クリスマスプレゼントの起源や意味、贈る上で大切なこととは!?
クリスマスときいてまず思い浮かぶことは、やっぱりプレゼント。
今やクリスマスプレゼントとは、世界共通の文化といっても過言ではありません。
日本においても、親しいヒトへクリスマスプレゼントを贈る文化は根強く、毎年の恒例行事として家族や恋人、友人、お世話になった方へ素敵なプレゼントを贈ります。
普段、当然のようにプレゼントを選び、贈っていますが、そもそもクリスマスプレゼントとは何なのでしょうか?
今回の記事では、クリスマスプレゼントの起源や贈る意味、さらにおすすめプレゼントに関してご紹介します。
日本でのクリスマスプレゼントは、貧民への大規模なプレゼント作戦が起源だった。
日本でのクリスマスプレゼントの起源を説明する前に、日本でクリスマスが何故特別な日になったのかを説明します。
日本では1552年(明治維新以前)に山口でカトリック教会の宣教師らが日本の信徒を招いて、降誕祭のミサを行ったのが初めてのクリスマスとされています。
しかし、日本でクリスマスが特別な日となった要因は、1900年(明治33年)に、輸入高級食材の販売で有名な明治屋が銀座に進出し、クリスマスセールを大々的に行い、ここからクリスマス商戦が広まったことがきっかけといわれております。
さらに、後押しをするように昭和時代の戦前期に入り、大正天皇祭として12月25日が祝日に設定された事がきっかけで、広く国内でクリスマスを祝う文化が普及しました。
この偶然がなければ、今でもクリスマスという文化がここまで普及していなかったかもしれません。
続いて、日本でのクリスマスプレゼントの起源について、見ていきましょう。
日本におけるクリスマスプレゼントの起源はさかのぼること明治時代になります。
当時、ニューヨークなどで行われていた、貧民への大規模なプレゼント作戦を目標として、日本でも救世軍による貧しい人々へのクリスマスプレゼントとして、三万人を超える人々へ、玩具やお菓子、果物などの詰め合わせが贈られます。
大正時代には、クリスマスプレゼントという文化が日本においても習慣的に受け入れられました。
当時主力的なメディアであった新聞などでも、クリスマスプレゼントについては大々的に報じられるようになりました。
当時人気であってクリスマスプレゼントとしては、
- サンタクロース人形
- タイプライター玩具
- 文房具
- レターセット
- ミルクチョコレート
などでした。
クリスマスプレゼントという文化は年々盛んになり、昭和時代には、日本独自のスタイルとして、菓子を詰めたクリスマスブーツなども登場します。
また、クリスマスは年末に近いので、お歳暮などの独自の贈り物文化があった日本においては、クリスマスプレゼントは容易に浸透しやすかったといえます。
以降、クリスマス商戦は年間のギフト市場でも特に重要なシーズンとなり、各メーカーや百貨店なども盛んに様々な商品やキャンペーンを行うようになり盛り上がりを見せています。
世界でのクリスマスの過ごし方をご紹介!
クリスマスは世界共通のイベントではありますが、果たしてどこの国でもクリスマスの過ごし方は同じなのでしょうか?
映画などで海外のクリスマスシーンをよく見かけますが、少し日本での過ごし方と比較して、違っているように見えますよね。
そこで、一部国のクリスマスの過ごし方を紹介していきたいと思います。
【イギリス】クリスマスは帰省する特別な日
イギリスでのクリスマスの過ごし方は、日本の年末年始と雰囲気が似ているようです。
家族だけや恋人だけで過ごすというよりも、恋人も含め親族で集まって実家でお祝いをします。
また、クリスマスはお店も休業をしていることが多く、まさに日本のお正月のような雰囲気を漂わせています。
【アメリカ】クリスマスは、家族でプレゼントを贈りあう
アメリカでは、クリスマスの数週間前になると、郊外にあるクリスマスツリー農園に出向き、
生のモミの木を買いに行きます。それでクリスマスツリーを作り、その下にプレゼントを積み重ね、
クリスマス当日は家族でプレゼントを贈りあい、お祝いをします。
アメリカでは、11月にサンクスギビングデイ(感謝祭)があり、その日に親族でお祝いを行っていることが多いので、クリスマスは家族だけで過ごしていることが多いようです。
【日本】クリスマスは恋人とロマンチックに過ごす
クリスチャンを主体とした欧米では家族とすごすクリスマスが主流な一方で、日本ではもともとクリスチャンの数が欧米に比べて少ないということもあり、宗教色はあまりなく、ロマンチックな恋人達のクリスマスというイメージが定着しています。
特に、日本のバブル期には企業が積極的に”恋人と過ごす”ことを前提に広告やPRを多く出していたこともあり、今ではクリスマス=恋人と過ごす。(恋人達のクリスマス)といっても過言ではないほど、そういった認知は広がりました。
クリスマスプレゼントを贈る本当の意味は感謝を伝えること!?
日本独自に形成されたクリスマスおよびプレゼントの文化ですが、そもそもクリスマスプレゼントにはどんな意味があり、理由があるのでしょうか?
クリスマスとは毎年12月25日。
日本ではクリスマスイブである12月24日が本番な傾向にあります。特に恋人達と過ごす方は、クリスマスイブを重要視し、クリスマス当日は家族とすごす。という方もいらっしゃいます。
そもそも日本では祝日ではないので、平日か土日かどうかによっても過ごし方は毎年変わる傾向にありますね。
いずれにしてもクリスマスとは年末の締めに近い位置。
一般的には、一年間を総括して恋人や家族やお世話になった方へ御礼を伝えるプレゼントという立ち位置でしょう。
一年間一緒にいてくれてありがとう。そして来年も宜しく。そんな想いを象徴するためにあるのが、クリスマスプレゼントに込められている意味となります。
単にクリスマスだからプレゼントを渡すのではなく、こういった感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ってみると、相手も大変喜んでくれますね。
クリスマスプレゼントで人気なプレゼントをご紹介!!
クリスマスプレゼントの起源や歴史、またなぜ日本でクリスマスが特別な日となったのかは、これまでのご説明でご理解いただけたかと思います。
それでは次に、クリスマスプレゼントを贈る上で、何をどう選んだらよいのかということをご説明します。
また、日本では恋人とロマンチックなクリスマスを過ごすうえで、何を贈るかは大変重要になってきますよね!
クリスマスプレゼントの平均予算は約2万3千円
気になるクリスマスプレゼントの予算ですが、経済的背景などによって毎年異なるものの、20代以上の社会人に限定した場合、平均で約2万3千円程度となります。
贈る相手によっても大分左右される予算ですので、一概には言えませんが、年代が上がるごとに比較的大きな予算をかける傾向にあります。
彼女へジュエリーギフトを贈るなら、数万円になりますし、ディナーなどの合計予算で考えるなら5万円〜10万円オーバーなどの予算も大きく上がります。
ご自身と相手の関係性や想い、また予算感とのバランスを見て、プレゼント予算を検討すれば良いでしょう。
彼女へ送るクリスマスプレゼントとしては、やっぱりジュエリーが人気!!
彼女にとって常に憧れのプレゼントといえば、やはりジュエリー(アクセサリー)です。
毎年のクリスマスプレゼントランキングでも、常に首位の種類です。
多くの男性もご存知の通り、ダイヤモンドなどの輝くジュエリーやアクセサリーは、女性にとって永遠の憧れ。
ファッションタイプから、ハイジュエリーまで様々ありますので、その時の予算に合わせて柔軟に選ぶことができます。
さりげなくダイヤモンドの輝く指輪やネックレス。むしろクリスマスにプロポーズされる方も多いので、婚約指輪などもを贈る男性も大変多いです。
ジュエリーブランドであるEIKAでは、クリスマスシーズン限定の特別なコレクションが登場します。
毎年12月前半には完売するほどの人気です。
ローズとダイヤからなるフラワージュエリーを贈って、後から彼女の好きなデザインの指輪やネックレスなどをオーダーすることが出来るので、相手の好みやサイズがわからない等の心配がなく、理想的なサプライズをすることが可能です。
天然ダイヤモンド粒子で雪化粧された、クリスマス限定カラーローズが選べるだけでなく、婚約指輪からファッションリングなど、シーンに応じて豊富なコレクションからも選ぶこともできます。
彼女など特別な人へのプレゼントはもちろん、最高のクリスマスプロポーズなどもシーンにもぴったりのプレゼントになります。
おまけ:友人に聞いたクリスマスプレゼントの成功体験!!
クリスマスについて総括的にご説明してきましたが、最後にクリスマスプレゼントの成功体験をご紹介させていただきます。
筆者の友人などから聞いたエピソードを集めてきましたので、是非参考にしてみてくださいね!
クリスマスプロポーズ決行!!
【エピソード(37歳/男性/大阪)】
長年お付き合いしていた彼女へ、クリスマスにプロポーズをしました。
結果から言うと、大成功。二人の記念日もクリスマスだったのでこの日しかないと思って、高級フレンチを予約してその場でプロポーズしました。
本人は口に出さなかったけれど、ずっと早く結婚したいと思っていたようなので、二人にとって最高の思い出となるクリスマスとなりました。
誕生日なども検討しましたが、クリスマスにプロポーズして良かったと思います。
【コメント】
クリスマスプロポーズ・・・素敵すぎます!!
憧れのプロポーズシーンと言えるのではないでしょうか?
事実、クリスマスをプロポーズ決行の日に選ばれる方は非常に多いんですね。
街中がロマンチックで良い雰囲気になるクリスマス。プロポーズには最適です。
彼女の欲しいを叶えて、大成功!
【エピソード(28歳/男性/東京)】
昨年は、付き合って5年目のクリスマスでした。
毎年花や小物・雑貨など当たり障りのないプレゼントを贈っていましたが、5年目という事もあって特別なプレゼントを贈りたいと想い、常々彼女が欲しいといっていたジュエリーを贈りました。
いつもの数倍も予算はかかったけれど、クリスマス後も大切に身につけてくれている姿をみて、本当に贈って良かったなと思っています。毎年は難しいですが、次は10年目かな?!
【コメント】
彼女の好きを叶える。それはクリスマスプレゼントに関わらず素敵なプレゼントの選び方だと思います。 毎年やってくるクリスマスなだけに、毎年特別なものを贈るのは、予算的にもイメージ的にも難しいと考える方もいらっしゃるかと思いますが、時には特別なプレゼントを贈るのも良いですよね。
モノより思い出を・・・
【エピソード(32歳/男性/千葉)】
彼女があまり物欲がなく、クリスマスプレゼントはもちろん、誕生日や記念日など、毎回プレゼント選びで困っていました。
そこで今回のクリスマスでは、モノじゃなく思い出を贈ろうと思い、クリスマスにお互い休みをとって、温泉旅行へ出かけました。
元々物欲はない彼女でしたが、旅行好きな彼女だったので、とてもいいプレゼントになったと思います。
時にはモノじゃなくて、こういった形でのプレゼントもいいですね。
何より自分自身も楽しむことができました。
【コメント】
モノより思い出。考え方によっては、とても素敵なクリスマスプレゼントだと思います。
温泉などの旅行、予算があれば海外旅行。
大掛かりじゃなくても、特別なディナーだったりクリスマスショーや、都内でのホテルステイでも良いと思います。
カップル二人共楽しむ事ができて、思い出も作れる。一石二鳥ですね。
如何でしたでしょうか?
クリスマスプレゼントという文化は、世界中で浸透してはいますが、それぞれの国で独自の風習があります。
ただ、共通しているのは大切な人へ感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈るということです。
1年間を締めるとてもタイミングの良い時期ですので、ぜひ素敵なプレゼントを大切なヒトへ贈りましょう。
「合わせてオススメしたい記事」
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。