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婚約指輪が、プロポーズプレゼントに適していない3つの理由

婚約指輪と聞くと、多くの方がプロポーズの時にプレゼントする光景を思い浮かべるのではないでしょうか。

大量の広告や映画やドラマなどの露出は強烈なイメージを浸透させます。

 

しかし、いざ自分がプロポーズを計画する際、当然のように婚約指輪を検討されると、たくさんの疑問にぶつかることになります。

強烈なイメージはあっても、実際に婚約指輪はプロポーズプレゼントには適していません。

現代において、指輪でプロポーズするという方法は廃れてきており、少数派になりつつあります。

 

今回の記事では、婚約指輪がプロポーズプレゼントに適していない3つの理由をご紹介すると共に、今だからこそ選ぶべきプロポーズプレゼントや、婚約指輪の贈り方をご紹介します。

 


 

1:指輪のサイズが分からない

 

 

婚約指輪という名前の通り、婚約指輪はダイヤモンドをまとった指輪です。

そして心臓に一番近い、左手薬指へと身に付けます。結婚後は結婚指輪を同じ左手薬指に常時着用するようになりますが、婚約指輪は高価な指輪なので、特別な時などに重ね付けをしていきます。

つまり婚約指輪をプレゼントするということは、彼女の左手薬指のジャストサイズを知らなくてはなりません。

結論から申し上げます。完璧なサイズを知ることは、不可能です。

筆者はジュエリーコーディネーターとして10年のキャリアを持ちますが、それでも恋人の左手薬指の最新サイズなんて知ることは不可能です。

 

よく、彼女にサイズを聞いた。持っている指輪のサイズを計測した。以前に宝石店へ行った際に計測してもらった。

というお声も聞きますが、それが確かな情報であるかは別物です。

 

婚約指輪-エンゲージリング-サイズ

 

なぜなら左手薬指の最新のサイズを知っている女性はほとんどいません。

持っている指輪のサイズは少しゆるいかもしれないですし、きついかもしれません。

事前に宝石店へ行って計測したとしても、指輪のサイズはデザインによっても選び方が変動します。

 

つまりデザインを決めて、それに合わせてサイズも検討しなくてはなりません。

婚約指輪は主張性の高いダイヤモンドが中心にセットされている指輪ですから、重心が外向き。

少しでも緩いとすぐに回転してしまいます。

 

サイズを知ることが不可能に近いのに、指輪でプロポーズなんて、そもそも矛盾した方法なんですね。

 

 

2:好みなデザインが分からない

 

 

婚約指輪のデザイン選びは、根本的にファッションリングの選び方とは異なります。

婚約指輪は価値の高いダイヤモンドをまとった宝飾品。ファッションリングが造形がメインなことに対して、婚約指輪は主役のダイヤモンドをどう見せるかが検討すべき要素となります。

つまり婚約指輪において好きなデザインがどれかは、女性ですら実際に見て検討してみないと分からないものです。

そのためにジュエリーコーディネーターと呼ばれるスタッフがいるのですから。

 

普段のリングのテイストで選んでしまうと、後々に後悔してしまったり。

そもそもファッションリングと婚約指輪は分けて考えたかったり。

プロポーズで指輪をプレゼントするということは、デザインも独断しなくてはなりません。

相手にとってもデザイン選びをする経験が重要なわけですから、決して独断はしないほうが良いです。

 

 

また膨大な事例が答えを示している通り、男性が好む婚約指輪のデザインと女性が好む婚約指輪のデザインは根本的に異なる傾向にあります。

お二人でご来店されてデザイン選定をしても、大抵の場合意見が食い違うからです。

 

二人で選びにいき、彼女にとって最上のデザインを選ぶ。

プロポーズで指輪を贈るということは、そんな大切なイベントも排除してしまうことになります。

 

よく彼女が指輪でのプロポーズにあこがれていて。という言葉も聞きますが、そもそもこの概念までたどり着いていない女性の方が多いです。

指輪でプロポーズでなくても、これらの理由を説明すれば、相手は非常に思いやりを感じてくれるはずですよ。

 

 

3:婚約指輪は一生物である

 

婚約指輪_ダイヤモンド

 

婚約指輪について時々誤解をされているケースがありますが、婚約指輪は婚約期間中のためだけの指輪ではありません。

名称がややこしいんですよね。あくまで婚約記念品として価値の高いダイヤモンドリングを贈るというものです。

つまり婚約指輪という商品というよりは、婚約記念品用に作られた指輪というイメージ。

 

むしろ、婚約指輪は結婚後の方が着用機会が増えていきます。それが本来の婚約指輪です。

よく婚約指輪をつけなくなってしまった。という記事を見かけますが、それは誤解であることが多いです。

好きなデザインでなかったり、結婚指輪との重ね付け相性が悪かったり、サイズが合っていなかったり、そういった理由から着けなくなってしまったケースが大半です。

 

 

もちろん欧米のような社交場が日本には少ないため、婚約指輪などの価値の高いジュエリーを身につける機会は欧米よりも少ない傾向にあります。

しかし毎日身に付けられるから価値があるのではありません。価値の高い指輪だからこそ、頻度よりも質です。

結婚式や授業参観など、大人になればなるほど、フォーマルなイベントは増えていくもの。女性なら1つは価値の高い指輪を持っておくと便利です。

男性でいうところの、しっかりとした時計。というイメージです。

 

婚約指輪は一生物。そして後世へと受け継いでいくことができます。

ジュエリーは形を変えていくこともできるからです。

 

一生大切に持ち続ける婚約指輪。この概念は女性にも余り浸透していないものです。

一生物で、年齢を重ねていった時にも身に着けたいと思える婚約指輪かどうかが重要であり、それらを念頭に置いた上で、選ばなくてはなりません。

プロポーズでそんな宝物を勝手に選んで贈るメリットは、双方にないわけです。

 

 

二人で選ぶを贈る時代になった

 

宝石店-婚約指輪-選び-カップル

 

プロポーズで婚約指輪をプレゼントする方が宝石店やジュエリーブランドにとっては都合が良いですよね。

あまり知識がなくて、確証のないお客様に販売するのですから。コーディネートにかかる時間も少なく、単価のアップもしやすいわけです。

筆者はそんな状態でジュエリーをご提案することに、非常に違和感を感じます。

もちろんその違和感は実際に婚約指輪を購入する方、それをプレゼントされる方というお客様自身が最も感じていたわけです。

 

今や婚約指輪はプロポーズのプレゼントではなくなりました。

未だにCMや広告は箱パカプロポーズの打ち出しから変わっていませんが、実際にはかなり前から婚約指輪はプロポーズで贈らない風潮になっています。

理由はご紹介した通りです。

 

婚約指輪-カラット-エンゲージリング-1カラット

 

 

つまり婚約指輪は、二人で選ぶ時代に。プロポーズは指輪以外の時代になり、そして現在では二人で選ぶをプロポーズプレゼントする時代になりました。

指輪の次に代わるプロポーズプレゼントが、ダイヤモンドプロポーズです。

 

EIKA_FJEC_華やかなプロポーズから理想のリングへリメイク

 

今でこそ、各社各ブランドでも提供を開始していますが、ダイヤモンドプロポーズは非常に優れたプロポーズ方法であり、お二人にとって嬉しい婚約指輪の購入方法です。

ダイヤモンドプロポーズとは、婚約指輪の主役となるダイヤモンドのみでプロポーズし、そのダイヤモンドを元にして二人で婚約指輪のデザインを選ぶ。というもの。

もしくは素材をプロポーズプレゼントして、答えとなるデザインは相手の方が決めるという方法です。

 

ギフトはコミュニケーション。

ダイヤモンドプロポーズであれば、指輪を超えるサプライズから、理想的な婚約指輪までのすべてを叶えます。

ダイヤモンドプロポーズについて詳しくは、詳細記事をご覧ください。

 

ダイヤモンドプロポーズの記事はこちら>

 

 

完璧な指輪でサプライズもできる

 

EIKA_プロポーズ_バラ_サプライズ_苦手_カップル_飾らない

 

筆者は決して指輪でのサプライズを否定しているわけではありません。

ただそれがプロポーズというタイミングで贈るには、あまりにも不適切という事です。

先にご紹介したダイヤモンドプロポーズであれば、完璧な指輪でサプライズをすることができます。

 

まずは、ダイヤモンドでプロポーズ。

そして指輪のデザインやサイズなど仕様確定をしてオーダー。

完成した指輪を秘密裏に受け取って、サプライズ。という流れです。

すでにプロポーズは行っているので、自宅だったり普段のデート先などの場所で十分です。

サイズも好みも完璧な指輪の完成サプライズができます。

こういった工夫をすることによって、最上のプロポーズも、完璧な指輪も叶えることができますね。

指輪でプロポーズなんて採用するメリットはどこにもないのです。

 

ダイヤモンドプロポーズの記事はこちら>

 

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