今日はEIKAフラワージュエリーに採用されている、ローズ(バラ)についてご紹介したいと思います。
そのベルベットを思わせる質感、贅沢なフォルムは世界最高級と賞賛され、世界中のセレブリティからも愛されています。
ローズの原産地や素材について
原産地は、南米エクアドル共和国。赤道直下にある熱帯エリアに位置しながら、高い標高によって過ごしやすい気候の国です。
「永遠の春」と呼ばれ、昼は温暖、夜は冷えるまさに春の気候のため、非常に強く美しいローズ(バラ)が咲きます。
そのローズの名は、「AMOROSA(アモローサ)」。愛するという意味です。
世界に一つしかない、希少品種です。
このローズは、エクアドルでは伝説と評されるローズ(バラ)職人によって産み出されました。
ローズは苗から作られます。苗が全て絶えてしまうと、二度と同じ品種を作る事ができません。
この職人さんが他界されてから、苗が失われてしまったのですが、しばらくしてから苗が一つだけ発見される事となります。
見事に苗の再生に成功し、改めて産み出されたのがこのローズなんです。
現在、二度と苗が失われないよう、農園は厳重な管理のもとで運営されています。
EIKAでは、フラワージュエリーの商品開発時、無数にあるローズの品種選定に着手しました。
国内外から様々な品種のローズを試しては、未採用の繰り返し。そこで出会ったローズこそが、このAMOROSA(アモローサ)です。
ダイヤモンドの価値に、ふさわしい価値をもったローズ。
ダイヤモンドの輝きに、最高の華やかさをもたらすローズ。
それはこのAMOROSA(アモローサ)ローズによって最高の選択肢を得る事になりました。
花びらの肉質、全体のフォルム、全てが美しく完璧なローズなんです。
余談ですが、日本でエクアドルのローズが宝石にまで昇華された事により、エクアドル大使とEIKAディレクターとの対談も実現されました。
今後も素晴らしい商品作りに連携していくために、双方から贈答品が渡され、太平洋を超えて紡がれる絆を確かめ合いました。
特別に、大事に育てられるローズ
最高級のローズは、育て方にも特別な工夫が施され、大事に育てられます。
写真は、実際にアモローサが咲いているローズ農園の写真です。
一見写真だと普通の光景に見えますが、実際は茎の長さが数メートルもあります。
この光景はローズの発育過程において、かなり異様です。
なぜなら、ある程度育った段階で摘み取るのが通常の手法だからです。
しかしながらこのローズは育ち切るまで育たせ、エクアドルという最高の土壌を活かした発育手法が採用されているそうです。
恵まれた土壌には栄養素が詰まっており、その栄養素を育ち切るまで吸収させ続ける。この方法によって、大輪で肉厚な最高級のローズが育まれるんですね。
また摘み取られたローズには何百項目もの厳しい検品項目が設けられており、全てをクリアしたローズでなければ出荷されません。
育つ過程で、摘み取られた過程で、厳しい基準をクリアした最高中の最高のローズだけが、世界最高級のローズとして出荷されます。
枯れないローズは、ダイヤモンドと共に永遠の存在に。
そしてこのローズ最大の魅力は、枯れない事。
枯れない?と疑問に思うのも当然です。本来、花は枯れるものですからね。
なぜ枯れないのか。
それは、特殊な溶液を用いてローズを枯れないように加工する手法が用いられているいるからです。
その手法とは、「プリザーブド化」です。
従来、その華やかさを永遠のものに出来ないかと様々な方法が用いられてきました。
最も有名な方法は「ドライフラワー」です。
しかしながらドライフラワーとは、その名の通り花をただ乾燥させて保存する方法のため、見た目や質感はかなり劣化してしまうのが現実でした。 そこで昨今開発された技術こそが、プリザーブド化です。
プリザーブド化とは、1991年にフランスのヴェルモント社が特許保存技術を発表して、フローラルデザイナーたちが利用したことにより広まった手法です。
新鮮な生花を摘み取り、ローズの水を吸い込む力を利用して特殊な溶液を吸い込ませる事で、枯れない花になります。
枯れる事はなく、生きた植物と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがあります。
まさにローズをそのまま枯れずに保管できる、現時点では唯一の保存方法です。
一つ一つ加工しなくてはならなく、さらに溶液は一度きりしか使えないため、非常に手間がかかる手法のため、プリザーブドフラワーは総じて高級品とされています。
このプリザーブド技術と、世界最高級のローズが融合した事で、永遠のダイヤモンドと融合するにふさわしい、枯れない華やかさを極めたローズが誕生しました。
豊富に用意された、極上のローズカラー達
世界最高級の枯れないローズ。
ローズと言えば赤をイメージされるかと思いますが、フラワージュエリーには様々なカラーラインナップが用意されています。
これはプリザーブド化の工程によって、特殊な溶液を吸い込ませるのですが、この過程で内部から着色します。
この技術によって、美しいカラーを最高級のローズで実現する事ができました。
既存コレクションでも10色のカラーラインナップが提供されていますが、お相手のイメージ(好きな色やイメージカラー)に合わせてカラーを選んだり、想いに乗せて(情熱の赤、幸せの青)選ぶ事もできます。
南米エクアドルから、東京へ。
現地で新鮮な状態で採取され、プリザーブド化されたローズは、すぐに専用の飛行機便で日本へと到着します。
さらにここで、EIKA独自の検品項目を設けています。項目はなんと500項目以上。
花びらやフォルムについて、東京のEIKAフラワースタジオにて、さらに厳しく選定します。
一番大きな作業は、花びらを全て一回ばらす事。
プリザーブド化しているため、この作業が可能となっており、到着したローズは花びら1枚1枚に展開され、1枚ずつ検品されます。
項目をクリアした花びらは、フォルムに関する厳しい基準をクリアしながら、EIKAのフラワーデザイナーの手によって、大輪のローズへと生まれ変わります。
最高級の素材。何重にも組まれた、厳しい検品項目。
美しさを極めた、まさに最上級のローズだけがフラワージュエリーに採用され、ダイヤモンドと融合するにふさわしい称号を得ます。
いかがでしたでしょうか。永遠の春の地で育まれた、世界最高級の枯れないローズ。
その美しさと存在感は、きっとプレゼントに最高に華やかなサプライズを演出することでしょう。
フラワージュエリーについて詳しくは、EIKAブランドサイトをご覧ください。
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