結婚記念日のダイヤモンドは、ずっと愛用できるジュエリーを
結婚記念日に妻へ贈る人気プレゼントといえば、ダイヤモンドジュエリーが代表格。
色石と呼ばれる、ルビーやサファイアなど他の宝石が好みの奥様でなければ、ほとんどの場合、ダイヤモンドジュエリーが候補となります。
無垢で美しい輝きを持つダイヤモンドは、持つヒトに合わせて輝いてくれる、優れた宝石だからです。
結婚記念日のプレゼントにおいては、毎年決まってダイヤモンドジュエリーをプレゼントされる方もいらっしゃれば、スイートテン(結婚記念日10周年)などの特別な機会にプレゼントされる方もいらっしゃいます。
頻度に関わらず、宝石(ジュエリー)はとても大切なものなため、ずっと愛用できるものでなくては意味がありません。
今回の記事では、ずっと愛用できるダイヤモンドジュエリーを、結婚記念日に妻へのプレゼントとして選ぶポイントをご紹介します。
目次
安物買いの銭失いにならないように
ジュエリーの世界は、価値の世界です。
宝石が優れたプレゼントとして、憧れのプレゼントとして対象にされてきたのは、価値が紐付いているからです。
ジュエリーを構成する宝石や貴金属というのは、お金と同じ。
ファッション小物や雑貨などの原価が不安定な商材とは異なり、価値が高まり、価格が上がるほど、分かりやすく優れたジュエリーとなります。
また、販売価格に一定の違いは出てきますが、風化しないジュエリーにおいては、中古の概念がありません。
ジュエリーの金額(基本コスト)というのは、宝石のクラスと貴金属の重量で決まります。
どちらも世界中で取引ができる通貨と一緒。
この概念からすれば、安ければ安いほど、安物という印象になりやすいのが、ジュエリーの特徴でもあります。
元々ジュエリーというのは、価値を身にまとい、周囲に表現する手段だからです。
つまり安さという目的を前提にしすぎてしまうと、ジュエリーは安物買いの銭失いになりやすいです。
この点には注意が必要です。 安さで選んで、妻にも失笑されてしまうようなジュエリーだった場合、結局プレゼントして損する結果になるからです。
決して高ければ良い。というのがプレゼントではありません。
しかしジュエリーは、その結果が如実に現れやすいため、注意が必要ということです。
ずっと愛用することを前提に
結婚記念日のプレゼントとしてジュエリーを選ぶなら、ずっと愛用し続けられることを前提にしましょう。
ダイヤモンドジュエリーのプレゼント選びで失敗しやすい最大の要因として、ダイヤモンドであれば良いという目的になっていることが挙げられます。
それはそのジュエリーが愛用されることを前提にしておらず、ただダイヤモンドをプレゼントしたという事実だけを目的にしていることになります。
そうなると、ジュエリーは本来の力を発揮する素敵なプレゼントにはなれないばかりか、反感を買ってしまうことにも繋がります。
ダイヤモンドジュエリーは、女性にとって非常に意味のある重要な物。
だからこそ、ずっと愛用し続けるために、しっかりと選ばれたジュエリーでなくては、贈られても意味を感じません。
大切な旦那様から、二人にとって非常に重要な結婚記念日にプレゼントされる、重要なダイヤモンドジュエリーです。
ぜひ生涯に渡って、ずっと愛用できることを前提にして、選ぶようにしましょう。
ただダイヤモンドであれば、良いわけではありません。
明確な予算や相場はあてにならない
ダイヤモンドジュエリーの世界において、平均的な予算や相場は参考になりません。
ダイヤモンドジュエリーは、1万円程度のものもあれば、数億以上のものまで存在するからです。
また購入するブランドや、為替などによっても、価格は変動していきます。大幅に。
あまり平均予算や平均相場を宛にしてしまうと、かえって選びづらくなるのもダイヤモンドジュエリーです。
大切なのは、そもそも結婚記念日のプレゼントにかけられる最大予算をご自身で決めること。
その予算感に見合うダイヤモンドジュエリーに出会えないのであれば、今回のプレゼント候補から外すことも英断になります。
基本となるおすすめダイヤモンド
とはいえ、結婚記念日に妻へプレゼントするという前提において、基本的におすすめとなるダイヤモンドのクラスやジュエリーはあります。
これは筆者が過去に途方もない数のジュエリーをご提案してきた、感覚値になります。
基本的には、方向性が2つあります。
<方向性1:価値を優先的に選びたい>
主に結婚記念日10周年のスイートテンダイヤモンドで多い方向性です。
宝石という概念において優れた価値を伴ったダイヤモンドジュエリーで選びたい。という場合です。
この場合、1石でいかに大きく、美しい、価値の高いダイヤモンドであるかが重要となります。上限の予算は無限に存在します。
しかし最低価格としては、30万円で0.3カラットあたりから。これは価値を目的としてプレゼントする、婚約指輪と同じ考え方になります。
ダイヤモンドの主張性が1石で得られるのが、0.3カラット以上であり、美しい0.3カラットであれば、予算は30万円からが最適価格だからです。
<方向性2:ファッション性やデザインを優先したい>
毎年の結婚記念日に妻へプレゼントする方や、方向性1ほど予算がかけられない方におすすめな方向性です。
ダイヤモンドジュエリーにおいて、この方向性はファッションジュエリーと呼ばれるカテゴリーになります。
メレダイヤモンドと呼ばれる小粒なダイヤモンド達を使用して、デザインを優先的に構築したジュエリー達です。
普段遣いを前提としており、毎日愛用したい場合や、とにかく理想的なデザイン性を優先的に決める場合におすすめとなります。
ダイヤモンドの主張性も考えると、10石以上のダイヤモンドで総カラットが0.2カラット以上あたりがおすすめです。
これを下回ると華奢すぎて、ダイヤモンドである必要性がなくなるからです。予算は10万円あたりからです。
これらのように、ダイヤモンドジュエリー選びは2つの方向性に分けて考え、どちらがご自身の目的に最適化を判断するところから、スタートするとスムーズです。
妻への結婚記念日のプレゼントとして、価値かデザインか、両方か。まずは検討してみましょう。
そうでないと、候補をいつまでたっても絞ることができません。
デザインは、妻が選ぶが最良
基本的に、結婚記念日に妻へプレゼントされるダイヤモンドジュエリーは、ネックレスやペンダントであることが多いです。
これはあくまで、選ばれたものであって、妻の好みかどうかはまた別のお話。
なぜなら、指輪などはサイズなどで選びづらく、敬遠されがちだからです。
ネックレスやペンダントであれば、サイズなどは余り気にする必要性がないため、選びやすい、プレゼントしやすいというメリットがありました。
これが多くの場合、結婚記念日のプレゼントとして選ばれている理由の1つです。実際にお聞きしていくと、実は新しいダイヤモンドリングが欲しいと答えた方は少なくありません。
つまり結婚記念日に妻へダイヤモンドプレゼントをするならば、妻がデザインを選ぶことが重要となります。
もちろんこれは、二人で選ぶことも含めてです。特別なダイヤモンドジュエリーを独断で選ぶメリットは、存在しません。
二人で宝石店や、オンラインを眺めて、決めていく。
もしくは妻に決めてもらう。これが最良の選択肢となります。
自分好みに選んだジュエリーは、結果として最も愛用できるダイヤモンドジュエリーとなります。
結局のところ、ダイヤモンドジュエリーは身につけるものなので、”ご自身で選んだ”という内容以上に納得することは不可能と言えるでしょう。
ダイヤモンド素材からプレゼント
とはいえ、結婚記念日には妻へサプライズにプレゼントしたいですよね。
二人で宝石店に行くのも楽しいのですが、やはりサプライズ感はなくなります。
そして何より、宝石店にはピンキリのジュエリーが陳列されているため、予算感にヒヤヒヤしながら、心地よい機会にはなりづらい側面もあります。
結局奥様も予算を気にしてしまって、楽しめない。という弊害も出てきます。
そこで、まずはダイヤモンドという素材から結婚記念日にサプライズプレゼントするという方法をオススメします。
非常に優れた方法で、まずは予算に合わせてダイヤモンドを選び、そのダイヤモンドのみでプレゼントをします。
そして妻がそのダイヤモンドを元にして、好きなデザインへとオーダーメイドをするわけです。
ジュエリー予算のほとんどを占めるダイヤモンドが決まっているため、お二人で選ぶ場合も妻が選ぶ場合でも、心地よくデザイン選びができます。
また素材からプレゼントして、デザインが自由に決められるという配慮が非常に嬉しいサプライズになります。
どんどん新しいコレクションが量産されていくブランドジュエリー等の既成品よりも、オーダーメイドジュエリーの方が特別感も出ますね。
その特別感が愛着に繋がり、ずっと愛用し続けられる宝物のようなダイヤモンドジュエリーになります。
ダイヤモンド素材からプレゼントする方法は、下記のおすすめ記事からご覧ください。
ダイヤモンドプレゼントに関する記事はこちら>
ダイヤモンドジュエリーも結婚記念日も、非常に重要です。
ぜひ妻がずっと愛用し続けられる、素敵なダイヤモンドジュエリーを叶えましょう。
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