プロポーズの新常識、ダイヤモンドでプロポーズ
プロポーズといえば、「ダイヤモンドの輝く指輪の箱をパカっと開いて・・・」と皆さんイメージされるのではないでしょうか。そのイメージのままプロポーズをしてしまうと、大きな失敗に繋がるかもしれません。
なぜなら、現代における婚約指輪の常識は、二人で選ぶことだからです。
もし婚約指輪でプロポーズをしてしまうと、サイズを間違ったり、彼女の好みに当てはまらなかったりと、大きな失敗に繋がるリスクの方が高いため、指輪なしでプロポーズすることは常識に近いルールになってきました。
マナーとも言えるかもしれません。そんなプロポーズの新常識となるダイヤモンドプロポーズについてご紹介します。
指輪選びは、二人のイベント
そもそも婚約指輪は、二人で選ぶ。という二人のためのイベントです。
これが映画やドラマなどの描写による影響、宝石店やブランドのCM・広告によって、プロポーズのプレゼントというイメージが強いものとなってしまいました。
しかし婚約指輪は、婚約記念品。後で作る結婚指輪と合わせて左手の薬指に身につけるため、本来であれば二人で選んで、結婚指輪との相性も確かめながら選ぶべき指輪です。
婚約指輪を二人で選ぶという体験は、基本的には一生に一度の特別なイベントであり、先入観やイメージでプロポーズしてしまうと、大きな失敗に繋がりやすいため、注意が必要です。
実際に婚約指輪によるプロポーズのイメージは強いものの、実際に指輪でプロポーズされる方は少数派です。当然のお話で、サイズを決める、デザインを決めるという検討の中で、必然と指輪でプロポーズはできないという判断になるからです。
婚約指輪選びは、二人のイベント。そう考えておきましょう。
プロポーズはきっかけ
プロポーズとは、結婚の申し入れ。つまりプロポーズは結婚におけるきっかけ作りでもあります。
そんな素敵なきっかけに、完成した婚約指輪をプレゼントしてしまっては、本来の意味を発揮できません。完成してしまった指輪は金銭的なリスクはもちろん、相手にとっても断りづらかったり、デザインが気に入らなくても言いづらかったりと、諸刃の剣だからです。
プロポーズは相手からOKをもらって成功してはじめて意味を成します。
プロポーズが成功してから、婚約指輪という形を選ぶ。二人で一緒に選ぶ。それこそが、プロポーズというきっかけの意味とストーリー性を最大限に高めてくれる方法といえるでしょう。
ちなみに筆者は１０年にわたって、ジュエリーコーディネーターの資格を持ち、年間で３００名以上のお客様へと婚約指輪や結婚指輪の提案をしています。
それでも一昨年のサプライズプロポーズでは、婚約指輪を選んでいません。ジュエリーついてはプロを自負していますが、それでも婚約指輪でプロポーズはメリットを感じなかったからです。
相手と二人で選ぶ。それ以上に優れた方法はないわけです。
ダイヤモンドで最高のきっかけを
では本題に入りますが、プロポーズプレゼントの新常識であり、今最も支持されているプロポーズ方法が、ダイヤモンドプロポーズです。
正直、この方法以上に優れた方法は存在しません。
ダイヤモンドプロポーズとは、婚約指輪の主役となるダイヤモンド素材のみでプロポーズをする方法。
ダイヤモンドなのでデザインやサイズは関係ないですし、婚約指輪の目的でもある主役のダイヤモンドでサプライズできるため、一石二鳥です。何よりも、思いに合わせて選んだダイヤモンドという素材から、二人でデザインを決めることができるという配慮が素敵に感じて頂けます。
女性も指輪でプロポーズというイメージは持っていますが、ダイヤモンドプロポーズなら、２度嬉しいため、指輪以上のサプライズを叶えることも。しかも婚約指輪の予算のほとんどを占めるダイヤモンドを先に決めてあるため、二人でデザインを選ぶ際には、あまり予算を気にせずに選べるというメリットがあります。
多くの女性が予算や価格を気にしてしまって、思うように婚約指輪のデザイン選びができないという悩みがありますが、ダイヤモンドプロポーズはそれすら解決してしまいます。（もちろん宝石店やブランドのサービスに大きく影響されますが）
「ダイヤモンドから始まる、二人のウェディングストーリー」、コンセプトも完璧ですよね。
また、指輪を必要としていない彼女にも最適なプロポーズプレゼントとなります。ダイヤモンドプロポーズなら、指輪だけでなく、ネックレスやブレスレットも自由に作ることができます。
プロポーズ後に改めて指輪が欲しくなれば指輪にすれば良いですし、ネックレスやブレスレットという選択肢も選べます。オーダメイドで出来上がってくる婚約指輪は、既成品で購入するよりも、ずっと愛着の湧く指輪になることでしょう。
ダイヤモンドプロポーズはリスクは最小限に、相手の理想は完璧に叶えられるダイヤモンドプロポーズについてはこちらの記事にも詳しく書いているので気になる方は合わせてチェックしてみて下さいね。
指輪をお披露目サプライズしよう
指輪のサプライズは、完全になくなっていくのか。
そんなこともありません。ただ、それがプロポーズの時ではなくなりつつあるだけです。
なぜならダイヤモンドプロポーズによって、完成した指輪でサプライズができるからです。
よく彼女が指輪でのプロポーズに憧れているから、ダイヤモンドではなく指輪でプロポーズしたい。というご要望がありますが、そもそもダイヤモンドプロポーズは完璧な指輪でのサプライズも可能にします。
ダイヤモンドプロポーズしてサプライズプロポーズの第一弾を。そしてお二人で婚約指輪のデザイン選びというイベントを楽しみます。さらに完成した指輪を秘密裏に入手しておき、自宅などでお披露目サプライズができます。
その指輪はサイズもデザインも完璧な指輪。パーフェクトな指輪でサプライズができてしまうんですね。全く指輪でプロポーズするメリットはないと言い切れます。
どれだけの方が、指輪でのプロポーズで失敗し、金銭的にも精神的にも大きな損害を被ったことでしょう。これからの時代は、最上の選択肢を選べる時代です。ぜひ過去の方法から脱却して、新しいプロポーズ方法を選んでくださいね。
プロポーズリングは絶対にNG
最近では、指輪でのプロポーズも叶えながら、ダイヤモンドプロポーズも兼ねるということで、ダイヤモンドが仮セットされたプロポーズリング系の商品が存在します。
前述の通りですが、全くおすすめできません。。それなら自信を持って選んだ正規の指輪でプロポーズして欲しいというのが本音です。
こういったダミーリング（仮の婚約指輪）は、あくまで男性にとってのリスク回避のため。
プレゼントの素敵さは、どんどん失われます。プロポーズという人生においても特別な瞬間のプレゼントが仮だったら、どう思いますか？？
残念な気持ちになりますね。
指輪でのサプライズは、後からできますので、まずはダイヤモンドプロポーズから実践しましょうね。
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