指輪でプロポーズに、憧れと失敗という矛盾がおきている理由
婚約指輪でプロポーズ。
実際にプロポーズというキーワードを聞くと、多くの方がまず指輪でプロポーズをイメージされるかと思います。
しかし、実際に先輩花嫁さんたちに聞くと、指輪でプロポーズはされたくないという意見が目立ったり、実際に指輪でプロポーズして失敗したという男性の声が多数を占めており、矛盾したシーンになっている現実があります。
なぜ指輪でプロポーズに矛盾が起きているのでしょうか。その理由や、今採用すべきプロポーズや婚約指輪の選び方について解説し、ご紹介したいと思います。
古い概念が残っている
そもそも指輪でプロポーズというイメージは、60年代後半頃に打ち出されたダイヤモンドによる婚約指輪の広告キャンペーンに遡ります。
映画やドラマ、テレビCMなどのあらゆる広告キャンペーンでそれらのイメージは築き上げられました。
つまり婚約指輪でプロポーズするという概念は、当時から残ってしまっているイメージです。
指輪でプロポーズするというイメージが現実と矛盾してしまっている最大の原因は、この点です。
一度根本まで浸透したイメージは、なかなか剥がれることはありません。
今でも日本では多くの宝石店やブランド、メーカーによって、当然のように婚約指輪でのプロポーズシーンが打ち出されていますが、これは企業も一緒で、脱することができずにいたわけです。
これは婚約指輪やプロポーズにかかわらず、あらゆることで起こっていますよね。
例えばガラケーを持っていれば、他の人のスマートフォンと連携がとれず困ることになるでしょう。
切符だけで移動すれば、パスモなどの自動電子決済者と行動をしている場合に、余計な時間をとらせてしまうことになります。
アナログであることは素敵な一面もありますが、婚約指輪はプレゼント。
必ず相手を巻き込むことになるわけで、それが古い方法で行ってしまうと、矛盾が起こってしまう要因になるのです。
ですから、指輪でプロポーズというイメージは、ただの過去の産物というイメージに切り替えなくてはいけません。
そもそも現代では、婚約指輪は指輪なのか?という疑問すら起きている状態なのです。
どんな矛盾がある??
では、実際に婚約指輪でプロポーズすることにはどんな矛盾があるのでしょうか?
- サイズが分からない、失敗する
- 好みのデザインが分からない、失敗する
- そもそも相手に指輪という形状が最適ではない可能性
- 完成した指輪によって、無数にあった選択肢が消失する
- 選定を吟味することに限界がある
- 結婚指輪との重ね付け相性が悪くなる可能性
等、正直指輪でプロポーズの矛盾点を挙げ始めたらきりがありません。
特にサイズやデザインの概念が大きい部分になります。
婚約指輪でプロポーズをするということは、指輪のサイズやデザインを独断することになります。
彼女の左手薬指にぴったりなサイズ、さらにはデザイン毎に異なるサイズ概念を踏まえての決定は不可能です。
さらには、デザイン。果たしてそのデザインが最上かを決めるのは、一人で可能でしょうか。不可能です。
婚約指輪はファッションリングとは異なり、生涯の宝物。
一生持ち続けることを前提として際に、女性でも非常に迷うのが婚約指輪のデザインなのです。
つまり婚約指輪とは本来二人で決める以外に方法がないものなのです。
婚約指輪(エンゲージリング)は、あくまで婚約記念品。
プロポーズのプレゼントではないのです。
女性の意見は?
では実際に指輪でプロポーズされた女性側には、どんな意見があるのでしょうか。
アンケートを取って得た回答を、抜粋してご紹介します。
・最初は嬉しかったけど、色々なデザインがあると知り、二人で選んだ方が良いと思った。(K.Kさん・25歳・東京)
・サイズが緩くて使い物にならなかった。サイズ直しができるといっても、近くに宝石店もなく、面倒で結局つけていません。。(S.Aさん・32歳・神奈川)
・理想としていた結婚指輪のデザインと重ね付けが難しい婚約指輪だったので、思い描いていた重ね付けが楽しめず、残念な印象になってしまいました。無理に指輪でプロポーズしなくても良いと思いました。(M.Iさん・33歳・大阪)
・彼は指輪でプロポーズをしたくなかったそうですが、宝石店へ相談しにいったら強引に婚約指輪を購入させられてしまったそうです。二人で指輪を選べたらもっと楽しめたと考えると、憤りを感じています。(A.Kさん・28歳・東京)
とてもリアルな意見で、まさに矛盾として起きる主要な要素が原因となっていることが、改めて理解できました。
何が悲劇かと言うと、女性も最初は指輪でプロポーズされて嬉しいという点。
だからこそ、婚約指輪のことを知ればしるほどに、後から残念になっており、ピークが最初におこって、下がっていってしまっているという点です。せっかくのプロポーズも、これでは台無しになってしまいますね。
婚約指輪に罪はありません。しかし方法次第では、その対象となってしまうのです。
それはとても悲しいことだと思います。
ではどうしたらいい??
とはいえ指輪でプロポーズというイメージが付着している以上、それに代わる方法を模索するのは困難なのも現状です。しかし、この点は全く問題ではありません。
なぜなら、現代では指輪でプロポーズではなく、ダイヤモンドでプロポーズという方法にシフトしているから。
選ぶこと、体験を楽しむ時代の中で、指輪でプロポーズの代わりに産まれたのが、ダイヤモンドプロポーズ。
婚約指輪の主役であり目的でもあるダイヤモンドのみでプロポーズするシンプルな方法。
しかしシンプルだからこそ、可能性は無限大。
ダイヤモンドのみでサプライズした後、デザインを二人で選ぶことができるからです。
プロポーズもサプライズに、理想の婚約指輪も叶えることができます。
またダイヤモンドからなので、ネックレスなどの選択肢も可能になります。
もはや答えはこの一択といえるほど、おすすめなダイヤモンドプロポーズは、全てのプロポーズを強力にサポートしてくれるでしょう。
指輪でプロポーズという先入観は捨てて、今の時代に相応しい、二人に嬉しいダイヤモンドでプロポーズをしましょう。
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