチナ含有率が95%の合金を指します。
硬度はプラチナ900に比べて若干劣ります。
主にハイブランド系などがプラチナ950を採用して、
より価値がある!という見せ方をしているケースが多いです。
含有率が高いため、確かに価値は上がりますが、微々たる差です。
プラチナ900とプラチナ950を価値的な部分で比較するには、少しお粗末です。
好きなデザインがあってプラチナ900だった場合は、それで良いでしょう。
3位:ピンクゴールド(K18PG)
昨今人気を集めているピンクゴールド。
その暖かみのある色味や、東洋人の肌に馴染みやすいゴールドカラーである事が人気の理由です。
基本的にはファッションジュエリーに採用されていますが、
最近では婚約指輪や結婚指輪などのいわゆる「ブライダルリング」でも選ばれるようになってきました。
ダイヤモンド本来の輝きと競合してしまいますが、
輝きに色味を付けて・・という見え方が好きな場合は選んでも良いでしょう。
4位:イエローゴールド(K18YG)
海外では、イエローゴールドの婚約指輪が主流の国もあります。
貴金属=イエローゴールド(金色)というイメージもある位です。
イエローゴールドの婚約指輪もスタンダードではありますが、最近は人気が低迷してきています。
デザインにもよりますが、ダイヤモンド本来の輝きを強く競合してしまうからです。
ゴールドカラーとダイヤモンドの白い輝きの調和こそがジュエリーの輝きだというイメージもありますが、
昨今ではやや強い印象と認識されているようです。
婚約指輪などではさりげなく、無垢な美しさを尊重し、
プラチナを選ばれるケースが大半となってきています。
5位:ホワイトゴールド(K18WG)
ホワイトゴールドは、基本的にランキング外として考えた方が良いでしょう。
なぜなら、色味はプラチナと一緒だからです。
ファッションジュエリーなどでは良く利用される人気なベースメタルですが、
婚約指輪においては、プラチナと同じなのに価値が低いとされているため、適していません。
いかがでしたでしょうか。
婚約指輪ランキングから、人気なベースメタルをランキング形式でご紹介させて頂きました。
婚約指輪で選ばれるのは、ほとんどがプラチナです。
それ以外はお好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
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