本日のトピックスは、プラチナについてです。

婚約指輪で選ばれているベースメタル(地金)は、ほぼ100%がプラチナです。

昨今はファッションジュエリーの人気も相まって、ゴールドを選ばれる方も増えてきていますが、それでもほとんどの方がプラチナを選ばれています。

 

本日は、プラチナそのものについて詳しくご紹介したいと思います。

今後ゴールド各素材についてもご紹介していき、最終的になぜ婚約指輪はプラチナなのか?について結論付けたいと思います。

 

 

白金(はっきん、英: platinum)は原子番号78の元素。元素記号は Pt。白金族元素の一つ。
学術用語としては白金が正しいが、現代日本の日常語においてはプラチナと呼ばれることも多い。ただしホワイトゴールドは異なる合金である。
単体では、白い光沢(銀色)を持つ金属として存在する。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく王水以外には溶けないことで知られている。(wikipedia参照

 

正式名称:白金(英語名:platunumプラチナ)

プラチナ-ゴールド-インゴット

プラチナは元々い、希少な属です。そのため白金と呼ばれます。英語名はPlatinum/プラチナですが、この名称の方が認知度も高いですね。

 

なぜかと言うと、ホワイトゴールドと区別しやすいからです。ホワイトゴールドもプラチナも見た目は同じですが、根本的に全く違う金属です。ホワイトゴールドは元々白い金属ではなく、合金で白くしているからです。

 

 

巨大隕石の衝突で誕生した、プラチナ。

隕石_プラチナ_ゴールド_金

 

プラチナは元々地球に存在する金属ではなく、20億年前という気の遠くなるほどの過去に、巨大な隕石が衝突してプラチナ鉱脈が産まれたそうです。

金も同様ですが、地球の気圧や気温では生成できない物質だったため、長い間謎に包まれていたようです。

今でも時々降り落ちる小さな隕石の中には稀にプラチナが含まれているので、驚きですね。プラチナは、「地球外物質」なわけです。

 

 

王族に愛された、プラチナ。

 

古くは古代エジプト第18王朝時代にファラオの装身具としてわずかながら利用されていたりと、鉱脈を発見した人類が長い歴史の中で、プラチナを利用してきました。

現存する最古の白金製品は、ルーブル美術館収蔵の、通称「テーベの小箱」です。これはエジプトのテーベにある女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、紀元前720年から紀元前659年頃のものと思われています。

 

そして1751年。スウェーデンの科学者テオピル・シェファーによってプラチナは学術的に「貴金属」として認められました。

そして1780年代。フランス国王ルイ16世によって、「プラチナは王にのみふさわしい、貴金属」と宣言。華麗なプラチナ製の宝飾品を数多く作らせました。

 

1803年に英国の科学者ウィリアム・H・ウラストンがプラチナの精錬・加工技術を発見。それまで王族や貴族など限られた階級のみに使用されていたプラチナは、産業界へとデビューする事となります。

 

巨大鉱床発見から、最大の産出量を誇る南アフリカ。

 

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プラチナの産出量

 

1924年ドイツの地質学者、ハレス・メレンスキーが、南アフリカのヨハネスブルグ近くで世界最大のプラチナ鉱床を発見。それから現在に至るまで、プラチナ産出量のほとんどが南アフリカです。日本でも僅かですが見つかっています。

 

レアメタルのなかでも特に稀少で、地殻1トンあたり0.001 gしか産出されません。また、原鉱石1トンから約3g(小さな結婚指輪1つ分)しか採取できません。

 

 

金よりも希少価値の高い貴金属、プラチナ。

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有史以来のプラチナの総生産量は、推定約4,720トンで、これは一辺が6m四方の立方体の箱に納まる程度の大きさしかありません。

世界のプラチナの年間供給量は194トンで、金の年間供給量約4,000トンの約1/20です。

トータルでも、金の約1/34しか生産されてないことになります。かなり希少な貴金属な事がご理解頂けたでしょうか。

 

よく「プラチナチケット」などと希少価値の高いチケットについて比喩される事がありますが、これがその所以です。

 

 

 

宝飾品としての、プラチナ。

 

王族のみに許された貴金属から、鉱床の発見により産業で取引されるようになったプラチナは、主にその類い稀なる希少性から古くより宝飾品に利用されてきました。

 

これがブライダルリングと呼ばれる、婚約指輪や結婚指輪に最もプラチナが利用されている所以です。

 

色褪せる事のないその白い輝きは、ダイヤモンドを最も美しく輝かせる貴金属として、貴族はもとより、往年のハリウッドスターなどからも支持されてきました。

 

ゴールドやプラチナはそのままだと柔らかいため、宝飾品としては銅などその他の金属と合金化して利用します。

含有率は千分率を用いて表示されるため、

 

・Pt1000(プラチナ純度100%)

・Pt950(プラチナ純度95%)

・Pt900(プラチナ純度90%)

 

などが存在しています。数値が高ければ高い程プラチナの純度は高く、柔らかくなります。(ネックレスは850がよく利用されます)

 

身につけるものなので、柔らかいと変形してしまいます。そのため、合金化する事で、宝飾品として成り立たせるわけです。

国内のリングの内、ほとんどはPt900です。Pt1000が使用される事はほとんどありません。Pt950が利用されるケースも一部ブランドではありますが、おすすめは、より耐久度が良いPt900とされています。

 

※悪質な業者だとPt100などと表記して、あたかも100%純度と見せるような事がありますので、注意が必要です。

※特殊な加工で強度を実現したPt1000の商品は存在しますが、サイズ直しができないケースが多々あります。

 

 

 

おまけ:化学的に非常に安定したプラチナ。

 

プラチナ

プラチナの希少性は、その産出量などによる所も多いですが、やはり本来の美しさが最大の魅力です。

プラチナは化学的に非常に安定した貴金属であり、金属の中では、白い金色の美しい光沢を持つこと、可塑性や展延性があり膨張率が小さいこと、化学的に極めて安定していて酸化されにくいこと、融点が非常に高いこと、また硝酸と塩酸を混ぜた特殊な酸である「王水」を除いては溶けないこと、などの性質があります。

 

決して色褪せる事のない貴金属プラチナ。歴史上も含め数多くのセレブリティを魅了してきたプラチナ。

その価値についてご理解頂けたでしょうか。

 

今後、同じくジュエリーに利用されているゴールドについてなど詳しくご紹介していきます。

ありがとうございました。

 

 

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